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朝青龍が断髪式 アントニオ猪木から遠藤光男まで380名

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 10月3日、両国国技館で第68代横綱の朝青龍の引退断髪披露大相撲が行われた。これまで土俵内外で数多くのトラブルを起こしてきて、引退を余儀なくすることとなった問題児の朝青龍。最後の最後、まげを落として、土俵を去る際に、永田裕志ばりに敬礼ポーズをする失態を演じてしまったが、日本の国技である相撲ファンというよりも朝青龍ファンで埋め尽くされた観衆には、古臭い精神論などどうでもいいのだろう。かつての八百長疑惑や暴力事件のことなど忘れ、「平成の大横綱!」と首を傾げたくなるような声援を送る輩もいたのだから。

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一宮章一、遠藤光男〜こういう面子に注目するのはミルホンネットだけか?
 
 ただ、いくら夜の繁華街で暴れようが、女性問題を起こそうが、熱心なファンやタニマチは多かった。なかなか約380人もの招待客が、まげにはさみを入れる断髪式も珍しい。そのなかには、プロレスラーと紹介された元横綱の曙、亀田興毅、石井慧といったメジャーな格闘家もいれば、国際プロレスの元レフェリーの遠藤光男なんて懐かしい顔も。会場にはジャガー横田も姿を見せていたが、女人禁制の土俵には上がれないので、代わりに夫である木下医師が役割を果たした。

 それにしても約2時間、単なる断髪式を見ているのは非常に疲れるものだ。有名人や格闘家以外はどこぞの企業のお偉いさんなのだから見ていて面白いものではない。そんなこと言っても仕方ないのは承知のうえだが。

 国技館でも断髪式から約2時間後、場所を都内ホテルに移して、引退披露パーティーが盛大に開催された。3千人も入ることができる大会場に、少なく見ても4千人はいたであろう。満員電車状態だった。一部を除きほとんどの客は一枚2万円のチケットを購入して来ているのだから、ざっと見積もっても8千万円がフトコロに入る仕組みとなっている。
 活躍した横綱が引退するときには2〜3億円もの大金が入ると一般的に言われているので、さほど驚くことではないのだが。
 パーティーの中身としてはごく普通。世話になった人たちの挨拶が中心で、これというハプニングはなかった。最も盛り上がった場面は、アントニオ猪木が登場したとき。客がステージ前に大勢集まり出したのである。

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 やることはいつも通りで、闘魂ビンタと1・2・3ダー!! プロレスファンにとっては見慣れたネタだが、この日の客には新鮮に映ったようである。

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 猪木以外に印象的だったのは、会場内のモンゴル人率の高さ。どこの国技のパーティーかわからなくなりそうだった。そして、朝青龍の実兄で元新日本プロレス所属のレスラー、ブルーウルフが一般モンゴル人と見間違うほど痩せていたのにも驚かされた。きっと、モンゴルでビジネスマンとして頑張っているのだろう。

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マゲ姿の最後! 高砂親方と

 とにかく、ありがとう朝青龍、さようなら朝青龍!!

さらなる貴重写真を加えた完全版は『マット界舞台裏10月14日号』に収録します。朝青龍ファンは永久保存資料です!

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2010年10月04日 12:55に投稿されたエントリーのページです。

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