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『UFC on Versus 2: Jones vs. Matyushenko』リアルタイム速報

五味隆典と岡見勇信が参戦することで日本でも話題になっている8月1日に開催される『UFC on Versus 2: Jones vs. Matyushenko』。
アメリカでは無料放送される新ブランドであり、無料である分、PPV大会であるUFC本戦より格下の大会という位置づけであるが、日本ではスカイ・パーフェクトTVでPPV中継されることになっている。

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(C)UFC

※リアルタイム中はリロードしてお楽しみください。

『UFC on Versus 2: Jones vs. Matyushenko』 2010.8.1 アメリカ カリフォルニア州サンディエゴ

メインカード
<メインイベント ライトヘビー級 5分3R>
○ジョン・ジョーンズ
(1R 1分52秒 TKO)
●ウラジミール・マティシェンコ
次代のライトヘビー級王者として期待がかかるジョーンズに対するは、古豪マティシェンコ。ジョーンズはこれに勝てば一気にタイトルマッチの可能性もあり、逆にマティシェンコは生き残りを賭けた戦いになる。
ジョーンズの長いリーチで攻めあぐねるマティシェンコをジョーンズがテイクダウン。そのまま頭を固定してジョーンズは肘連打、あまりに凄い肘の連打にレフリーがストップし、ジョーンズが完勝した。
こういう試合をすれば、上にいけるんだというお手本の様なジョーンズの圧勝劇だった。

<ミドル級 5分3R>
○岡見 勇信
(判定 2-1)
●マーク・ムニョス
これで勝利すればUFC本戦のメインカードも見えるので両者負けられない。ムニョスは横須賀海軍施設生まれ、フィリピン系アメリカ人と、岡見と同じくアジア戦略要員でキャラクターも被っている。
打撃戦は大ぶりのムニョスに対して、コンパクトで的確な打撃でプレッシャーをかける岡見。そしてタックルを待って潰してポイントを稼ぐ岡見、いつもの戦法。2Rにはムニョスの大ぶりパンチが岡見に当たりフラッシュダウンを奪うが、岡見は立て直し、打撃でプレッシャー、タックルを切る戦法で岡見が2-1で判定勝ちした。岡見の消極的ぶりで判定が割れた模様。

<ウェルター級 5分3R>
○ジェイク・エレンバーガー
(3R 2分21秒 TKO)
●ジョン・ハワード
MMAの世界で非常に珍しいジークンドーをベースにもつ(勿論、メインはレスリングだが)ジェイク・エレンバーガーが、ウェルター級中堅、連勝中の黒人選手ジョン・ハワードと対戦。激戦区ウェルター級では1敗すると後退が大きいので共に負けられない。
試合開始と同時にいきなり飛び出してきたエレンバーガーがペースを奪い、ケージに押し込み、テイクダウンにも成功し試合を有利に進める。ハワードも下から仕掛けるもののエレンバーガーに潰され、肘、パウンドの餌食に。2R終盤のエレンバーガーの強烈なパウンドでハワードの左目が完全にふさがってしまう。そのまま3Rもエレンバーガーがテイクダウン、パウンドを叩きこむと、左目の腫れが酷くドクターがチェック。試合続行不可能と判断されドクターストップでエレンバーガーが完勝した。

<ライト級 5分3R>
○五味 隆典
(1R 1分04秒 KO)
●タイソン・グリフィン
この試合で負ければリリース候補とまで言われてしまった五味だが、相手はライト級の実力者グリフィン。グリフィン的にはPRIDE王者だった五味を倒して、再びタイトルマッチに名乗りを挙げたい所だ。
試合はスタンドの展開で、五味はタックルを警戒して低い構え。打撃戦は、ほぼ互角で始まったと思われた刹那、五味の右フックがグリフィンの顎を打ち抜きKO。崩れ落ちるグリフィンを見てレフリーがストップし、五味がKO勝利。
五味はPRIDE時代の様なスカ勝ちして最高のリスタートを切った。


アンダーカード
<ライト級 5分3R>
○ジェイコブ・ヴォルクマン
(判定 3-0)
●ポール・ケリー

<ウェルター級 5分3R>
○マット・リデル
(2R 4分29秒 TKO)
●ダマルケス・ジョンソン

<ライト級 5分3R>
○イゴール・ポクライェク
(1R 2分29秒 チョークスリーパー)
●ジェームス・アーヴィン

<ミドル級 5分3R>
○ブライアン・スタン
(3R 3分10秒 三角締め)
●マイク・マッセンツィオ

<ライト級 5分3R>
○チャールズ・オリヴェイラ
(1R 0分41秒 三角アームバー
●ダレン・エルキンス

<ミドル級 5分3R>
○ロブ・キモンス
(判定 3-0)
●スティーブ・ステインベース

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