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Sportiva Arenaに在りし日のヨンドンを見た・・・ミルホンネット初取材の7月31日「土プロDX」に地元名古屋の観客が見たものとは?

名古屋市のJR中央線「鶴舞」駅より徒歩3分程度、ガード下にSPORTIVA ARENAは存在した。
中京のプロレスファンであれば一度は訪れた可能性のあるその小宇宙では酒を飲みながらリング上の一挙手一投足に歓喜する観客の姿があった。
そう、そこにはあの在りし日の横浜・無国籍屋台ヨンドンの姿を思い浮かべるのは本誌記者だけであろうか。

ゼヴィウスと名乗るマスクマンとタッグを組んだチームでらの高井憲吾はDEPの柴山貴哉&プロレス実験団GUYZのTAKASHI組と対戦した「真夏のタッグリーグ戦」。
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優勝候補であった高井組だったが、でらホフバスターを切り返した柴山に番狂わせのフォール負け!
試合中、柴山の使う「ROCK ON!」という掛け声を茶化したのか、高井が隠し持ったペットボトルの中の水を柴山に浴びせかけ、高井と柴山がガチンコの取っ組み合いをする場面も。
一瞬の逆転フォール負けに納得のいかない高井はレフェリー(元ユーエング・サミー)をボディースラムで叩きつけ、柴山とTAKASHIに向かって叫ぶ。
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「このリーグ戦、優勝狙って来い!決勝戦でお前達をぶっ潰してやるからな!」
受ける覚悟の柴山&TAKASHI組。毎週土曜日の夜に行われるこの「土プロDX」の舞台でより一層自分達をアピールする事が出来るのだろうか?

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イタリア料理店のスポンサードキャラクターであるヤスティーニ&ヒデティーニのバボ・ブラザーズはチームでらの入江茂弘&スポルティーバエンターテイメントのマンモス半田のマンモスズと対戦。
「ヤスティーニ、今日は聞くとこによりますと、マンモスズと対戦らしいですけど、
この世の中に、マンモス何ているわけないじゃないですか!?」
と試合前に語ったヒデティーニ。目の前のマンモスズを見て後ろにずっこけるバボブラ。
「・・・マンモスどころが、ゴリラもいました。」館内の笑いを誘ったバボブラ。
圧倒的存在感のマンモスズ、バボブラの二人を圧殺する場面も見られたが、連携と機動力を駆使したバボブラがヤスティーニのスワントーン・ボムで勝利、勝ち星先行の4点目をマークする。

ヒップホップグループnobodyknows+で紅白歌合戦にも出場経験のあるノリ・ダ・ファンキーシビレサス。
今年4月に行われた「愛・プロレス博」でデビューを果たしたシビレサスの対戦相手は何と格闘探偵団バトラーツの澤宗紀!
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真夏仕様の短く刈り込まれた髪のせいかいつも以上にスピードがあったように思えた澤の攻撃に、シビレサスは防戦一方。
最後は問答無用のシャイニング・ウィザード一発でシビレサスからフォールを奪った澤。
今年1月に発足した今池プロレス(名古屋市今池商店街が主戦場)の開催が近づき、主力メンバーの一人であるシビレサスは自分の甘さを指摘。
あと2週間、毎日血ヘドを吐くまで練習して本番に備える覚悟を観客にアピールした。

名古屋のインディー団体として、ミルホンネットではJWA東海プロレスの存在が目立つが、他でも頑張っている団体があるのだ。
課題としては「名古屋出身で全国どこでもメインを張れるレスラーの出現」。
中京地区のプロレス熱をさらに加熱させる為にはこれが必要なのだ。
プロレスだけではない。総合格闘技や打撃系格闘技についても同じことが言える。
当日午前中に本誌記者が向かった名古屋格闘技ショップの老舗公武堂でも同じ言葉が聞かれる。
中京インディー団体よ、もっと全国に広がり存在感を見せ付けるべきなのだ!!

当日行われた試合の詳細は後日誌面にて掲載致します。お楽しみに!!


■「土プロDX」
2010年7月31日(土)名古屋市Sportiva Arena 観衆45名(満員)

<メインイベント 真夏のタッグリーグ公式戦30分1本勝負>
○柴山貴哉&TAKASHI【ロックオン・マスカッツ 2点】(17分51秒 サムソンクラッチ)●高井憲吾&ゼヴィウス【HOF・BLUE 0点】

<セミファイナル 真夏のタッグリーグ公式戦30分1本勝負>
○ヤスティーニ&ヒデティーニ【バボ・ブラザーズ 4点】(10分26秒 片エビ固め)入江茂弘&●マンモス半田【マンモスズ 2点】 ※スワントーン・ボム

<第3試合 シングルマッチ30分1本勝負>
○澤 宗紀(10分09秒 片エビ固め)●ノリ・ダ・ファンキーシビレサス ※シャイニング・ウィザード

<第2試合 シングルマッチ20分1本勝負>
○佐々木大輔(10分32秒 片エビ固め)●彰人 ※変形リバースDDT

<第1試合 タッグマッチ20分1本勝負>
○影山道雄&近藤蔵人(14分52秒 片エビ固め)焙煎TAGAI&●竹嶋健史 ※左ハイキック

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2010年08月01日 06:41に投稿されたエントリーのページです。

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