« 今週の「マット界舞台裏」は、武藤の長期欠場により両国も満員にならず、窒息寸前の全日プロに迫る! | メイン | 石井慧 ハワイでの総合転向第二戦、勝利を飾る。 »

『UFC on Versus 1: VERA vs JONES』リアルタイム速報

3月21日(日)(現地時間)にコロラド州 オーディアムアリーナで『UFC on Versus 1: VERA vs JONES』が開催される。この『UFC on Versus』はUFCが本大会、UFC FIGHT NIGHT、The Ultimate Fighter Finalesに続く新しいブランドの大会だ。
新たにアメリカのTV放送局VERSUSと契約したので、そこで放送する為に新しく作られた大会であり、これで更にUFCの知名度は広がるだろう。
その初回放送に備えて、超ど級のカードを揃えてきた。

※リアルタイムではリロードしてお楽しみください。

<メインイベント ライトヘビー級 5分3R>
○ジョン・ジョーンズ(アメリカ)
(1R 3分19秒 TKO)
●ブランドン・ヴェラ(アメリカ)
次代のUFC、いや世界のMMAシーンを背負う逸材であるジョン・ジョーンズが、ベテランのヴェラに挑む。世代交代がかかった重要な一戦だ。
簡単にテイクダウンをするジョーンズはそのまま、レスリングベースの選手の攻撃そのものでパウンドを落としてくる。ヴェラは一度はスタンドに戻すも再びテイクダウンするジョーンズ。
ヴェラはUFCでは反則になるペタラーダ(通称ヘンゾキック、グランドで下から相手の顔面を蹴り上げる)をやってしまい注意を受ける。こうなるとヴェラに出来る事がなく、ジョーンズが強烈なパウンド、肘を上から叩きこみ、ヴェラが頭を抱えて亀の体勢になって死に体になった所でレフリーがストップ。ジョーンズが金星をあげた。


<セミファイナル ヘビー級 5分3R>
○ジュニオール・ドス・サントス(ブラジル)
(1R 3分53秒 TKO)
●ガブリエル・ゴンザガ(ブラジル)
共にミルコ・クロコップに勝利したもの同士の対決だが、今後のヘビー級戦線のトップに登るだろう次世代ファイター、サントスに、ここで負ければ大きく後退するベテラン、ゴンザガの共に負けられない一戦。
スタンドでの展開が続き、ゴンザガもキックなどを駆使して戦うも、サントスがペースを掴んできて、最後は強烈な左フックでゴンザガを打ち抜きダウンを奪い、そのまま追撃のパウンドでゴンザガの意識が飛び、レフリーが止めてTKO勝利!サントスはまたしても完全な勝利で連勝記録を伸ばし、ヘビー級タイトルに猛アピールした。この試合内容で勝利を重ねているので、近い将来、タイトルマッチが組まれるのは間違いない。

<ヘビー級 5分3R>
○チーク・コンゴ(フランス)
(3R 1分16秒 TKO)
●ポール・ブエンテロ(アメリカ)
連敗中のコンゴに、他団体で連勝でUFC復帰するも復帰戦で敗れてしまったブエンテロのヘビー級、生き残りを賭けた対決。共にキャラの立った選手だけあり、お茶の間ファンには分かりやすい選手同士の対決だけに、派手な試合が期待される。
いつも通り、金網に押し付けてテイクダウンするコンゴ、そしてコツコツと打撃を当ててくる。その都度、必死でスタンドに戻すも、コンゴが同じ展開でブエンテロを苦しめる。スタンドでもコンゴ有利なので、スタンドで金網に追い詰めテイクダウン、そしてパンチやひざ蹴りで攻めるコンゴにブエンテロは何も出来ない。最後はグランドで亀の状態のブエンテロのわき腹に肘を入れるコンゴの攻撃に遂にブエンテロはタップ。コンゴがTKO勝利を飾った。

<ミドル級 5分3R>
○アレッシオ・サカラ(イタリア)
(1R 3分01秒 TKO)
●ジェームス・アーヴィン(アメリカ)
珍しいイタリア人選手で打撃中心のアグレッシブなサカラにヘビー級からミドル級まで激しく階級を変えてくる中堅ファイター、アーヴィンが生き残りを賭けて対戦する。
試合開始直後、スタンドでの展開でサカラが左のパンチが目の辺りに入り、目を押さえて倒れこむアーヴィン。そのまま追い打ちをかけるサカラをレフリーが止めTKOになるも、アーヴィンがサミングだと抗議を行い試合が中断。放送開始からいきなりハプニングが起こった。しかし、スローなどで協議の結果、サミングではないとされ、サカラのTKO勝利となった。
サカラ、結果的には秒殺勝利ではあるが、ケチがついた試合となってしまった。

UFC%20on%20Versus%201.jpg


アンダーカード
<ライト級 5分3R>
○クレイ・グイダ(アメリカ)
(2R 3分40秒 
●シャノン・グジェルティ(アメリカ)

<ライトヘビー級 5分3R>
○ウラジミール・マティシェンコ(アメリカ)
(判定 3-0)
●エリオット・マーシャル(アメリカ)

<ライト級 5分3R>
○ダレン・エルキンス(アメリカ)
(1R 0分44秒 TKO)
●ドゥエイン・ラドウィック(アメリカ)

<ウェルター級 5分3R>
○ジョン・ハワード(アメリカ)
(1R 2分01秒 KO)
●ダニエル・ロバート(アメリカ)

<ヘビー級 5分3R>
○ブレンダン・シャウブ(アメリカ)
(1R 0分47秒 TKO)
●チェイス・ゴムリー(アメリカ)

<ウェルター級 5分3R>
○マイク・ピアス(アメリカ)
(判定 3-0)
●ジュリオ・パウリノ(アメリカ)

<ライトヘビー級 5分3R>
○ジェイソン・ブリッツ(アメリカ)
(判定 2-1)
●エリック・シャファー(アメリカ)


WOWOW UFC-究極格闘技-

他専門誌では拾えないUFC情報が掲載されているのはミルホンネットだけ!

週刊マット界舞台裏'10年3月25日号 vol.29 UFC on Versus ペドロシアン勝利 月曜TV戦争再び
週刊マット界舞台裏'10年2月11日号 vol.23 UFC109直前生中継事情 善玉エッジ復帰勝利WWEランブル評 Aサワー勝利
週刊マット界舞台裏'10年2月18日号 vol.24 コールマン、ティトと因縁勃発も解雇 SF騒動ウォーカー、カンセコと対戦?
週刊マット界舞台裏'10年2月25日号 vol.25 UFC110直前情報、五味、アブダビ大会 バダ・ハリ復帰戦 ビテッチ・コンバット6直前情報 TNA PPV
週刊マット界舞台裏'10年3月04日号 vol.26 UFN110総括、Bitetti Combat、WWE新番組
週刊マット界舞台裏'10年3月11日号 vol.27 Bitetti Combat6 Strikeforce WEC 47強力対決目白押し

About

2010年03月22日 10:01に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「今週の「マット界舞台裏」は、武藤の長期欠場により両国も満員にならず、窒息寸前の全日プロに迫る!」です。

次の投稿は「石井慧 ハワイでの総合転向第二戦、勝利を飾る。」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。