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今週の「マット界舞台裏」はマイティ井上がノア退団について初めて口を開く!

10.02.04BUTAIURA.jpg 今週の『マット界舞台裏』は季節柄というのもあるが、奇しくも“退団ネタ”が3つ並んだ。
 巻頭のDREAMと吉田道場が接触か?というネタは退団ネタとして括るのは多少無理があるが、そもそもJ−ROCKの國保尊弘代表率いる吉田道場勢がSRC(戦極)を離脱したのが、事の発端なので許してほしい。

 1月28日号に引き続き、蝶野正洋の新日本プロレス退団の続報もお伝えしているが、井上譲二記者は冒頭で1月28日号の記事を一部訂正している。

 というのも、だいぶ前から半ばフリーと同じような契約だった新日プロと蝶野だったため、今回の退団は「たまたまそうなった」くらいのものだと思われていたが、実は予想以上にスキャンダラスな裏側があったことが発覚したのだ。
 2号続けて読めば、蝶野の退団が実は皆さんが思っている以上に大事件だったのかが分かるはずだ。

 さらに衝撃的だったノア退団組の中から、レフェリーを務めていたマイティ井上をキャッチ!

 ノアを退団した現役レスラーたちは、井上記者が1月21日号で報じた通り、フリーのレスラーとして活動を開始。本田多聞と志賀賢太郎は1月31日に新日プロのディファ有明大会に出場した。菊地毅は2月25日にグレートプロレスの新木場大会に出場することが決まっている。

 彼らは今後もフリーとして現役を続けていくのだし、もしかしたらノアから声がかかるかもしれない。そういう意味では退団について、メディアで多くを語ることは難しいだろう。
 その点、井上記者が直撃したM・井上氏は、マット界から完全に去ってしまったため、しがらみがほとんどない。

 国際プロレス〜全日本プロレス〜ノアと渡り歩いてきたM・井上氏ならば、プロレスマニア垂涎のネタを相当持っていると思われる。それだけに、本来であれば専門誌にじっくりとロングインタビューしてもらって、様々なネタを引き出してもらいたいところだが、いまやプロレス専門誌も『週刊プロレス』一誌のみのため、それも難しいようだ。

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 そこで井上記者が現在九州にいるM・井上氏に電話でのインタビューを行った。
 するとM・井上氏からは現状報告はもちろん、いまだから話せる時効話からなにかと話題のノアの裏事情まで次々に飛び出すではないか!

 さらにM・井上氏は一緒にノアを退団することになった選手に対して「若いヤツらは気の毒だよね」と気遣う言葉以外に、思わず「(ノアに対する恨みは)オレはないけど、○○○とか一部の選手はあるんじゃないの?」と実名がポロリ!

 さすがは元『週刊ファイト』編集長だけあって、井上記者もうまいことM・井上氏を“乗せ”、最終的には穏和で知られるM・井上氏の口から「アイツだけは許せない!」という過激発言まで引き出した。果たして、M・井上氏が許せないアイツとは誰のことか? やはり会社を辞めるという出来事の上には、いろいろな事情と感情があるものなのだ・・・

週刊マット界舞台裏'10年2月04日号

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2010年02月01日 01:34に投稿されたエントリーのページです。

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