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2010年初戦に2009年タッグリーグ決勝…新「阿吽」王座はジュリー&マッド! 1・11地下プロレス『EXIT-28 CORE:I』

 1月11日、“一並び”の日に地下プロレスの2010年、闘い初め――。
 地下プロレスの2010年初戦となる『EXIT-28 CORE:I』が11日、地下の聖地・CORE STADIUMで開催された。今戦は前地下王者・澤宗紀のCORE STADIUM初参戦、“超竜”高岩竜一の継続参戦など、陣容がブ厚くなった効果もあったか、新年早々CORE STADIUM空前の動員となる活況ぶり。この日の東京は厳しい寒波が押し寄せ、最高気温わずか6度の極寒状態だったが、場内は選手の激闘と詰めかけたファンの熱気で、Tシャツ一枚でも汗ばむほどの熱風地帯となった。
 
 昨年いつの間にか、当の闘っている選手たちにも知らされないまま開幕した「UNDERGROUND JAPAN TAG LEAGUE 2009」。その決勝戦が、ようやく2010年初戦のCORE STADIUMで実現した。この晴れの舞台に選ばれたのはナイトキング・ジュリー&マッド光一の顔面凶器コンビに、覆面太郎&ロス・フェイスの巨人覆面コンビ。
 試合前、地下プロレスオフィシャルダンサー・Ishtaria(イシュタリア)の手によって、このタッグリーグ覇者に与えられる栄光のベルトが初公開される。…そのベルト、いや、帯は、またしても木彫り! よく見ると帯に刻み込まれたその顔は、一方が口を開いた「阿」(あ)、もう一方が口を閉じた「吽」(うん)の形になっている! このタッグリーグ覇者に与えられるベルトは、ただのタッグチャンピオンのベルトではない。重厚さに満ちた「阿吽の帯」だったのである――。

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 試合は、覆面太郎のメガパワー、ロス・フェイスのスピード溢れる打撃と、巨人覆面コンビの猛攻にジュリー&マッドが青息吐息という展開が続く。
 しかし、前戦12・13『EXIT-25』で富豪2夢路を葬った、ジュリーの必殺ベアハッグが炸裂してから形勢は逆転。最後はベアハッグでダメージを負ったロス・フェイスの腰に、マッドがハーフボストンクラブで畳みかけ大逆転勝利! “顔面凶器コンビ”が2009年タッグリーグを見事制覇、両者に「阿吽の帯」が手渡された。

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 リングアナに「第60回紅白歌合戦出場!」とコールされた紅闘志也。大晦日の衣装をモチーフとした般若の面で登場したが、その口元には「NHK紅白歌合戦」のリボンが…(笑)。今年も元気一杯の紅、2010年初戦は入道を一蹴した。

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 ジョータと小笠原先生、一触即発!? 連勝で波に乗る“ミスター肩固め”日龍をハイレベルなグラウンド戦の末に撃破したジョータが、試合後レフェリーの小笠原和彦に不穏な態度。ジョータはどうやら、小笠原先生が保持するキャプチャー王座奪還にご執心の模様。一方の先生は「フフッ」と微笑するだけの大人の対応。これが王者の余裕か。

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 ついに前地下王者・澤が満を持してCORE STADIUM初登場! “超竜”高岩竜一との地下での邂逅に、喜びを隠しきれない様子だった。2010年も、澤宗紀は地下に生きる!


 今戦の全試合&全イベントの完全詳報は15日発売の『マット界舞台裏』1月21日号にて!
 そして地下プロレス2009年をプレイバックする総集編『別冊ミルホンネット 地下プロレス大全〜誰か教えてくれよ2009〜』(仮題)も近日リリースに向けて鋭意制作中です。しばしお待ちください!


■地下プロレス『EXIT-28 CORE:I』
2010年1月11日(月・祝)開始:18:00
会場:東京・新宿歌舞伎町二丁目『CORE STADIUM』

<第1試合>
○紅闘志也(4分59秒 TKO)●入道

<第2試合>
○ジョータ(9分49秒 羽根折り固め)●日龍

<第3試合>
高岩竜一、○矢野啓太(14分51秒 リバースパイパーホールド)澤宗紀、●三州ツバ吉

<第4試合 UNDERGROUND JAPAN TAG LEAGUE 2009 優勝決定戦>
ナイトキング・ジュリー、○マッド光一(15分00秒 逆片エビ固め)覆面太郎、●ロス・フェイス
※ジュリー&マッド組が優勝と同時に「初代阿吽王者」となる。

※試合はすべて時間無制限一本勝負。決着はKO、ギブアップのみ。


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2010年01月12日 08:03に投稿されたエントリーのページです。

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