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板橋の「草プロレス」団体RAWの2009年最終大会ルポはマット界舞台裏に収録

Radical Athletic Wrestring、略してRAW。
日本中にはこのような「アマチュアプロレス」の団体が数多く存在する。
子供の頃、学校の廊下や体育館のマットの上で「プロレスごっこ」なる遊びを楽しんだ世代の方々ならこの気持ちがおわかりになると思う。
「いつか自分たちが楽しんだプロレスごっこを他の人たちにも見せてみたい」
そんな、純粋にプロレスを愛する気持ち。

ただ、昨今このような行為は非常に危険が伴われているのも事実である。
プロではない、言わば素人がプロの真似事をするのは、体力的・技術的にかなり劣ってしまう。
その為、繰り出す技や受ける側にも無理が生じてしまう。
強引に行ってしまっては人間の急所を痛める事となり、下手をすると大怪我の基。

091209raw.jpg


私が今回このRAWを取り上げたのには意味がある。
一点はメインに組まれたHORISHIこと堀口祐介のアマチュア卒業試合。
12月20日、夢名塾プロレスリングのマットで彼はプロとしてデビューを行う。
彼がRAWで培ってきた集大成をこの試合で魅せてもらう為である。

もう一点、アマチュアプロレスの危険性について先に語ったのにも意味がある。
RAWでの技術面、体力面をサポートする役に、夢名塾プロレスリングの渡辺宏志が関わっているという点である。
このRAWという団体、実は横浜市立大学のOBが結成された団体なのだ。
渡辺が横浜私立大学プロレス研究会のコーチを行った所から繋がっている。
以来、RAWの選手には渡辺の指導が入っているという訳だ。

会場となったのは、小豆沢公園武道場。
うららかな晴天に恵まれ、観客は年内最高である60人を記録したと言う。
闘いの舞台となるのは、柔道場。
私も高校生の時代柔道部に所属していた経緯もあり、この場所でのアマチュアプロレス大会にはどこか懐かしさすら感じるのである。

                  Written & Photo by Daichi-Masaki

以下の大会詳細レポートは、豊富な写真と一緒に『マット界舞台裏12月17日号』にて完全収録されます。お楽しみ下さい。

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2009年12月09日 22:11に投稿されたエントリーのページです。

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