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5月29日W★INGが新木場で復活 トークライブは大盛況

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 3月8日、池袋で開催された茨城清志とミスターポーゴによるW★INGトークライブは、誰もがビックリの大盛況。ナント100名近い熱心なファンが詰めかける騒動となった。
 また、5月29日W★INGが新木場1st Ringで大復活。このため急遽、金村キンタローがサプライズゲストに呼ばれ、自身のXWF、ポーゴさんのWWS、そしてW★INGのトライアングル同盟を宣言。XWFは5月10日の金村の地元、三重大会の開催を発表している。

 トークライブは、公式には8年ぶりの再会となる茨城清志とミスターポーゴの腐れ縁を、司会の週刊プロレス・モバイル鈴木健主幹が突っ込む展開から。
 ミルホンネット刊『ある極悪レスラーの懺悔』を読んだ方には、繰り返しになるエピソードばかりとはいえ、プロレス&ボクシングを両方扱う時代の専門誌記者だったミッキー茨城氏が、国際プロレスの担当だったことから、金網デスマッチなど、独特のアイデア勝負の試合形式のヒントになっていた逸話は、若いファンには興味深いことだろう。
 茨城氏自らが現在話題のバーン・ガニアに世話になった話をしていたが、これはマット界舞台裏3月12日号の井上譲二記者の証言とも一致するところだ。

 また、このブログ欄【W★ING茨城清志は生きていた! 東京ミッドタウンで捕獲】でも既報の通り、『ある極悪レスラーの懺悔』には最初のロスでの出会いにカメラのケースには日の丸が貼ってあったと記されているが、茨城氏によれば「いくらなんでも日の丸をつけるほどの愛国者じゃないよ!」との話が繰り返されている。ただし、茨城氏の女子プロレスラー、カンザスのべティ・ニコライへの失恋騒動については、ポーゴさんが「肉体関係まであった」と聴衆を前に暴露、「そんな話はない、カット、カット!」と大慌ての茨城氏の否定場面が以下の写真になる。
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 W★INGのエピソードの数々は、『ある極悪レスラーの懺悔』第15章にも詳細されている通り、松永光弘ではなく当初はアイスマン(リッキー・サンタナ)が飛ぶハズだったが、いざ後楽園ホールのバルコニーに上がってみると「や〜めた!」。茨城氏は「だって、危ないでしょう」と述べると詰めかけたファンがどっと沸く。しかし結局は、「ヘッドハンターズが受けるから大丈夫でしょう」となるわけだ。
 もっとも、バルコニーダイブを成功させて伝説になった松永だが、トップロープからのダイブには失敗して骨折。その前に頭から灯油をかけて、ポーゴさんが燃やした危険な事件については、「やりすぎだった」と反省。確かにあの時、松永の金髪が燃えていた。そんな伝説のシーンを収録したのが、クエストから発売中のDVD『W★ING伝説VOL.1 暴虐のラプソディ[狂詩曲]』というわけである。

 ほかにも、ジェイソンことポーゴさんのプエルトリコでのパシリだったラフィのギミックは、映画ハロウィンを見て考案したもので、アンダーテイカーよりも早いと自慢すると拍手が飛んでいた。
 「100万光年早い」のフレーズは、ポーゴさんが新日本プロレス参戦時に、リングアナウンサーの田中ケロと「お前10年早い」とやりあっていたら、「新日に戻ってくるのが10年遅い」と揶揄されたことに腹を立てたのが名言の誕生秘話だという。

 W★INGを辞めた経緯は『ある極悪レスラーの懺悔』がもっとも詳しいが、最後の月給が30万円だったか40万だったかで揉める茨城氏とポーゴ。「俺様が辞めて残念だったなぁ!」と返せば、聴衆が前にいるのにヒソヒソ話を始めてしまう茨城氏と、らしさ全開だ。鈴木記者からも、「失踪しないで下さい」「逃げないで下さい」と、さかんに突っ込まれていた。

 ポーゴさんは、絶対の自信作『評伝ブルーザー・ブロディ 超獣の真実〜暁に蘇れ』の発売を宣言。いよいよ究極のブロディ本がミルホンネットより登場する。作家としての真価が問われることになるだろう。

3・8ミスター・ポーゴ&茨城清志トークショー開催3時より
評伝ブルーザー・ブロディ 超獣の真実〜暁に蘇れ

 

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2009年03月08日 20:33に投稿されたエントリーのページです。

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