4月2日（土・現地時間）中国・広東省深セン市で開催された中国のキックイベント『GLORY of HEROES』に日本からWPMF世界ミドル級王者T-98（たくや）、野上勇介、香港在住で試合をこなす元WPMF世界スーパーフェザー級王者・中村敏射が参戦するも3選手とも敗退。2014年10月11日の「K-1 WORLD MAX」でブアカーオと対戦し、優勝したエンリコ・ケール（ドイツ）が中国の少林拳人気ファイター・イー・ロンに判定負け、タイの強豪・ジョムトーン・チューワッタナもチュー・ジェンリャンに延長で判定負けという波乱もあった。ホームタウンだからという見方もあるが中国選手のレベルも上がっているのも証明された。

■『GLORY of HEROES』
日時　2016年4月2日
場所　中国広東省深圳市

＜70kg　3分3Ｒ＞
○ジーシャン・アダイ/吉祥阿呆（中国）
　判定
●T98（日本）

T98はハイキックでダウンを奪われ、追い上げるもダウンポイントを覆すには至らなかった。

＜70kg　3分3Ｒ＞
○ジョシュ・ジョンシー（カナダ）
　3RKO ※左ハイキック
●シュー・イェン/徐琰（中国）

中国「英雄伝説」の人気選手・シュー・イェンは3RハイキックでKO負け

＜67kg　3分3Ｒ＞
○チュー・ジェンリャン/邱建良（中国）
　延長判定
●ジョムトーン・チューワッタナ（タイ）

＜63kg　3分3Ｒ＞
○デン・ズーチー/邓泽奇（中国）
　1RTKO2分43秒 ※フック連打
●ヨアン・マヌエル・リケ（コロンビア）

＜71kg　3分3Ｒ＞
○イー・ロン/一龙（中国）
　判定
●エンリコ・ケール（ドイツ）

イー・ロン勝者の裁定アナウンスに驚くエンリコ・ケール

＜63kg　3分3Ｒ＞
○ウェイ・ルイ/魏锐（中国）
　1RKO1分12秒 ※右飛び膝蹴り
●中村 敏射（日本）

昨年2015年12月5日武林風『2015WLF武林風世界拳王争覇戦in鄭州』でタイの強豪パコーンもやぶり63㎏トーナメント優勝を果たしたウェイ・ルイが中村を飛び膝でKO

＜85kg　3分3Ｒ＞
○アレックス・ペレイラ（ブラジル）
　判定
●イスラエル・アデサンヤ（ニュージーランド／中国）

＜68kg　3分3Ｒ＞
○ティエ・インホア/铁英华（中国）
　判定
●ファビオ・ピンカ（フランス）

＜60kg　3分3Ｒ＞
○コン・ロン/孔龙（中国）
　判定
●野上 勇介（日本）

電子書籍版は金曜8日発売『週刊ファイト4月14日号』に収録されました。
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