7・20「NJKF 2015 5th」テヨン×石井達也のインタビュー

「NJKF 2015 5th」(7月20日、東京・後楽園ホール)では、2月大会のニモvsHIROYUKI戦に続き、テヨンvs石井達也のNJKFvs新日本キックボクシング協会交流戦が行われる。NJKFが誇る激闘ファイター・テヨンが、キャリアに勝る新日本キックの元王者を迎え撃つ。

■テヨン
――新日本キックからの刺客・石井選手との対戦が近づいてきました。
テヨン 相手は新日本キックの強い選手で、まさかやるとは思っていなかったので最初はビックリしました。
――対戦を予想する相手ではなかったと。
テヨン 石井選手はライト級ですし、“この人とはやるんだろうな”っていうことは考えもしませんでした。でも新日本キックは当日計量なので、上に1つ(階級を)上げるのがちょうどいいぐらいで、それで今回決まったのかなと思いました。前回ニモさんが藤本ジムのHIROYUKI選手と試合をして今回になるので、藤本ジムとキングジムがまた戦うという構図もあって、特に僕は気にしていないんですけど、負けっぱなしは嫌だなっていうのももちろんあるので、勝っていい方向に行ければと思います。挑戦者の気持ちで行きます。
――石井選手の試合はご覧になっていますか?
テヨン サウスポーなので、そこら辺の対策を多めに練習しています。ただ、サウスポーにはあんまり戦績よくないんですよね(苦笑)。なので、何とかそこを払拭する試合になればと思います。やってみないと分からない点も多いんですけど、向こうの左を警戒しつつ、僕の攻撃が当たるよう練習しているので、そこが試合でハマればと思います。石井選手はものすごくキャリアがあって強い選手だと思っているので、自分からぶつかって、3Rしかないので自分で展開を作っていけるよう、面白くできるよう頑張りたいです。
――テヨン選手はそういった挑戦者の、挑む気持ちで行った方がいい試合が多いですね。
テヨン 今年は2回しかやってないですけどまだ負けていなくて、なるべく今年は負けたくないので、ここはすごく難関だと思ってますけど、しっかりクリアして次に進みたいです。今年はWBCムエタイ日本王座の防衛戦があると言われているので、負けるといろいろ言われちゃうし、防衛戦にもしっかり繋げたいと思ってます。

■石井達也
――キャリアの長い石井選手ですが、他団体のリングは初となりますか?
石井 そうですね、もう完全に初めてです。以前海外とかでやったことはあるんですけど、今回は協会を代表して出る形でもあるので下手な試合はできないし、逆に協会での試合よりアウェーで燃えてます。モチベーションはすごく高いです。テヨン選手もNJKFの看板選手なので、すごく楽しみです。
――試合はご覧になっていますか?
石井 動画を見たんですけど、ほとんどKO勝ちばかりしてるからすごく強い選手だなと思って、似たような選手・タイプの選手とスパーリングをして、対策を考えながらやってます。
――印象はどうでしょう?
石井 スピード・キレがあって、なおかつパワーもある。戦ったら厄介そうだなっていう感じです。僕は今までライト級で戦っていて、今回がスーパーライトに上げて3回目の試合なんですけど、ああいうタイプでもう少し小さい感じの人とはやったことがあるんですけど、テヨン選手ぐらい大きくて、あれぐらいパワーがある人は初めてかもしれないです。
――ライトからスーパーライトに階級を上げて、何か違いは感じられますか?
石井 ライトの時はほんと減量でパワーが出なくて、試合中も練習でできた動きができなかったりっていうことが多かったんですけど、スーパーライトに上げて体はすごく動くようになりました。今回は前日計量だし64kg契約なので、減量はそんなにキツくないと思います。
――どんな試合になるでしょうか。
石井 テヨン選手はおそらくパワーで来て、技術vsパワーっていう感じの試合になると思います。もちろんテヨン選手も技術はありますけど、そういう構図になるのは予想がついているので、その技術とパワーの試合を見てほしいです。
――改めて最後に試合の意気込みをお願いします。
石井 今回はほんと新日本から殴り込みみたいな感じなので、すごく燃えてます。アウェーですけど、ひと暴れしてやります。

■ NJKF 2015 5th
日時:07月20日(月) 開始・17:00
会場:東京・後楽園ホール

<第11試合 WBCムエタイ世界スーパーフェザー級タイトルマッチ 3分5R>
梅野源治(PHOENIX/王者、ルンピニー9位)※初の防衛戦
vs.
ペットプーンチュー・ソー・ソンマイ(タイ/5位、ラジャダムナン4位)

<第10試合 64kg契約 3分3R>
テヨン(キングジム/WBCムエタイ日本統一スーパーライト級王者)
vs.
石井達也(藤本ジム/元新日本ライト級王者)

<第9試合 58kg契約 3分3R>
笹羅 歩(笹羅ジム/WBCムエタイ日本統一フェザー級王者)
vs.
八神剣太(レジェンド横浜/J-NETWORKフェザー級王者)

<第8試合 57.5kg契約 3分3R>
MOMOTARO(OGUNI GYM/NJKFフェザー級王者)
vs.
TAaaaCHAN(PCK連闘会/INNOVATIONフェザー級王者)

<第7試合 57.5kg契約 3分3R>
阿羅斗(E.S.G/NJKFフェザー級1位)
vs.
拳士狼(冶政館ジム/新日本フェザー級4位)

<第6試合 NEW JAPAN WARS II スーパーライト級挑戦者決定トーナメント一回戦 3分3R(延長1R)>
嶋田裕介(Bombo Freely/NJKF 1位)
vs.
マリモー(キングジム/NJKF 2位)

<第5試合 NEW JAPAN WARS II ウェルター級王座決定トーナメント一回戦 3分3R(延長1R)>
山崎遼太(OGUNI GYM/NJKF 2位)
vs.
TETURO(GRABS/NJKF 6位)

<第4試合 NEW JAPAN WARS II ライト級挑戦者決定トーナメント一回戦 3分3R(延長1R)>
畠山隼人(E.S.G/NJKFスーパーライト級3位)
vs.
一輝(OGUNI GYM/NJKFスーパーライト級4位、元ライト級王者)

<第3試合 NEW JAPAN WARS II フライ級挑戦者決定トーナメント一回戦 3分3R(延長1R)>
大槻直輝(OGUNI GYM/NJKF 3位、元WBCムエタイ日本王者)
vs.
ガンジー丈(笹羅ジム/NJKF 9位)

<第2試合 NEW JAPAN WARS II フェザー級挑戦者決定トーナメント一回戦 3分3R(延長1R)>
弁慶崇利(VERTEX/NJKF 5位)
vs.
関根“gaia”朝之(OGUNI GYM/NJKF 7位)

<第1試合 60kg契約(肘無し) 3分3R>
HIROSHI(新興ムエタイジム)
vs.
大月慎也(冶政館ジム)

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