(C)Absolute Championship Berkut
2月16日(現地時間)にロシア・クラスノダールで『ACB 80: Burrel vs Tumenov』が開催された。
このアブソリュート・チャンピオンシップ・ベルクートはロシアの総合格闘技団体。団体名のベルクトはコーカサスで尊敬されている鷲の名前から取っている。2012年から精力的に大会を開催してきたMMA団体で、ロシア人同士だけではなく、ロシア勢が(ロシアから見て)海外勢と対戦するカードも多く組まれる国際的な大会だった。しかし、最近はチアゴ・シウバ、ポール・ブエンテロ、マイク・カイルという世界的に有名な元UFCファイターと契約し、ロシア対世界ではなく、ワールドワイドなMMA団体となり、世界各国での大会開催を発表。2017年1月には遂にアメリカ進出も果たした。
今大会は元UFC選手同士の対戦がメインイベントとなった。アメリカントップチーム所属のロシア人戦士、アルバート・トゥメノフとストライクフォース、UFC、ベラトールと渡り歩いたナフション・バレルの対戦で両者は現在、ACBを主戦場にしている。試合はアルバート・トゥメノフが判定勝ちして、ACBの定番となっているロシア対世界対決は、このメインだけなく、他の試合もロシア勢の勝率が高いという形になった。しかし、今大会は、なんと全試合、判定決着という、いつもは一本やKOが多いACBにしては珍しい結果となった。また日本の水垣偉弥も参戦したが、ムラッド・カラモフに判定で敗れている。
■ ACB 80: Burrel vs Tumenov
日時:2018年2月16日(現地時間)
会場:ロシア・クラスノダール
<ウェルター級>
○アルバート・トゥメノフ(ロシア)
判定 3-0
●ナフション・バレル(米国)
<ライト級>
○アリ・バゴフ(ロシア)
判定 3-0
●レアンドロ・シウバ(ブラジル)
<キャッチウエイト>
○イブラヒム・チュチュガエフ(ロシア)
判定 3-0
●イゴール・シヴィリ(カザフスタ)
<ライト級>
○シャミル・ニカエフ(ロシア)
判定 2-1
●タイガー・サルナフスキー(ロシア)
<バンタム級>
○ムラッド・カラモフ(ロシア)
判定 3-0
●水垣偉弥(日本)
<ライト級>
○トニーニョ・フリア(ブラジル)
判定 3-0
●イスラム・マコエフ(ロシア)
ICYMI:
#ACB80 Weigh Ins took place yesterday. pic.twitter.com/n0q9u7oF7y— #ACB80 (@ACB_League) 2018年2月16日
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