デイビー・リチャーズが極悪非道!TNAインパクト・レスリング


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 2月16日(現地時間・放送日)に放送された『Impact Wrestling』は、番組冒頭でタッグパートナーとして長年活躍してきたデイビー・リチャーズに2017年2月9日放送回で裏切られたエディ・エドワーズがリングに登場、リチャーズを呼び出した。するとリチャーズの妻であるアンジェリーナ・ラブ、そしてリチャーズ本人も登場した。怒り狂うエドワーズはリチャーズを挑発し、遂に2人は激しい殴り合いとなり、大勢のセキュリティーがなんとか制するという大騒動となった。エドワーズはメインでリチャーズとストリートファイトマッチで戦わせろとアピールし、メインで決着をつける事になった。試合は凶器何でもなり激しい展開となり、ラブから椅子を手渡されたリチャーズがエドワーズを叩きのめす。更に椅子で滅多打ちにしろとラブがリングに上がり、指示すると、そこに助けに入ったのが、エドワーズの妻ウエスリーだった。しかし、ラブが今度はウエスリーを捕まえ手錠でロープに固定し、リチャーズに椅子で殴る様に命じたのだった。妻のピンチにエドワーズが覆いかぶさって庇うが、リチャーズはエドワーズを椅子で滅多打ち。完全に失神しているエドワーズを見て止めようとするレフェリーにラブがキック。そしてラブがカウント3を数え、リングは完全にリチャーズとラブの極悪夫妻に支配された形となった。

 またティフアナで行われたメキシコのインディー団体クラッシュの大会にマット・ハーディ、ジェフ・ハーディが遠征した様子も放送された。この大会はコナンが主催する団体なので、TNAのオーナーがアンセムに代わり、裏方として呼び戻されたTNA創始者ジェフ・ジャレットとコナンが蜜月関係故にこうした企画が出来たのだろう。マットとジェフは、この大会のメインでフービー、スペル・クレイジーの保持するクラッシュタッグ王座に挑戦。マットのツイスト・オブ・フェイトからジェフのスワントーンというハーディーズフルコースでフォールを奪って新王者に輝いた。会場は敵地であるにも関わらずハーディーズに大声援が飛んでいた。
 更に、前王者エドワーズに勝利した現TNA世界ヘビー級王者であるボビー・ラシュリーがリングに上がると、とんでもない事件が起こった。それは、MMAファイターであり元UFCヘビー級王者であるジョシュ・バーネットが現れてラシュリーに挑戦を宣言したのだった。ラシュリーもMMAもプロレスと並行して行っているが、バーネットはUFCと契約、ラシュリーはベラトールと契約している為、現時点ではMMAで対戦は不可能。それがプロレスのリングで対戦、2017年2月23日放送回で実現する事が正式発表された。

■ TNA Impact Wrestling 
日時:2017年2月16日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ・フロリダ州オーランド

<ストリートファイトマッチ>
-デイビー・リチャーズ
 ノーコンテスト
-エディ・エドワーズ

<シングルマッチ>
○ブルック
 ピンフォール
●シエナ

<クラッシュタッグ王座タイトルマッチ>
○マット・ハーディ、ジェフ・ハーディ(挑戦者)
 ピンフォール
●フービー、スペル・クレイジー(王者)

<シングルマッチ>
○ジェシー・ゴッターズ
 ピンフォール
●エディ・キングストン

<タッグマッチ>
○ブランディ・ローデス、ムース
 ピンフォール
●ローズマリー、クレイジー・スティーブ

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