ジョニー・ムンドが王座防衛！AAA『ゲラ・デ・ティタネス2017』

(C)AAA

　1月20日（現地時間）にメキシコ・メキシコシティでAAA『ゲラ・デ・ティタネス2017』が開催された。
　この大会はメキシコの2大メジャー団体のAAAが新春に開催するビッグイベントで新年最初になるため、2017年を占う重要な大会となっている。メインでは、ジョニー・ムンド（ジョン・モリソン）が保持するAAAラティン王座の防衛戦をペンタゴンJr.相手に行った。憎きアメリカからの侵略者であるモンドに王座を奪われたままになっており、AAAとしてはペンタゴンJr.に何としても王座をメキシコに取り返して欲しいところだ。しかし、試合は、ムンドのセコンド、猛女タジャが乱入し、ペンタゴンJr.を蛍光灯で強打。これでムンドがフォール勝ちして王座防衛を果たした。試合後にペンタゴンJr.と同じくロス・ペロス・デルマールのダガが挑戦を表明したが、この大会後にペンタゴンJr.、ダガ、そしてエクトール・ガルサJr.がAAA離脱を宣言して大騒ぎになっている。
　セミファイナルでは抗争を続けるサイコ・クラウンとドクトル・ワグナーJr.が6人タッグで激突。サイコは、仲間であるモンスター・クラウン、マーダー・クラウンに裏切られててしまい、彼らはサイコのライバルであったパガノと合体した。更に、パガノはワグナーJr.とも手を組んだ上に、サイコの妹のゴヤ・コングまで、ワグナーJr.と合体し、サイコは完全に四面楚歌になってしまった。今大会では一応テクニコ同士という事でラ・パルカ、エル・テハノJr.と組んではいるが、モンスター、マーダー、コングらの乱入を恐れながら戦うという苦戦必至だ。案の定、試合にはモンスター、マーダーが乱入し、サイコは絶体絶命。最後はワグナーJr.がボードの上にス―プレックスでサイコを仕留め勝利となった。
　更に金網マッチが行われ、最後まで金網脱出できなかったアエロスター、スペル・フライが負け残りになった。この2人は次回ビッグマッチ「レイ・デ・レイジェス」でマスカラ・コントラ・カベジェラ（敗者、覆面剥ぎ、髪切りマッチ）を行う事になってしまった。

■　AAA ゲラ・デ・ティタネス2017
日時：2017年1月20日（現地時間）
場所：メキシコ・メキシコシティ

＜AAAラティン王座タイトルマッチ＞
○ジョニー・ムンド（王者）
　ピンフォール
●ペンタゴンJr.（挑戦者）

＜6人タッグマッチ＞
○ドクトル・ワグナーJr.、エル・メシアス、パガノ
　ピンフォール
●サイコ・クラウン、ラ・パルカ、エル・テハノJr.

＜AAAクルーザー級王座タイトルマッチ＞
○イホ・デル・ファンタズマ（王者）
　ピンフォール
●エクトール・ガルサJr.（挑戦者）

＜金網戦＞
負け残り　アエロスター、スペル・フライ
参戦選手
アルヘニス、アンヘリコ、オーストラリアン・スーサイド、カルタ・ブラバJr.

電子書籍版は週刊ファイト2月2日号に収録されます。

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