2026年池袋金曜怪談噺!みぶ真也-稲森誠

 今年8月より始まった“池袋金曜怪談噺”
 開催場所は 古民家カフェcafe高橋べっ甲製作所(豊島区西池袋2-29-22)
 初回は8月21日、出演者は衣織、岩ゲント、線六本の3名!
 一週間後の28日開催された第二回に行って参りました!


 今年の猛暑から解き放たれたような一日、池袋駅メトロポリタン口から歩いて数分のcafe高橋べっ甲製作所へ。
 この不思議な名前の由来、実は元々天皇陛下の眼鏡も担当する宮内庁御用達のべっ甲眼鏡縁の製作所だったとか。光栄な名前をそのまま残してのカフェである。
 夕方の部が始まる。主催者である松本格子戸の快調なしゃべりが客席を暖め、まず怪談俳優みぶ真也の登場。身近に起きた不思議な話、仕事先の放送局で出会った幽霊話がさらりと語られる。

 続いて、シアターOM主催の稲森誠の語る怪談。戦慄の体験を繰り返し警察から二枚の表彰状を貰った男のお話。賞状を授与されようとも、こんな経験を繰り返すのはごめんだと震えあがった。

 夜の部、みぶが語るのはかつての職場の先輩を襲った怪異譚。伝説の妖魔の呪いが、現在も生き続けているらしい。
 さらに、霊が“見える”ことを知った稲森自身の体験談、拝み屋から「普通の人は一緒に二回霊と出会う。お前は、無制限に出会う」などと脅され、最後には反目していた父親の意外な秘密を知る。

 時季外れの涼しさの中で始まった怪談噺、夜が更けるにつれ体感温度はどんどん下がって行った。
 これからは、季節に関わりなく恒例の行事にしていきたいと松本は語る。また、怪談界に新たなレジェンドが幕を開けたようだ。

(文中、敬称略)

          文責:マーシャル・マツダ(怪談レポーター)