[週刊ファイト09月10日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼マリーゴールドGP開幕が熱い岩谷麻優と南小桃-復活への執念の闘い
photo:いとぞう by buffy0628 スープレックス豪編
・憧れの岩谷麻優追った南小桃 復活果たした岩谷と夢の対角線に立つ
・「憧れ」が「対戦相手」になった瞬間 南小桃に新しい目標が生まれた日
・ウルフ軍から続く師弟の絆 CHIAKIが師匠・野崎渚超えに挑んだ初戦
・青野未来と松井珠紗 前年開幕戦から続く因縁は15分でも決着せず
・こうきvs.ごちか tWin toWerの相棒が過去4戦の因縁を懸けて激突
・先輩後輩から宿命のライバルへ ビクトリア弓月 桜井麻衣再び撃破
・すべてを変えた2025年両国UN王座戦 弓月が桜井からベルト奪取
・「大切な後輩」と「ベルトを奪いたい挑戦者」 調印式で弓月が桜井急襲
・Cブロック初戦で王者と元王者が再び激突 互いの手知り尽くした攻防
・「育てた後輩」に追い越された桜井麻衣 育てる側から追う側になった
・弓月 岩谷麻優 野崎渚 天麗皇希白星 青野未来と松井珠紗時間切れ
■ DREAM✴︎STAR GP2026
日時:8月28日(金)
会場:東京・後楽園ホール
憧れの岩谷麻優追った南小桃 復活果たした岩谷と夢の対角線に立つ

この一戦には、南小桃にとって特別な意味があった。その原点は、まだ彼女がスターダムの練習生だった2023年までさかのぼる。南は2023年1月にスターダムのプロテストに合格。同期には現在もスターダムで活躍するHANAKOと、さくらあやがおり、同年2月の後楽園ホール大会では3人揃ってリングに上がり、ファンにお披露目された。
当時19歳だった南には、2023年3月25日の横浜武道館『NEW BLOOD Premium』で、葉月を相手にデビューすることも決定していた。ところが、デビュー直前の練習中に腰を大怪我。
治療のためデビューは延期され、精神的にも追い詰められた南は「もうプロレスをやめよう」一度は決断。故郷の福岡へ戻ってしまった。
その南を再びリングへ向かわせたのが、岩谷麻優だった。テレビや映像で岩谷のプロレスを見るうちに、「やっぱり私はこの人のようになりたい」「この人のいるリングに立ちたい」という思いが再燃。その後、ロッシー小川氏に直談判し、マリーゴールド1号生として再出発することになる。つまり南にとって岩谷は、単なる憧れのレスラーではない。
一度プロレスを諦めた自分を、もう一度リングへ引き戻した存在。そんな岩谷自身も、この夏は負傷との戦いを強いられていた。足の親指を骨折。大田区総合体育館大会の時点では、まだ完全にはつながっていなかった。それでもリングに立ち続けていた岩谷だったが、8・28後楽園を迎える頃には、ようやく骨折箇所がつながった。
「治ってからリングに立つ」のではなく、負傷を抱えながら戦い続け、ようやく復調した岩谷。
その復活のタイミングで、対角線に立ったのが、自分を目標にして再びプロレスを目指した南小桃だった。まさに、「再起した者」と「再起を決意させられた者」の邂逅である。試合では岩谷が経験と技術で主導権を握る。しかし南も臆することなく食らいつく。
憧れの存在を前にしても、ただ見上げるだけでは終わらない。南は真正面から岩谷へ向かい、自分がここまで歩んできた3年間をぶつける。岩谷も南の攻撃を受け止めながら、最後はトップレスラーとしての厳しさを見せる。11分35秒、ドラゴンスープレックス・ホールド。岩谷が南を下し、DREAM★STAR GP初戦を白星でスタートさせた。
【試合結果】
<第0試合 15分1本勝負>
○越野SYOKO
4分31秒 バックドロップホールド
●ザ・レディAI
<リーグD公式戦>
○瀬戸レア
10分18秒 リバースウイングホールド
●橘渚
<リーグD公式戦>
○心希
5分13秒 ローリングエルボー⇒片エビ固め
●メガトン
<リーグA公式戦>
○山中絵里奈
5分47秒 MDMA⇒片エビ固め
●アリア・ジェームズ
<リーグC公式戦>
○ハミングバード
8分24秒 リングアウト
●ダイアナ・ストロング
<リーグB公式戦>
○ミラ・シュミット
5分29秒 スタンディングギロチン⇒片エビ固め
●石川奈青
<リーグA公式戦>
○翔月なつみ
8分49秒 逆片エビ固め
●山﨑裕花
<リーグB公式戦>
○野崎渚
10分46秒 ノアールランサーハイ⇒片エビ固め
●CHIAKI
<リーグB公式戦>
○岩谷麻優
11分35秒 ドラゴンスープレックス
●南小桃
<リーグA公式戦>
△青野未来
時間切れ引き分け
△松井珠紗
<リーグD公式戦>
○天麗皇希
11分23秒 ラリアットを切り返し⇒エビ固め
●後藤智香
<リーグC公式戦>
○ビクトリア弓月
11分10秒 クロスアームスープレックスホールド
●桜井麻衣