ニック・ネメス王座防衛サーズデーナイトTNA iMPACT!

(C)TNA

 8月13日のTNA「サーズデーナイトiMPACT!」は、ペンシルベニア州フィラデルフィアのリアコウラス・センターから放送。8月23日の「Lockdown」を目前に控え、各タイトル戦線が大きく動いた。

 オープニングではリッキー・ソーサとブライアン・マイヤーズが対戦。ベア・ブロンソンの介入やTNA Xディビジョン王者セドリック・アレクサンダーの動きも絡む中、レオン・スレーターがマイヤーズのタイトル使用を阻止。最後はソーサがヘッドショットを決めて勝利した。

 試合後、レオン・スレーターはセドリック・アレクサンダーを改めて非難。数週間前にアレクサンダーから直接ピンフォールを奪ったにもかかわらず王座挑戦を拒否されているとして、LockdownでのXディビジョン王座戦を要求した。

 アレクサンダーは要求を受諾したものの、スレーターが敗れた場合は「Xディビジョン王者としての記録を会社から抹消する」という厳しい条件を提示。スレーターはこの条件を受け入れ、王座だけでなく自身の実績まで懸けた一戦が決定した。

 6人タッグでは、リッチ・スワン、BDEの謎のパートナーとしてトレイ・ミゲルが登場。約4カ月ぶりの復帰戦となったミゲルは、ムスタファ・アリ、スペシャル・エージェント0、ジョン・スカイラーのオーダー4と対戦した。

 終盤、ミゲルがスカイラーにスコーピオンキックからライトニングスパイラルを決めて3カウント。復帰戦を勝利で飾った。しかし試合後、スペシャル・エージェント0がミゲルを背後から襲撃。チョークボムを浴びせたところへ、TNAインターナショナル王者ジェイソン・ホッチが救援に駆けつけた。

 ノックアウト・テレビジョン王座トーナメントでは準決勝の一戦が行われ、M by Eleganceがインディ・ハートウェルを破って決勝進出を決めた。

 試合終盤にはザイヤ・ブルックサイドとエレイナ・ブラックがリングサイドで衝突。両者はそのまま観客席へなだれ込み、警備員が制止する騒ぎとなった。その隙を突いたM by Eleganceがハートウェルを鉄階段へ叩きつけ、最後はムーンサルトで勝利した。

 KC・ナバロはエディ・エドワーズと対戦。アリシャ・エドワーズの介入もあったものの、ナバロが竹刀攻撃をかわしてスーパーキックを決め、最後はブレッシング・イン・ディスガイズで勝利した。

 試合後、ブライアン・マイヤーズとベア・ブロンソンがナバロを襲撃。ファビアン・アイヒナー、ジェイダ・ストーン、リッキー・ソーサが救援に入り、サンティーノ・マレラが登場した。

 マレラはLockdownでザ・システムとナバロ、ソーサ、アイヒナー、ジェイダ・ストーンが対戦する「リーサル・ロックダウン・マッチ」を正式決定。武器使用も認められる全面対決となる。

 また、ハーレー・ハドソンは自身のTNAでのキャリアを振り返り、ダリア・レイから「使い捨て」と考えられていることへの悔しさを吐露。アリシャ・エドワーズとの対戦を通じて、自分がノックアウト部門に残る資格を証明すると意気込んだ。

 一方、ムースは舞台裏で倒れて意識を失っている状態で発見されるという不穏な出来事も発生。Lockdownでフランキー・カザリアンとのエスケープ・ザ・ケージ・マッチを控える中、事件の詳細は明らかになっていない。

 そしてメインイベントでは、TNA世界王者ニック・ネメスがTNA世界タッグ王者ジェフ・ハーディーを相手に世界王座を防衛した。

 両者は序盤から激しい攻防を繰り広げ、ジェフ・ハーディーがスワントーンボムを放つも、ネメスは寸前で膝を立てて迎撃。ジェフもツイスト・オブ・フェイトなどで何度も追い込んだ。

 終盤、ジェフが再びツイスト・オブ・フェイトを狙うが、ネメスが回避。最後はデンジャーゾーンを決めて3カウントを奪い、王座を防衛した。

 Lockdownではハーディーズとネメス・ブラザーズがタイトルを懸けて対戦することが決まっているだけに、今回のジェフ・ハーディーとの一騎打ちはその前哨戦としても大きな意味を持つものとなった。

 番組終了時点でLockdownに向けた対戦カードはさらに充実。ハーディーズとネメス・ブラザーズのタイトル戦、ジェフ・ハーディーとの一戦を制したニック・ネメスの王座防衛、ザ・システムとナバロ組によるリーサル・ロックダウン、スレーターのXディビジョン王座挑戦など、TNAの主要戦線が一気に動いた放送となった。

■ TNA iMPACT!
日時:2026年08月13日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア リアコウラス・センター

<TNA世界選手権>
[王者]○ニック・ネメス
 デンジャーゾーン⇒ピンフォール
[挑戦者]●ジェフ・ハーディー
※ニック・ネメスが王座防衛。

<シングルマッチ>
○ホームタウンマン
 丸め込み
●AJフランシス
※イライジャの介入を利用してホームタウンマンが勝利。

<シングルマッチ>
○KC・ナバロ
 ブレッシング・イン・ディスガイズ⇒ピンフォール
●エディ・エドワーズ
※アリシャ・エドワーズがアシスト。

<6人タッグマッチ>
○トレイ・ミゲル リッチ・スワン BDE
 ライトニングスパイラル⇒ピンフォール
●ムスタファ・アリ スペシャル・エージェント0 ジョン・スカイラー
※オーダー4

<TNAノックアウト・テレビジョン・チャンピオンシップ・トーナメント準決勝>
○M・バイ・エレガンス
 ムーンサルト⇒ピンフォール
●インディ・ハートウェル
※M・バイ・エレガンスが決勝進出。

<シングルマッチ>
○リッキー・ソーサ
 ヘッドショット⇒ピンフォール
●ブライアン・マイヤーズ
※ベア・ブロンソンが介入するも、リッキー・ソーサが勝利。