AAA激震!王座3冠総入れ替え チャド・ゲイブル正体発覚のマスク戦が歴史刻む

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 5月30日、メキシコ・モンテレイのアレナ・モンテレイでAAAスペシャルイベント『Noche de los Grandes』が開催された。

 この日はAAAクルーザー級王座、ラテンアメリカ王座、AAA世界タッグ王座の3タイトルが移動。さらにメインイベントではマスク対マスク戦が行われるなど、2026年のAAAを代表する歴史的興行となった。

 オープニングのAAA世界クルーザー級王座戦では王者ラレド・キッドにレイ・フェニックスが挑戦。両者らしい超高速空中戦が展開される中、ラレド・キッドはローブローや露出ターンバックルを利用しようとするなど執拗な反則攻撃を仕掛ける。しかしフェニックスはこれを切り抜け、最後はマッスルバスターで3カウント。悲願の王座奪取を果たした。

 続くAAAラテンアメリカ王座戦は、エル・イホ・デル・ドクトル・ワグナーJr.とエル・イホ・デル・ヴィギンゴの因縁対決。オモス、ガレノ、ミニ・ヴィギンゴまで絡む大混戦となったが、最後はヴィギンゴが630セントーンを炸裂させ新王者となった。

 AAA世界タッグ王座戦ではサイコ・クラウン&パガノ組がウォー・レイダーズを迎撃。しかし長く続いてきた両者の不協和音がここで表面化する。試合中にパガノの誤爆が発生し、その隙を逃さなかったエリック&アイヴァーがチーム・パワースラムを決めて勝利。新王者となった。

 そしてメインイベントは、AAA史上屈指の話題を呼んだマスク対マスク戦。エル・グランデ・アメリカーノと“オリジナル”エル・グランデ・アメリカーノがノーDQルールで激突した。


 33分を超える死闘の中で、両者はジャーマンスープレックス、アンクルロック、カオス・セオリーなどを次々と繰り出し、流血戦へ発展。最後はエル・グランデ・アメリカーノがランニング・ヘッドバットで勝負を決めた。

 敗れた“オリジナル”エル・グランデ・アメリカーノはマスクを脱ぐこととなり、その正体がチャド・ゲイブルであることが明らかに。血まみれとなったゲイブルは家族をリングへ呼び込み、観客へ感謝を述べるベビーフェイス的なスピーチを披露。場内からは大歓声が送られた。

 王座3冠移動に加え、チャド・ゲイブルのアンマスクという衝撃的結末で幕を閉じた今大会は、AAAとWWEの協力体制を象徴する歴史的イベントとして記憶されることになりそうだ。

■ Noche de los Grandes
日時:2026年5月30日(現地時間)
会場:メキシコ合衆国モンテレイ アレナ・モンテレイ

<メインイベント マスクvsマスク ノーDQマッチ>
○エル・グランデ・アメリカーノ
 33分22秒 ランニング・ヘッドバット
●“オリジナル”エル・グランデ・アメリカーノ

※敗者はマスクを脱ぎ、チャド・ゲイブルであることが判明。

<AAA世界タッグ選手権試合>
○エリック アイヴァー[挑戦者組]
 9分11秒 チーム・パワースラム
●サイコ・クラウン パガノ[王者組]

※ウォー・レイダーズが新王者。

<AAAラテンアメリカ選手権試合>
○エル・イホ・デル・ヴィギンゴ[挑戦者]
 7分18秒 630セントーン
●エル・イホ・デル・ドクトル・ワグナーJr.[王者]

※ヴィギンゴが新王者。

<AAA世界クルーザー級選手権試合>
○レイ・フェニックス[挑戦者]
 11分51秒 マッスルバスター
●ラレド・キッド[王者]

※フェニックスが新王者。