[ファイトクラブ]ジャガー横田、伝説は止まらない!デビュー49周年記念大会『再臨』

[週刊ファイト8月7日期間 [ファイトクラブ]公開中

▼ジャガー横田、伝説は止まらない!デビュー49周年記念大会『再臨』
 (c) SSPW公式 編集部編
・ジャガー横田デビュー49周年記念大会激闘の記録
・リバース・ウラカンラナ炸裂!J横田メインで圧巻の勝利
・尾崎魔弓と上谷沙弥の悪と矜持が激突、緊張の火花
・Sareeeと伊藤薫、世代と技の重みで快勝!魂の第1試合
・ジャガー横田!女子プロレスの金字塔を打ち立てた孤高の女帝


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ジャガー横田デビュー49周年記念大会激闘の記録

■ JJプロデュース ジャガー横田デビュー49周年記念大会~再臨~
日時:2025年7月29日(火)
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,028人(満員)

<第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
○Sareee 伊藤薫
 12分03秒 ダイビング・ダブルフットスタンプ ⇒ 体固め
●YuuRI 神姫楽ミサ

<第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
○間下隼人 槙吾 
 8分44秒 タイガースープレックスホールド
●神崎ユウキ ガッツ石島

<アルテミス・ロワイヤル選手権試合:変則ルールバトルロイヤル>
[王者] ○AKINO
 17分52秒 変形横入り式エビ固め(※ダブルフォール)
●関口翔 ●青木いつ希
※AKINOが初防衛に成功
【退場順】※カッコ内はフォールを奪った選手
①②1分32秒 アジャコング&井上京子(加藤園子&藪下めぐみ)
③2分38秒 加藤園子(堀田祐美子)
④5分02秒 薮下めぐみ(AKINO)
⑤8分09秒 堀田祐美子(叶ミク)
⑥9分58秒 叶ミク(ラム会長)
⑦12分39秒 ラム会長(青木いつ希)
⑧⑨17分52秒 関口翔&青木いつ希(AKINO)

<セミファイナル ハードコアルール3WAYマッチ 30分1本勝負>
○DASH・チサコ
 12分59秒 ラダーからのホルモンスプラッシュ with チェアー ⇒ 体固め
●夏実もち
※もう1人の出場選手:世羅りさ

<メインイベント 6人タッグマッチ 60分1本勝負>
○ジャガー横田 尾崎魔弓 上谷沙弥
 22分05秒 リバースウラカン・ラナ
志田光 スターライト・キッド ●安納サオリ

リバース・ウラカンラナ炸裂!J横田メインで圧巻の勝利

 2025年7月29日、東京・後楽園ホールにて開催された「ジャガー横田デビュー49周年記念大会~再臨~」のメインイベントは、まさに記念にふさわしい壮絶な6人タッグマッチとなった。今大会の主役であるジャガー横田は、長年の盟友である尾崎魔弓とともに「age115」として名を連ね、さらにスターダムの躍進を担った上谷沙弥を迎え入れたトリオで臨み、志田光、スターライト・キッド、安納サオリという百戦錬磨の精鋭チームと激突した。試合序盤から場外戦を交えた激しい攻防が展開され、ジャガー横田軍は積極的に攻め込むも、試合中盤には尾崎と上谷の誤爆が火種となり、まさかの内輪もめへと発展してしまい、場内はどよめきに包まれた。

 この想定外のトラブルで窮地に立たされたジャガー横田であったが、そこは49年のキャリアが物を言う。巧みに間合いを取りながら相手チームの波状攻撃をしのぎ切ると、勝機を見出した瞬間にすかさず反撃に転じた。終盤には、ジャガー横田の象徴とも言える技巧派の闘いぶりが光り、ダブルインパクトの竹刀攻撃を見事なタイミングでリバース・ウラカンラナに切り返し、安納サオリから完璧なスリーカウントを奪取。この瞬間、後楽園ホールは拍手と歓声に包まれ、観客はジャガーの底力にあらためて息を呑んだ。

 この試合の白眉は、単なるベテランの奮起ではなく、異なる世代、異なる団体、異なるファイトスタイルが交差する中で、ジャガー横田がその全てを包み込むように中心を貫いたことにある。昭和、平成、令和と時代を跨いでリングに立ち続けてきたからこそできる調和と制御力、そして決して過去の栄光にすがらず、今なおリングの最前線に身を置いて戦う姿勢が、全ての世代のファンと現役選手に深い感動と敬意を呼び起こしたのである。

 記念すべき49周年を勝利で飾ったその姿は、プロレス界の象徴であり続ける存在として、なお一層の輝きを放った。最後に見せたリバース・ウラカンラナの鮮やかさとキレ味は、年齢の壁を超越したプロレスの「可能性」を体現していたと断言できる。まさに“レジェンド”の名にふさわしい勝利であり、「再臨」という言葉の意味を試合で実証した夜となった。

尾崎魔弓と上谷沙弥の悪と矜持が激突、緊張の火花

 東京・後楽園ホールにて開催された「ジャガー横田デビュー49周年記念大会~再臨~」のメインイベントは、ただの勝敗にとどまらない深いドラマと対立を露わにする場となった。ジャガー横田が尾崎魔弓、そしてスターダムの現ワールド王者である上谷沙弥という、世代も背景も異なる異色トリオを結成し、志田光、安納サオリ、スターライト・キッドと対峙したこの試合は、開始直後からその火薬の匂いが漂っていた。特に、ジャガーにとっての長年の盟友である尾崎と、今もっとも勢いのある若き王者・上谷の間には、明らかにただならぬ空気が流れており、戦いの中でその予感は確信へと変わっていった。

 序盤から、H.A.T.E.の流儀を持ち込む上谷の闘争姿勢に呼応するかのように、場外戦が激化し、チェーンやイスが飛び交う乱戦が展開された。だが、それ以上に目を引いたのは、味方同士であるはずの尾崎と上谷の間で繰り広げられた、明らかな意識の衝突であった。上谷の放ったビッグブーツが尾崎に誤爆し、尾崎が振るったチェーンが上谷を襲う場面が連続し、これは単なるアクシデントではなく、スタイルや主義、そして女子プロレスという舞台における世代観の対立が内包された瞬間であったと断言できる。試合が進むにつれ、ふたりの視線にはあからさまな敵意が混じるようになり、リング上での“共闘”という言葉はもはや虚ろな響きとなっていった。

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