タイヤファイトでダイエット?初の無観客大会『立川格闘技の祭典』新ルールも発表!

立川格闘技の祭典は初の無観客大会

タイヤファイトでダイエット?新ルールも発表!!

第2回BODYタイヤファイト王者は現役自衛官 

 東京都多摩地区の格闘技団体の雄、キングダムエルガイツが毎年開催している立川格闘技フェスタシリーズが2022年は第8波とも言われる現在のコロナ禍の状況を鑑み、キングダムエルガイツ団体としても初の無観客大会で開催された。
 2016年から毎年立川市商工会議所・立川市商店街連合会・立川市福祉協議会などの後援を得て大々的に開催している同イベントは今年7回目を迎え、本大会のテーマはずばりルーキーズ。キングダムネットワークジムは現在、現プロ修斗世界ストロー級王者新井丈などが在籍しているキングダム立川コロッセオジムを初め、同ネットワークの聖蹟桜ヶ丘ジムは過去第3代ZST王者加藤惇(カトウ・アツシ)などをも輩出。キングダム入江代表自身も聖蹟桜ヶ丘ジムのみしかなかった時代に、UFC3度王者になり同団体殿堂入りも果たしたダン・スバーンに1本勝ちするなどして実力を世界に知らしめた。昨今では、成長著しい府中ジムも設立し躍進を遂げている。
 今回は、その中でも未来のある若手たちにスポットを当てて大会名も『立川格闘技フェスタ2022~ROOKIES-未来-~』とネーミングされた。

 大会は2部構成でおこなわれ、第1部では入江代表が発案、商標登録を持つ新格闘技タイヤファイトをよりライト層への開拓と、ダイエット&フィットネス側に寄せる為に一切の顔面殴打を禁止したルール、BODYタイヤファイトのトーナメントを開催。そして後半戦は膝立ちからスタートのグラップリングバトル、キングダム・ルーキートーナメントが開催され、それぞれ無名ではあるが、未来あるルーキー達の熱戦が繰り広げられた。

■ 立川格闘技フェスタ2022~ROOKIES-未来-~
日時:11月25日(金)
会場:立川コロッセオ

第2回BODYタイヤファイトトーナメント(8名参加)

【試合結果】
 体格差をものともせず、決勝に駒を進めた大窪。現役の自衛官だ。

<第2回BODYタイヤファイトトーナメント決勝戦>
〇大窪陵介 オオクボ・リョウスケ(キングダム立川コロッセオ/自衛官)
 判定じゃんけんぽん
●稲葉琢人 イナバ・タクト(キングダム立川コロッセオ/会社員)

 大窪はキングダム入江代表の出身地長崎の大村市にある自衛隊大村駐屯地から、小平駐屯地に転勤の際、入江代表のキングダムネットワークジムに連絡を取り入門した経緯を持つ。

 試合は、逆ブロックからパワー武器に一方的連打、タイヤアウトなどで試合を決めて勝ち上がってきた稲葉琢人。試合は序盤から前戦同様に激しい乱打戦に持ち込む稲葉。体格にやや劣る大窪は、必死に応戦もパランスを崩しそうなる。

 稲葉はパワフルな左右のパンチ連打を武器に1回戦を一方的連打。準決勝をタイヤアウトで勝ち上がった。

 しかし、開始15秒を越えたあたりで稲葉に疲れが見えて手数が減る。ここで逆転を試みる大窪だが無念のタイムアップ。わずか30秒での攻防であるが見ごたえ十分。試合後、稲葉はマットにうずくまるほど。顔面殴打をなくしたことで積極性が増し、心拍数を上げてカロリー消費運動量を向上させる。BODYタイヤファイトはダイエット&フィットネスに特化させるという入江代表の思惑どおりか。最後は規定どおりの判定じゃんけんに縺れ込み、遺恨なく大窪が初優勝。大窪はベルトを巻いた写真撮影の後、門限の為に足早に駐屯地に帰っていった。

 中学生と高校生の兄弟対決も実現。気軽に誰でもどこでも参加可能なところが本ルールの良さだ。

 顔面攻撃に抵抗感がある層まで取り込めばタイヤファイトの認知は確実に広まることはわかっているという入江代表。BODYタイヤファイトは別に目的は何であれ、ボディ打ちの強化やスタミナ増強。ただのダイエット目的やストレス発散でも構わない。老若男女を問わず、タイヤに気軽に足を突っ込んでくれるように、タイヤファイトに首を突っ込んでもらいタイヤの輪(和)を広げていきたいと今後の展望を語っていた。

外部リンク キングダムエルガイツ公式HP
トップ | 総合格闘技ジム|公式サイト|キングダムエルガイツ (kdegs.com)


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