[週刊ファイト9月2日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼湘南プロレス横浜大会!!ウルトラセブン組快勝-IWAジャパン浅野会長来場
photo & text by シン上田
・ダンプ松本広田さくら5分強試合時間15分以上パンチョいじり他濃密
・Dパーカー松崎和彦ジョータvs. リッキー・フジ伊藤崇文ランボー川村
・女子戦ハイビスカスみぃ笹村あやめ追い込むも・・・桃野美桜、進垣リナ
・関本大介ウルトラセブン高杉祐希x雷神矢口Qストーム因幡のバッファロー
■ 湘南プロレス横浜大会
日時:8月21日 15:00開始
会場:横浜・ラジアントホール
<第2試合 パンチョ軽部レフェリー20周年記念試合 30分1本勝負>
○ダンプ松本
5分35秒 灯油缶攻撃⇒体固め
●旧姓・広田レジーナさくら
試合時間は5分強だが、開始前にダンプと広田が行ったパンチョいじりや試合後のマイクを含めると15分以上という濃密な内容。
試合は広田ペースで進み、ダンプは思わず「こんな試合でいいの? ギャラ泥棒じゃん」と言うほどの楽しいプロレスとなった。とはいえ、ダンプもお客さんも楽しんでいる様子。ロープ拝み歩きのアシストをダンプが拒否して、広田ひとりで歩かせるムチャぶりも。もちろん、ダンプの貫録勝ち。広田が灯油缶攻撃を自爆してダンプの前に沈むという、らしさ満点のフィニッシュだった。
Dパーカー松崎和彦ジョータvs. リッキー・フジ伊藤崇文ランボー川村
<第3試合 45分1本勝負>
松崎和彦
ドリュー・パーカー
〇ジョータ
11分51秒 片エビ固め
リッキー・フジ
伊藤崇文
●ランボー川村
グローブを着けずに登場した川村。ロープワークをこなし、ドリューのプランチャを受けるといった純プロレスへの対応を見せた。
一方、パートナーの伊藤はU系スタイルで、マイペースのリッキーと共に松崎を攻め込んでいった。結果は、ジョータが川村からピンフォール。スタンディング・ドラゴンスリーパーの体勢から、川村を豪快に叩きつけた。
女子戦ハイビスカスみぃ笹村あやめ追い込むも・・・桃野美桜、進垣リナ
<第1試合 20分1本勝負>
桃野美桜
〇笹村あやめ
15分28秒 エビ固め
ハイビスカスみぃ
●進垣リナ
試合前からハイビスカスみぃは笹村あやめを挑発する。体格で勝るハイビスカスに何度が追い込まれた笹村だったが、受けが強いようで耐え切った。スピーディーな桃野美桜との息はぴったりで見応えある攻防が。そんな乱戦のなか、打たれ疲れた感のある進垣リナから、笹村がフォールを奪った。
関本大介ウルトラセブン高杉祐希x雷神矢口Qストーム因幡のバッファロー
<第4試合 60分1本勝負>
ウルトラセブン
関本大介
〇高杉祐希
14分58秒 ラリアット⇒片エビ固め
雷神矢口
クワイエット・ストーム
●因幡のバッファロー
いきなり場外乱闘からスタートしたが、関本がストームと肉弾戦を繰り広げ、矢口は各種スープレックス&STFを見せるなど激しいプロレスとなった。
捕まる場面もあった高杉だが、中盤に息を吹き返しバックドロップ、サマーソルトドロップといったマイティ井上殺法で反撃。父親であるウルトラセブンのアシストを受け、百戦錬磨のバッファローをラリアットでなぎ倒し勝利を飾った。
押江健日氏(左)、IWAジャパン浅野会長(右)