リッチ・スワンとW・モリッシーが大乱闘!Impact Wrestling

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 6月10日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今大会のメインでは元WWEのビッグ・キャスことW・モリッシーがウィリー・マックとノーDQマッチで激突。インパクト・レスリング入りしたモリッシーは前インパクト世界王者のリッチ・スワンを付け狙っており、それを受けてスワンの親友であるマックがまず対戦することとなったのだった。反則が許可されているので両者、椅子を使って乱闘となり、更にモリッシーはチェーンを持ち出して攻撃してマックを追い詰める。だが、最後はモリッシーが決めてフォール勝ち。乱入などはなくノーDQマッチであったがモリッシーが堂々のフォール勝ちとなったが、試合後にも更にマックを固定して椅子で攻撃するモリッシー。そこに救出に入ったのがスワンだった。スワンはモリッシーを攻撃し二人は乱闘。慌ててレフェリーらが制止に入るも、二人の戦いは止まらない。この両者もシングルマッチで決着となることとなった。
 そして元全日本プロレス三冠王者ジョー・ドーリングと元インパクト世界王者、元ROH世界ヘビー級王者、元GHCヘビー級王者のエディ・エドワーズがシングルマッチで激突した。ドーリングはエリック・ヤング率いるヒールユニット「バイオレント・バイ・デザイン」のメンバーとして暴れているが、そこに提携団体、新日本プロレスから遠征してきた小島聡と因縁が勃発。その小島に加勢したのはエドワーズであり、まずドーリングとエドワーズがシングルマッチを行うこととなったのだった。試合は当然、デザイン軍が乱入を繰り返し、遂にドーリングが反則負け。試合後も集団でエドワーズを襲うデザイン軍だが、そこに救出に入ってきたのは小島だった。小島は激しくドーリングとやり合い、いよいよ一騎打ち待ったなしという形となった。
 また、提携団体AEW社長のトニー・カーンが番組に登場。インパクト・レスリング副社長のスコット・ダモールと、現在決定しているインパクト世界王者ケニー・オメガ対挑戦者ムースの試合にサミ・キャラハンを加えて3WAYマッチの王座戦にする事の話し合い(サミット)になったのだった。オメガのマネージャーであるドン・キャリスはオメガが直接フォールを奪われなくても王座が移動するルールになるので、絶対に阻止したいと考えていたが、会議の結果、やはり王座戦はシングルマッチで行われる事となりオメガ対ムースとなった。しかし、キャラハンにも王座挑戦権が与えられ、オメガ対ムースの勝者に挑戦する事が決定したのだった。激しく反対するキャリスだが、カーンが許可した為、これが正式決定となった。
 
■ Impact Wrestling
日時:2021年6月10日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国会場非公開

<ノーDQマッチ>
○W・モリッシー
 ピンフォール
●ウィリー・マック

<シングルマッチ>
○エディ・エドワーズ
 反則
●ジョー・ドーリング

<タッグマッチ>
○トレイ・ミゲル、ピーティー・ウィリアムズ
 サブミッション
●クリス・ベイ、ロヒット・ラジュ

<シングルマッチ>
○ターシャ・スティール
 ピンフォール
●キンバー・リー

<シングルマッチ>
○ハボック
 ピンフォール
●ローズマリー