30日、スターダムが高田馬場にて「日本武道館大前夜祭」と銘打ち、昼に試合、夜にイベントを行った。
メインでは朱里がSWA王座戦で渡辺桃の挑戦を受ける。ともにキックを持ち味とする両者は、ユニットを越えて認めあう関係。デッドヒートとなった試合はエンドレスにさえ感じられたが、ヒザ蹴りとサイドバスターからの玄武(げんぶ/スリーパーとアームロックの複合技)に移行した朱里が渡辺を仕留めた。
リーグ戦で負けを喫しているAZMを次期挑戦者に指名した朱里は、2月10日にシードリング新木場大会で行われる試合に言及。高橋奈七永&中島安里紗(シードリング)vs.渡辺桃&飯田沙耶(スターダム)との顔合わせとなるが、これを「スターダム全体の問題」と位置づける。突破した相手のはずの渡辺のセコンドを志願していた。
■ スターダム 日本武道館大前夜祭(試合)
日時:1月30日(土)13:00
会場:ベルサール高田馬場 観衆403人(コロナ対策人数/主催者発表)
<第1試合/3WAYバトル>
〇ゴキゲンです☆
5分59秒 後方回転エビ固め
●レディ・ C
※もう一人は刀羅ナツコ
<第2試合/クイーンズ・クエストvs.STARS/6人タッグマッチ>
林下詩美
AZM
○上谷沙弥
9分1秒 ミサイルキック⇒片エビ固め
スターライト・キッド
飯田沙耶
●ルアカ
<第3試合/10周年記念スペシャル・シングルマッチ>
〇岩谷麻優
11分52秒 逆・起死回生
●鹿島沙希
<第4試合/DDMvs.COSMIC ANGELS/タッグマッチ>
○ジュリア
舞華
17分19秒 スリーパー・ホールド⇒レフェリーストップ
中野たむ
●ウナギ・サヤカ
※たむがジュリアに対戦を要求すれば、キッドが白いベルト挑戦をアピール。
<第5試合/ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合>
〈王者チーム〉
ビー・プレストリー
○小波
13分2秒 トライアングル・アームロック
ひめか
●なつぽい
〈挑戦者チーム〉
※大江戸隊が初防衛に成功。
※ひめかが舞華と再度挑戦を表明。
<第6試合/SWA世界選手権試合>
〈王者〉
〇朱里
18分12秒 玄武
●渡辺桃
〈挑戦者〉
※朱里は2度目の防衛に成功。
※次期挑戦者にAZMを指名。
■ スターダム 日本武道館大前夜祭(イベント)
日時:1月30日(土)18:00
会場:ベルサール高田馬場
<スターダム・アワード2020>
MVP=ジュリア
ベストマッチ=2020年11月15日、仙台サンプラザ ワールド・オブ・スターダム選手権試合 岩谷麻優vs.林下詩美
ベストタッグ=林下詩美&上谷沙弥
ベストユニット=ドンナ・デル・モンド
殊勲賞=ビー・プレストリー
技能賞=小波
敢闘賞=中野たむ
SHINIING賞(ファン投票)=ジュリア
<日本武道館 対戦カード発表>
■ スターダム10周年記念~ひな祭り ALLSTAR DREAM CINDERELLA~
日時:3月3日(水)18:00
会場:日本武道館
【決定対戦カード】
<ワールド・オブ・スターダム選手権試合/30分一本勝負>
《王者》林下詩美(Queen’s Quest)
vs.
《挑戦者》上谷沙弥(Queen’s Quest)
<10周年記念試合②/30分一本勝負>
岩谷麻優(STARS)
vs.
世志琥(SEAdLINNNG)
<10周年記念試合①/30分一本勝負>
渡辺桃(Queen’s Quest)
vs.
高橋奈七永(SEAdLINNNG)
<ハイスピード選手権試合/30分一本勝負>
《王者》AZM(Queen’s Quest)
vs.
《挑戦者》なつぽい(Donna Del Mondo)
<10周年プレミアム・スターダムオールスターランブル>
(出場決定選手)
愛川ゆず季
美闘陽子
加藤悠
まなせゆうな
美邑弘海
脇澤美穂
中西百重
コグマ
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