シェルトン・グレーブズが新王者!ラスベガス進出Final Fight Championship 32

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 10月19日(現地時間)にネバダ州ラスベガスで『Final Fight Championship 32: Graves vs. Seumanutafa』が開催された。
 このファイナルファイトチャンピオンシップは、クロアチアを本拠地して開催されるMMAとキックの混合イベントで欧州では大きな大会となっている。過去にはあのミルコ・クロコップが参戦(大会名が紛らわしいので日本では、ミルコ引退大会と報じられた)しているほどだ。更にジェロム・レ・バンナ、石井慧も過去に参戦、グローリー王者のロビン・ファン・ロスマーレンはMMAデビュー戦もこの団体で行っている。
 今大会はなんとアメリカ進出でエンターティンメントの本場であるネバダ州ラスベガスで大会を開催、ヘビー級王座決定戦をメインに据えた。決定戦はUFCの登竜門大会である「DW’s Contender Series」にも参戦した実績を持つシェルトン・グレーブズとヒョードル弟ことエメリヤエンコ・アレキサンダーと引き分けた実績を持つトニー・ジョンソンJr.で争われる予定だった。しかし、直前になりジョンソンJr.が欠場となり、アメリカローカル大会で活躍したカール・セウマヌタファが急遽、抜擢された。試合は、こうなるとグレーブズが有利に進め、判定勝ち。グレーブズが新王者に輝いた。

■ Final Fight Championship 32: Graves vs. Seumanutafa
日時:2018年10月19日(現地時間)
会場:アメリカ・ネバダ州ラスベガス

<ヘビー級王座決定戦>
○シェルトン・グレーブズ(米国)
 判定
●カール・セウマヌタファ(米国)

<ウェルター級>
○オースチン・バンデフォード(米国)
 1R 1分38秒 TKO
●エドミルソン・フレータス(ブラジル)