(C)Dynamite Fighting Show

　10月19日（現地時間）にルーマニア・ブダペストで『Dynamite Fighting Show 2』が開催された。
　この大会は、”欧州のブンブン丸”ことカタリン・モロサヌをエースとしたルーマニアの新興キック大会で、モロサヌ人気もあってルーマニアではテレビ放送されている。
　今大会は第二回大会で、メインは当然、モロサヌで、トルコのメフメット・オゼルと対戦。オゼルは髭を蓄えた筋肉質のビッグガイだが、モロサヌはいつも通り、パンチをブン回して前に突っ込む。オゼルは頭をガードしながらハイキックを返してくるが、モロサヌのパンチ、そしてローキック攻めに悶絶。モロサヌのローキックで太ももを痛めたのか、オゼルはレフェリーにインターバルを要求する場面も。最後は再びモロサヌが前に出てパンチとローキックを食らい、背を向けてコーナーにもたれかかったオゼルを見てレフェリーがストップ。モロサヌが1R、TKO勝利で快勝し、会場も爆発した。
　また同じくルーマニアの人気者アンドレイ・ストイカも登場し、サザン・メメディと対戦。コーナーに追い詰めラッシュをかけるなど優位に試合を進めたストイカが判定勝ちした。

■　Dynamite Fighting Show 2
日時：2018年10月19日（現地時間）
会場：ルーマニア・ブダペスト

＜ヘビー級＞
○カタリン・モロサヌ（ルーマニア）
　1R TKO
●メフメット・オゼル（トルコ）

＜ライトヘビー級＞
○アンドレイ・ストイカ（ルーマニア）
　判定
●サザン・メメディ（アルバニア）