ルーシュが悪知恵で反則勝ち!「CMLL アレナメヒコ金曜定期戦」

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 6月15日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『アレナメヒコ金曜定期戦』が開催された。
 今大会は、抗争が続く、LAパークとルーシュが、またしても6人タッグマッチで激突。反則絡みとはいえ、ルーシュ率いるロス・インゴベルナブレスは、 LAパークに連敗しているだけに、今回こそ勝利したいところだ。今回はLAパーク、ボラドールJr.に鳴り物入りでCMLLに参戦したレイ・フェニックスが合流。対するロス軍の布陣は、ルーシュ、エル・テリブレに、なんと大物シベルネティコがCMLLに復帰して、ロス軍と組むことになったのだった。試合は、ルーシュが入場してくるとLAパークが襲いかかり、大乱戦となった。試合中にレフェリーがルーシュの誤爆で倒れてしまい、その間にLAパークがケブラドーラ・コン・ヒーロでルーシュからフォールするがレフェリーがこん睡しており、カウントされず。業を煮やしたLAパークがレフェリーを起こすと、ルーシュはわざと自分から倒れてローブローされたと嘘のアピール。これをレフェリーが信じてしまい、LAパークの反則負けとなってしまった。激怒したLAパークはレフェリーを変えろと要求し、レフェリー変更となるも、またしてもレフェリーが試合に巻き込まれてこん睡状態に。その間に、ルーシュが凶器のヌンチャクでLAパークを攻撃しようとするが、LAパークがルーシュを返り討ちにしてヌンチャクを取り上げてしまう。ところが、そこでレフェリーが意識を取り戻し、ヌンチャクを持ったLAパークを見て、反則負けを宣告してしまったのだった。結果、ルーシュの悪知恵でインチキ反則勝ちでストレート勝利。当然、LAパークは激怒し、ルーシュにマスカラ・コントラ・カベジェラ(敗者、覆面剥ぎ、髪切りマッチ)を要求。ルーシュはまずは、シングルマッチで決着をつけようと言うと、LAパークはシングルで勝利したらコントラ戦を受けろとアピール。この両者、究極の決着戦までたどり着く事になるのだろうか?
 また、セミファイナルでは、初代ミスティコことカリスティコが、現ミスティコの弟であるドラゴン・リーとシングルマッチで激突。リーはCMLLの提携団体、新日本プロレスのリーグ戦で優勝し、その勲章を手土産に大物カリスティコに勝利する事が出来るのか?試合は、なんとリーがいきなりカリスティコの覆面を破るという荒れた展開に。カリスティコも逆襲でリーの覆面に手をかけ、反撃。そして最後は必殺のラ・ミスティカを決めたカリスティコが、リーからギブアップを奪い、見事に勝利した。

■ CMLL アレナメヒコ金曜定期戦
日時:2018年6月15日(現地時間)
会場:メキシコ・アレナメヒコ

<6人タッグマッチ>
○ルーシュ、エル・テリブレ、シベルネティコ
 2-0
●LA.パーク、ボラドールJr.、レイ・フェニックス

<シングルマッチ>
○カリスティコ
 ラ・ミスティカ
●ドラゴン・リー

<6人タッグマッチ>
○ニエブラ・ロハ、イホ・デル・LAパーク、エル・バリエンテ
 2-1
●メフィスト、ルシフェルノ、エフェスト