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6月1日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『アレナメヒコ金曜定期戦』が開催された。
今大会は、遂にCMLL復帰を果たし、憎きルーシュを退治したLAパークが、再びロス・インゴベルナブレスと対戦。今回は従兄のボラドールJr.と共に息子であるイホ・デル・LAパークを引き連れての登場。しかし、ロス軍もやられっぱなしは許されないので、激しい試合となった。入場と同時に乱闘がスタート。ロス軍が3対1の状況を作り出し、ボラドールJr.と息子を仕留めて一本目を先取。さらにロス軍が暴れるが、隙をついてLAパークらがローブローで丸めこんでフォール勝ち、二本目を奪い返した。当然、LAパークとルーシュが抗争中なだけに、激しくやり合い、最後はルーシュが切れて、担架を凶器にレフェリーの目の前でLAパークを殴って反則負け。ルーシュは怒り狂ってレフェリーにも担架を投げつける。一応、LAパーク軍の勝利となったが、試合後、ルーシュはマイクを握り、アピール。LAパークもマイクで応戦し、反則裁定なしのルールでの対戦を望んだ。この抗争はまだまだ続きそうだ。
またCMLLミドル級王座戦も行われた。王者は新世代ダイナマイト兄弟のクアトレロで、挑戦者はアンヘル・デ・オロ。この両者は2018年3月に行われた「オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス」のメインでマスカラ戦(敗者覆面剥ぎマッチ)を行い、クアトレロが勝利して、オロの覆面を剥ぎ取っている。因縁深い両者、今度は王座を賭けて再戦することになった。まずはジャベで一本目を先制したオロ、二本目は当然、クアトレロが取り返し、運命の三本目に突入。お互いに必殺技を出しあい延々と続く熱戦が繰り返されたが、最後はクアトレドのジャベが極まって勝利。これでマスカラ戦に続き、王座戦でもクアロレドが勝利して、ライバルに差をつけた形となった。
■ CMLL アレナメヒコ金曜定期戦
日時:2018年6月1日(現地時間)
会場:メキシコ・アレナメヒコ
<6人タッグマッチ>
○LA.パーク、ボラドールJr.、イホ・デル・LAパーク
2-1
●ルーシュ、エル・テリブレ、ベスティア・デル・リング
<6人タッグマッチ>
○カリスティコ、ミスティコ、フライヤー
2-1
●ウルティモ・ゲレーロ、サンソン、フォラステロ
<CMLLミドル級王座タイトルマッチ>
○クアトレロ(王者)
2-1
●アンヘル・デ・オロ(挑戦者)
<6人タッグマッチ>
○ショッカー、レイ・ブカネロ、エチセロ
2-1
●ニエブラ・ロハブルー・パンテルJr.、ソベラノJr.