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5月18日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『アレナメヒコ金曜定期戦』が開催された。
今大会はトルネオ・グラン・アルテルナティバの決勝戦が行われた。これは、大会のメインを張るトップ選手と若手がタッグを組んで勝ち残るというイベントで、2週に渡ってトーナメントを行い、勝ち上がったチームが決勝戦を行う。決勝はAブロックを勝ち上がったボラドールJr.&フライヤーと、Bブロックを勝ち上がったウルティモ・ゲレーロ&テンプラリオの2チームで行われた。まさにテクニコとルードの大物が若手と組んで激突という感じで、試合がスタート。まずゲレーロ組がジャベで一本先取すると、すぐにボラドール組も取り返す。そして運命の三本目は、なんとフライヤーがスパニッシュ・フライで大物ゲレーロからフォールを奪うと、すぐにボラドールJr.もボラドール・スパイラルでテンプラリオからフォールを奪う。結果、ボラドールJr.組が優勝を果たした。しかし、試合後、なんとロス・インゴベルナブレスが乱入し、ボラドールJr.らを襲ったのだった。するとそこに謎の黒装束の男が現れ、ロス軍を蹴散らす。その男はなんと、レジェンドであるLAパーク(初代ラ・パルカ)だった。LAパークは息子のイホ・デル・LAパークを引き連れ、ルーシュらをリングから追い出したのだった。LAパークは、AAAで初代ラ・パルカとして大ブレイクするも、AAA退団でその名が使えなくなり、LAパークとして、ほぼ同じギミックで活動。CMLL、AAA、インディーなどを渡り歩くも、問題行動が多く、その度に解雇になっている。最近ではCMLLに復帰するも、観客と喧嘩をして解雇されていた。しかし、解雇後も、インディーマットでルーシュと抗争を続けており、今回は従兄であるボラドールJr.の救出という理由もあるが、CMLLマットでルーシュと決着をつけようと乗り込んできたと思われる。今後のCMLLマットから目が離せないだろう。
■ CMLL アレナメヒコ金曜定期戦
日時:2018年5月18日(現地時間)
会場:メキシコ・アレナメヒコ
<トルネオ・グラン・アルテルナティバ決勝>
○ボラドールJr.、フライヤー
2-1
●ウルティモ・ゲレーロ、テンプラリオ
<6人タッグマッチ>
○ルーシュ、エル・テリブレ、ベスティア・デル・リング
2-1
●アトランティス、ディアマンテ・アスール、クラネオ
<6人タッグマッチ>
○サンソン、クアトレロ、フォラステロ。
2-1
●ミスティコ、アンヘル・デ・オロ、ソベラノjr.