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5月17日(現地時間・放送日)に放送された『Impact』は、提携団体ルチャ・アンダーグラウンドから乗り込んできていきなりインパクト世界王座を奪ったペンタゴンJr.が同僚であるAAAラテン王者のイホ・デル・ファンタズマと組み、なんとかインパクト・レスリングに王座を取り戻そうとするオースチン・エリーズ、マット・サイダルと対戦した。まさに、団体対抗戦という形となったが、4選手ともスピーディーな動きを得意としている為、連携が冴えわたり、めまぐるしい攻防が続く。しかし、最後はファンタズマが必殺のスリル・オブ・ザ・キルでサイダルを仕留めフォール勝ち。またしてもルチャ・アンダーグラウンド勢が勝利した形となった。試合後、ファンタズマとサイダルのシングルマッチも決定。更に団体対抗戦は加速しそうだ。
また、抗争を続けるエディ・エドワーズとサミ・キャラハンがストリートファイトマッチで対戦した。WWEのネクスト、新日本プロレスなどを渡り歩いたキャラハンは、インパクト・レスリングに参戦すると、oVeに加勢し、エドワーズ、ムース、(現在はWWEに移籍した)ボビー・ラシュリーらと抗争を開始。特にエドワーズとは、因縁が深く、バットで殴り、エドワーズを病院送り、欠場に追い込んでいる。始まりがいきなり、病院送りだった為、その後もハードコアな試合で抗争を続け、遂にストリートファイトマッチで対戦となった。試合は白熱した展開となったが、最後は遂にエドワーズの必殺技ボストン・ニー・パーティーでフォール勝ち。今まで煮え湯を飲まされていたエドワーズが遂に復讐を果たした。しかし、試合後も収まらないエドワーズはバットでキャラハンを攻撃、セキュリティが必死で止めるという乱闘となり、この抗争はまだまだ続きそうだ。
更に、現タッグ王者のイーライ・ドレイクと、レジェンドであり元WCW世界ヘビー級王者であるスコット・スタイナーの王者組が、DJZ&アンドリュー・エヴァレットの挑戦を受けた。試合はスタイナーがコーナーポストからの差もアン・ドロップで大暴れするも、挑戦者チームの策略にはまり、スタイナーの椅子がパートナーのドレイクに誤爆。そこを抑え込んでフォールを奪った挑戦者チームが勝利して、王座移動となった。誤爆に気が付いたスタイナーは怒り狂って椅子を投げつけ大暴れするも、挑戦者チームはベルトを持ってリングから逃げだしてしまい、後の祭りという感じになった。
■ Impact Wrestling
日時:2018年5月10日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ・フロリダ州オーランド(TVテーピング)
<タッグマッチ>
○ペンタゴンJr.、イホ・デル・ファンタズマ
ピンフォール
●オースチン・エリーズ、マット・サイダル
<ストリートファイトマッチ>
○エディ・エドワーズ
ピンフォール
●サミ・キャラハン
<シングルマッチ>
○コンゴ・コング
ピンフォール
●グラド
<シングルマッチ>
○テッサ・ブランチャード
ピンフォール
●キース・ホーガン
<インパクト世界タッグ王座タイトルマッチ>
○DJZ、アンドリュー・エヴァレット(挑戦者)
ピンフォール
●イーライ・ドレイク、スコット・スタイナー(王者)
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— IMPACT (@IMPACTWRESTLING) 2018年5月18日
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