WAVE5・15新木場大会で、所属の浜田文子が、覚醒剤使用で西新井警察署に現行犯逮捕された事が公表された。
浜田文子は13日センダイガールズ大阪大会を欠場。関係者が連絡を取ると、
「刃物を持った4人の男に狙われている」
などと話したため、団体フロントが警察へ通報。駆け付けた同署署員が同行を促し、署内で尿を採取したところ覚醒剤の反応が出たために覚醒剤使用で逮捕されたとのことだ。
プロレスの取材での印象のみだが、浜田文子は決して覚醒剤を常用する様なタイプではないと感じる。メキシコで、仲間と結託してレスラーに怪我を負わせたという情報も本誌では報じたが、そもそも父のグラン浜田に手ほどきを受けたプロレスエリート、アウトローとの印象はない。リング上とバックヤードであまり変わらないタイプのレスラーで、ちょっと気軽に話かけずらいオーラを発しているが、質問すれば嫌がらずに答える社交性はある。
ただ、最近気になっていたのは
「世界の浜田文子」
というフレーズの多用。
たしかに2010年代には北米TNAでも活躍、メキシコでも評価は高いし、世界的にみてレベルの高い日本の女子プロレス界にあっても、長年トップクラスを維持してきた選手ではある。
だが、何度も闘った華名がAsukaとしてWWEでスポットライトを浴びる姿を遠くから見つめながら、「世界の浜田文子が」という言葉を多用するうちに、逆に自縛されていったのではないかとも思えなくはない。
今はとにかく罪を反省し、薬物との関係を断ってもらいたいと願うのみだ。
2012年7月16日、WAVEでの華名戦より
記憶に残る2013年8月9日のデビュー15周年記念大会より
マリー・アパッチェと組んでるカードもお馴染みだった。2014年12月07日の仙台大会より