[ファイトクラブ]記者座談会:新日プロ武道館3連戦に隠し玉あり!?

[週刊ファイト4月26日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼記者座談会
 新日プロ武道館3連戦に隠し玉あり!?
・オカダvs.ザック・セイバーJr.は記憶に残らない
・IWGPヘビー級のカードはどんどん行き詰まる
・オカダvs.棚橋は両国国技館じゃなく福岡国際センター
・本当に大変なのは2年後の『G1』


 新日本プロレスの部署の中で最もシンドイのは営業部。次々にビッグマッチが開催されることに加え、今や「超満員札止め」が当たり前になっているからだ。さらに、カード面に不安材料もある。
2018年の最大の恐怖は8月の日本武道館3連戦。新日プロの営業マンたちは隠し玉に期待しているが…。

(*編注 A=『マット界舞台裏』特約記者、B=スポーツ紙記者 C=フリーのべテラン記者)


オカダと棚橋が対峙する

A 4・1両国からすでに3週間が経ちましたが、オカダvs.ザック・セイバーJr.のIWGPヘビー級戦は少なくともファンの記憶に残る試合ではなかったですね?

B ザックはそれまでのチャレンジャーとは違ったタイプの選手ですが、体の線が細過ぎて迫力不足だった。なんか、ジュニアの試合を見ているようで…。

C 完全に役不足。ザックを一気に売り出そうとしたのではなく、ザックの抜テキは苦肉の策だったような気がしました。SANADAの挑戦にしても、いわゆる“溜め”がなさ過ぎた。

A 中邑真輔がWWEに行く前から(B、Cは)言ってましたものね。「今後、IWGPヘビー級のカードはどんどん行き詰まるだろう」って。

B スーパーマッチはそうそう出て来ないのでニュースター輩出を急がなければならない。とも言いましたよ。中邑が退団してなかったら、彼はインターコンチネンタルに専念していたのでIWGPの挑戦者、もしくはチャンプに起用できた。やはり強力な駒を1枚失ったら厳しいですよ。

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