SEAdLINNNG新木場中島安里紗プロデュース大会が終了した。
プロデューサーの中島安里紗はまず第1試合に登場してCatch The WAVE 公式戦で桃野美桜を下すと、メインでベストフレンズとして登場、2年振りにリングでかつての恩師・コマンド・ボリショイと対峙した。
張り手合戦から始まった因縁の1戦は、コマンド・ボリショイが
「どれだけ強くなったか確かめる」
と語っていた言葉通り、感情的に叩き潰すというよりは、久しぶりに手を合わせての感触を確かめる様な展開。
一方、ベストフレンズと初対戦となった世志琥は、乱戦の中ラリアートから丸め込まれて中島に誕生日プレゼントの白星を献上した。
試合後、中島の5・5板橋大会参戦をボリショイ・コマンドが要求すると、後楽園に続いて鋼が突っかかり、
「いつでもやってやる」
と吠えた中島とのシングル対決が決定した。
また、ナナエの部屋で高橋代表がキャリア合計21年未満のタッグチームによる『SEAdLINNNG ULTRA777U-21タッグトーナメント』開催を発表。終了後にベストフレンズが参加を直訴すると、これに世志琥も呼応。パートナーに立候補した山下りなとラリアートによる契りを交わした。
中島はプロデュース興行を
「カードも結末も思い通り」
と、喜びを爆発させて振り返り、20代最後の年、最高のスタートを飾った格好。
赤井沙希も出場に意欲を示しており、新緑のSEAdLINNNGはタッグトーナメントで大いに盛り上がりそうな情勢。
だが、ベストフレンズは
「これはベストフレンズの為のトーナメントだと思ってる」
とどこまでもポジティブに断言。
高橋代表の
「ベストフレンズはお客さんそろそろ飽きてるんじゃないの?」
との危惧を払拭してSEAdLINNNGの主役の座に躍り出るのか、そうはさせじと世志琥が山下りなとのヤンキーコンビで粉砕するのか、初夏のリングの熱いトーナメントにも要注目。
■ SEAdLINNNG~SHINKIBA 3rd NIGHT! 〜中島安里紗プロデュース大会〜
日時:4月18日(水) 開始19:00
会場:東京・新木場1stRING
観衆:323人(超満員札止め=主催者発表)
<第1試合 Catch The WAVE2018Violenceブロック公式戦 15分1本勝負>
〇中島安里紗<2勝1敗1分=5点>
13分0秒 ムーンサルトプレス⇒片エビ固め
●桃野美桜(Marvelous)<1勝4敗=2点>
※3・23にWAVEで予定されていたリーグ戦がスライド
<第2試合 タッグマッチ20分1本勝負>
米山香織 〇山下りな(OSAKA女子)
11分55秒 ラリアート⇒片エビ固め
赤井沙希(DDT) ●沙恵(名古屋Dream Girls pro-wrestling )
<第3試合 スタンダードルール&ハイスピードルール MIXレギュレーション・6人タッグマッチ20分1本勝負>
水波綾(プロレスリングWAVE) 野崎渚 ●真琴
17分5秒 ブルークラッチ
〇大畠美咲(プロレスリングWAVE) 松本浩代 希月あおい
【ナナエの部屋】
沙恵(名古屋Dream Girls pro-wrestling )
赤井沙希(DDT)
山下りな(OSAKA女子)
<インイベント>
〇中島安里紗 藤本つかさ(アイスリボン)
16分8秒 エビ固め
●世志琥 コマンドボリショイ(PURE-J)