[ファイトクラブ]レッスルマニア展望~中邑、アスカのガチンコ勝負~多面的深淵分析

photo by George Napolitano

[週刊ファイト4月12日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼レッスルマニア展望~中邑、アスカのガチンコ勝負~多面的深淵分析
 タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編 photo by George Napolitano
・どうなる7時間興行のカード順?トリはユニバーサル王座戦か
・大谷翔平の活躍は日本でも報道される。アスカ、ナカムラも同格なのに
・連勝街道がストップするエンディング演出がドラマになる!?
・「一番の名勝負は、made in Japanのアレだった」となるのか否か?
・ローマン帝国戴冠!ブロック・レスナーUFC転出はアングルなのか?
・「ファビュラス・ムーラ杯が86された」とは何か?そして後日談と弁護
・大会hidden agendaとトランプ政権の中小企業庁長官リンダ・マクマホン


―― いよいよ、ビジネス規模としてマット界最大イベントである『レッスルマニア 34』です。本稿では、大人の楽しみ方に絞って底なし沼の探求ガイドになればと。

■ レッスルマニア 34
日時:4月8日(日) 午後7:00~(米国東部時間/日本時間4月9日(月)午前8:00~)
会場:ルイジアナ州ニューオーリンズ メルセデス・ベンツ・スーパードーム

<ユニバーサル王座戦>
[王者]ブロック・レスナー vs. ローマン・レインズ

<???未定>
ジョン・シナ vs. アンダーテイカー

<ロンダ・ラウジーWWEデビュー戦>
カート・アングル ロンダ・ラウジー vs. トリプルH ステファニー・マクマホン

<WWE王座戦>
[王者]AJスタイルズ vs. 中邑真輔

<スマックダウン女子王座戦>
[王者] シャーロット・フレアー vs. アスカ

<RAWタッグ王座戦>
シェイマス セザーロ(王者) vs. ブラウン・ストローマン 未定

<US王座戦フェイタル・フォー・ウェイ>
[王者]ランディ・オートン vs. ボビー・ルード vs. ジンダー・マハル vs. ルセフ

<ダニエル・ブライアン復帰戦>
ダニエル・ブライアン シェイン・マクマホン vs. ケビン・オーエンズ サミ・ゼイン
※オーエンズ&ゼインが勝てばWWEに復帰

<RAW女子王座戦>
[王者]アレクサ・ブリス vs. ナイア・ジャックス

<スマックダウン・タッグ王座戦トリプルスレッド>
[王者]ジ・ウーソズ vs. ニュー・デイ vs. ブラジオン・ブラザーズ

<インターコンチネンタル王座戦>
[王者]ザ・ミズ vs. フィン・ベイラー vs. セス・ロリンズ

<Kick off女子バトルロイヤル>
サーシャ・バンクス、ベイリー、ナタリー、ベッキー・リンチ、カーミラ、ナオミなど

<Kick offアンドレ・ザ・ジャイアント・メモリアル・バトルロイヤル>
ドルフ・ジグラー、ハーディーズ兄弟、バロン・コービン、タイ・デリンジャーなど

<Kick offクルーザー級王座新王者決定トーナメント決勝戦>
セドリック・アレクサンダー vs. ムスタファ・アリ


オフレコ カタカナにするのに時間かかったよ(笑)。どういう順番にするんだろうと考えることも、大人の楽しみ方の第一歩かも知れない。日本のようには発表されないからね。

―― それにしても、またやたら長い大会になるのだけが見えます。それだけは苦言を呈したい。

大谷翔平の活躍は日本でも報道される。アスカ、ナカムラも同格なのに

オフレコ 必死で英語から拾ってカード書いていて、画像探すついでにサイト内検索していたら、ちゃんとカタカナで書いてあるエントリーがあって、しまったぁと(笑)。まぁ、アメプロだけでも複数の記者が各自アップしているから、誰がなにを出したのかわからなくなる。

―― いや、そんな言い訳は読者には通用しません。ちゃんと全部読んでないのが悪いんです。

オフレコ ただ、それを読んでみて、「アスカが王座戴冠となればブル中野以来、日本人女子2人目の快挙となる」と書いてあるのには違和感あるなぁ。もちろんブル中野の時もニューヨーク在住でPPV中継をリアルタイムで見ているけど、やはり今のWWE女子革命は、もうまったくの別次元になってるから。

―― 別世界でしょうねぇ。このシュート活字委員会担当の分析でも、お茶の間でアスカ、とかナカムラの名前が憶えられているのがどれだけ凄いことかというのが、もう数回繰り返されています。

オフレコ だから、プロレスがマイナーな日本からの旅行者が、「アスカ、ナカムラ知っている」といきなり現地で言われて、なんのことかわからないという場面が、現実に起きていると思う。

―― 大谷翔平も名前覚えられるだろうけど、野球だと日本の一般ニュースでも報道される。しかし残念なことに、WWEスーパースターも知名度とか視聴者数の数字データなら同格なんだけど、NHKのニュースには出ません。

オフレコ 華名がWWEに行くとなって、やってくれるだろうとは思っていたけど、唯一、大阪弁で噛みつくところがキャラやったのに、そこはハンディなるなぁとか思ってたけど、最近はガンガン大阪弁やってる。本来のキャラに戻ってきている。視聴者も、日本語しゃべっているというのはわかっているからな。

―― 男女混合タッグMIXED MATCH CHALLENGEは、シャーロット・フレアー&ボビー・ルード組を下してアスカ&MIZ組の優勝でした。大人向きのマッチメイク考とはなにか、という命題に戻るなら、これはなにを意味するのかというのが底なし沼を徘徊する始まりになります。

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