2017年6月11日 新日・大阪城ホール大会でインターコンチネンタル王座を防衛した棚橋弘至
[週刊ファイト3月1月号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼記者座談会
高すぎるプロレスの料金設定に苦言!
東京に負けず劣らず高まっているのが大阪におけるプロレス熱。2月、3月、4月…と3カ月連続で興行ラッシュだ。ただ、火事場ドロボーじゃないが、すっかりハマってしまったファンの足元を見て高い料金設定にするブラック団体も現れている。本紙としては放っておけない問題で、ファンに「目を覚まして下さい」と言いたい。
(*編注 A=『マット界舞台裏』特約記者、B=スポーツ紙記者 C=フリーのべテラン記者)
2017年6月11日 新日・大阪城ホール大会でオカダとオメガが60分フルタイムドローになった
A 新日プロ特需かどうか分かりませんけど、各団体の観客動員数は伸びているみたいですね。
B ごく一部の団体を除いてそういう景気の良い話はほとんど聞きませんけど(笑)。ワケの分からない弱小団体が次から次へと出てきて、観客動員数じゃなく興行数が増えたのは事実ですが。
C 特に大阪が増えましたね。4、5年前まで月平均2回くらいだったのが今では主要団体を含めて月に7~10大会。プロレスに貸す区の体育館が5つくらいあって10万円前後で使用できるのがひとつの要因です。大阪に拠点を置く団体ならチケット50枚で赤字にならないという・・・。ところが、どインディーの矛盾しているところは会場使用料や選手のギャラをとことん抑え、何10万円もかけて立派な興行ポスターを作っている点。
A ポスターだけは全日プロやドラゲーのそれと比べてソン色がない?
C いや、もっと豪華ですよ(笑)。
B 僕も見たことあります。でも、どインディー団体によってはポスターに載っている選手の全員を知らなかった。
A ポスター制作に何10万円もかけてそれじゃ意味がない(笑)。
B だから、『W-1』はポスターの下の方に武藤敬司の写真を入れている。あと、全日プロのポスターから渕正信の写真が外されましたね。そろそろ引退かな。
全日プロ2・3横浜大会で負けてしまった崔領二