[週刊ファイト3月1日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼ジミー鈴木の伝説!2・20 DSW最終章悶絶~新木場1stリング超満員
photo & text by タダシ☆タナカ
・グラビア特集!鷹の爪大賞2018新人賞プロレスラーが「面白過ぎ!」
・新井健一郎&サバイバル飛田&佐野直職人組がターザン山本を髪切り刑
・ターザン山本DSWが終わったら、俺の上がるリングはどこにあるんだよ!
・愛のビンタ受けジミー鈴木、TCW(Tokyo Championship Wrestling)旗揚げ宣言!
・山本「みんなが五輪に走るので私、DSW、新木場を独占させてもらいました」
・ゴジラ入場曲2mコンビ暴れ、宮本和志が筋肉誇示!KENSOがお仕事
・ロビー・ダイナマイトUTAMAROが松本崇寿の寝技芸輝かす!+鈴木秀樹
・元軍人ユン・ガンチョル大オーバー会場沸騰!文京区議員西村修はヒール
・田中将斗&黒潮”イケメン”二郎ジャケッツ結成!加藤茂郎&千葉智紹組
・我龍真吾が柔道家をKO!高岩竜一が鮮やかなデスバレーボム炸裂
・ガンダーラ鈴木提供31人ランブル:力の放棄でハイジ・カトリーナ優勝
・長瀬館長レザーフェイス!藤原ライオン&タイガーDATE組ダークマッチも
・凄すぎ!ハルク・ホーガンから激励動画!そして年間ベスト興行!?の幕開け
■ ジミー鈴木Presents DSW最終章
日時:2月20日 18:55~
会場:新木場1stリング 観衆300人(超満員札止め=主催者発表)
<第4試合 5🆚5イリミネーションマッチ>
○ターザン山本 田中稔 HASEGAWA アレックス・リー くいしんぼう仮面
16分35秒 卍固め
Men’sテイオー 新井健一郎 ●佐野直 サバイバル飛田 日向小陽
新井健一郎&サバイバル飛田&佐野直職人組がターザン山本を髪切り刑
よく考えられた展開だった。前回、緑の怪人と化したターザン山本だったが、同じことはやれない。新井健一郎の毒霧は、今回も助演賞ものの日向小陽ちゃんの顔面を染める。
試合はターザン山本の卍固めに佐野直がタップしたが、もちろんこれで終わりな訳がない(笑)。あわれ71歳の老人はお約束の流血は無論のこと、バリカン持参の新井健一郎によってすでに薄い髪の毛まで刈られてしまった。今回もトップ画像はターザン山本が強奪だ。極悪職人組にさんざん回されて、今回も鷹の爪大賞2018新人賞のプロレスラーが「面白過ぎ!」なのであった。
反ターザン同盟、あるいは反ターザン山本軍団が金権編集長批判!
愛のビンタ受けジミー鈴木、TCW(Tokyo Championship Wrestling)旗揚げ宣言!
ジミー鈴木「DSWは今日で最後です」
ターザン山本「バカヤロー! 今日の興行は史上空前の成功だぞ。DSWが終わったら、俺の上がるリングはどこにあるんだよ! 俺はDSWが死に場所なんだよ!」
ジミー鈴木「もう一発行きます。9月を考えております」
ターザン山本「俺の覚悟を見せてやる。藤波辰爾だぁ」(と、自分でハサミでさらに髪の毛を切る)
「俺たちはバカでいいんだよ! バカが歴史を作るんだよ! 俺たちみたいなバカがどこにいるか!」
ジミー鈴木「俺、滅茶苦茶感動しちゃった。さっきも泣いちゃったしさぁ。今後ともよろしくお願い申し上げます」
ターザン山本Twitter「みんなが五輪に走るので私、DSW、新木場を独占させてもらいました…」
ゴジラ入場曲2mコンビ暴れ、宮本和志が筋肉誇示!KENSOがお仕事
<第8試合 ダブルメインイベント1 60分1本勝負>
○ブロディ・スティール カウボーイ・マイク・ヒューズ
15分28秒 フルネルソン
●KENSO 宮本和志
ヒモで首を絞めたり古典ヒール芸をマイク・ヒューズ
KENSOは素晴らしい!
絵になるブロディ・スティール
怪力フルネルソンがフィニッシュというのはクラシックへ原点回帰なのか。最近では聞かない。
ジミー鈴木が奇跡を起こした。新木場1stリングが超満員になったのだ。ジミー鈴木とガンダーラ鈴木が私財を投げうって、外国人選手も多数参戦させた豪華な大会である。平均5000円のチケットでこれだけ贅沢なカードが、ダークマッチも入れて9カードも楽しめたのだから、大満足だったのは観客ということになる。
大会終了後、「大成功じゃないですか?」とふったら、ジミー鈴木は、「いや、大成功というのは黒字になった時なんで」と答えた。最終章ということで、Diamond Stars Wrestlingは今回で終了。しかし、「他に上がるリングがないじゃないか!」と、ターザン山本がジミー鈴木をひっぱたいていた。現在、面会謝絶の病室にいるウォリー山口のためにも、TCW(Tokyo Championship Wrestling)の名称で新団体を9月頃に旗揚げするという。これだけバラエティーに富んだ面白い大会をプロデュースできるジミー鈴木は凄い。参加しなければ後悔すること間違いなし。「見逃したら一生の不覚!ハチャメチャ太鼓判!」の看板は偽りではなかった。
ロビー・ダイナマイトUTAMAROが松本崇寿の寝技芸輝かす!+鈴木秀樹
<第7試合 ダブルメインイベント2 60分1本勝負>
○ロビー・ダイナマイト UTAMARO
6分53秒 ツームストーン・パイルドライバー⇒体固め
鈴木秀樹 ●松本崇寿
松本崇寿はパンクラスでガチンコやってたのも見ているし、リアルジャパンなどでプロレスやってるのも見てるが、誘い込んでの寝技の攻防がこんなに面白いとは。相手が英国ロビー・ダイナマイトであり、なかなか上手いUTAMAROだから輝けたのかも。
最後はパイルドライバーだったが短い。もっとじっくり見ていたいカードだった。
元軍人ユン・ガンチョル大オーバー会場沸騰!文京区議員西村修はヒール
<第6試合 NKPWAヘビー級選手権試合 61分3本勝負>
1本目
[王者]○西村修
11分21秒 足四の字固め
[挑戦者]●ユン・ガンチョル
2本目
[挑戦者]○ユン・ガンチョル
5分11秒 一本足頭突き⇒体固め
[王者]●西村修
3本目
[王者]○西村修
2分34秒 トップロープ越しの回転エビ固め
[挑戦者]●ユン・ガンチョル
※2-1で王者が防衛に成功
田中将斗&黒潮”イケメン”二郎ジャケッツ結成!加藤茂郎&千葉智紹組
<第5試合 10分1本勝負>
田中将斗 ○黒潮”イケメン”二郎
13分32秒 片エビ固め
加藤茂郎 ●千葉智紹
加藤茂郎のリック・フレアーがデッドリー・ドライブで投げられ、一人バンプで前のめりに倒れてといい味出してくれたが、今宵は3年間負けなしのインディー王者組もジャケッツの人気には及ばず。
我龍真吾が柔道家をKO!高岩竜一が鮮やかなデスバレーボム炸裂
●一条直樹(柔道)
※もうひとりは高岩竜一(プロレス)
プロレスラーは3カウント、柔道家は一本を2回、格闘家はKOで勝負が決する特別ルール
ガンダーラ鈴木提供31人ランブル:力の放棄でハイジ・カトリーナ優勝
<第2試合 ガンダーラ鈴木提供 31人参加時間差インディーランブル>
○ハイジ・カトリーナ
28分58秒 女には手を出さないと試合放棄
●力
※退場順(数字は入場順):タコ乳頭(2)、竹田誠志(1)、SAKURA(9)、高橋博之(3)、H Ⅱ(7)、鷲田周平(10)、伊橋剛太(8)、よしえつねお(22)、汰華(23)、守部宣孝(13)、ミスター雁之助(21)、ポイズン澤田JULIE(20)、フレッド・マイケル・ブラッシー(28)、ポジ・ブラジル・ランディー(27)、LINDA(24)、真王DATE(15)、魔破DATE(16)、孫悟空DATE(17)、渦巻DATE(18)、時艦DATE(19)、TB(25)、清水来人(12)、ヤマダポンド(26)、唯我(6)、美月凛音(5)、ルー・藤原(30)、力(14)
ガンダーラ鈴木がお約束でBKFのベルトを逆さまに巻いて登場の31人インディーランブル。出てくる間隔は30秒もない。美月凛音の登場は、新木場のシャッターが開いて真っ赤なランボルギニーという、No.1ホストって凄いなぁ。スターダムのトニー・ストームもあとで乗せて貰ってました。よしえつねおがケツを出し、ポイズン澤田JULIEのダンスには皆が合わせると。ジミー鈴木興行だからハイジが優勝するのはわかってたけど、結構うまくまとまって面白かった。
長瀬館長レザーフェイス!藤原ライオン&タイガーDATE組ダークマッチも
<第1試合 長瀬館長提供 WMWミドル級王座決定戦 10分1本勝負>
○長瀬館長
3分28秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
●レザーフェイス
<第0試合 ダークマッチ 大会開始まで1本勝負>
○藤原ライオン タイガーDATE
10分58秒 藤原アームバー
●マイケル・オズボーン 真王DATE
凄すぎ!ハルク・ホーガンから激励動画!そして年間ベスト興行!?の幕開け