メルヴィン・マヌーフ豪快KO勝利!9・19『ベラトール 125』

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 2014年9月19日にカリフォルニア州フレズノで『ベラトール 125』が開催された。
 今大会の注目は、メルヴィン・マヌーフのベラトールデビュー戦だ。桜庭和志を一方的にKOした事で日本の格闘技ファンにも知名度が高いマヌーフ。元々、キックボクサーだっただけに、キックとMMAを並行して行い、派手な殴り合いをするので人気選手だ。反面、粗っぽい戦法ゆえ一本負けも多い。
 対するダグ・マーシャルは2003年デビューのベテラン。元WEC世界ライトヘビー級王者で、現在はベラトールに参戦、トーナメント優勝も果たした。国際的に活躍するマヌーフと、北米MMAシーン保守本流を歩んできたマーシャルとキャリアは対照的だ。当然、番組ではマヌーフの過去の試合、派手にKOするシーンが紹介され、ベラトール参戦を煽っていたが、会場人気は地元のマーシャルだ。

 試合は、お互いにスタンド一辺倒、グランドに行く気がないという打ち合い。いきなりマヌーフの前蹴りがローブローになり中断したが、その後もスタンドの展開が続く。パンチ一辺倒のマーシャルに対し、キックも混ぜてくるマヌーフが次第に有利になり、最後は、金網に追い込んでラッシュ。マヌーフの右フックがマーシャルの耳の上とらえてマーシャルは前のめりにダウン。動かないマーシャルをみてすぐにレフェリーは制止し、マヌーフが豪快なKO勝利でベラトール初陣を飾った。この勝利でマヌーフは、ミドル級王座への挑戦が決定。ちなみにマヌーフは、12月6日の『KSW29』でミハウ・マテルラのKSWミドル級王座に挑む予定になっている。場合によっては二冠王となる可能性も出てきた。

 また、日系であるゴイチ・ヤマウチはチョークで快勝。テレビで中継されるメインカード全て一本か、KO決着でベラトール新体制、好調なようだ。

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■ ベラトール 125
日時:2014年9月19日
場所:アメリカ・カリフォルニア州フレズノ

<ミドル級>
○メルヴィン・マヌーフ
 1R 1分45秒 KO
●ダグ・マーシャル

<ミドル級>
○ハファエル・カルヴァリョ
 1R 3分06秒 TKO
●ブライアン・ロジャース

<ヘビー級>
○ハヴィー・アヤラ
 1R 1分03秒 チョークスリーパー
●ラフイール・バトラー

<フェザー級>
○ゴイチ・ヤマウチ
 1R 4分37秒 チョークスリーパー
●マーティン・ステイプルトン

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