WINDY KICK大森大会~現存するジュニアムエタイ界では最も古い団体なり9年目へ

 キックボクシング部門(首相撲なしのストライキングルール)のWINDY KICK王座とムエタイ部門のWINDY MUAYTHAI王座の二つを管理するWINDYの年内最後の大会が開催された。
 前回大会王者が防衛戦を行う旧体制から、大会ごとに王者を決定する新体制へと移行したWINDY。創設当初の「誰にでも平等なチャンスを与える」というコンセプトがより濃くなった大会となった。その結果、王者が総入れ替わりとなり、フレッシュな顔ぶれが揃うことも。2009年12月に旗揚げしてちょうど8年となるWINDY。現存するジュニアムエタイ界では最も古い団体という存在になり、WINDYは9年目に突入する。

■ WINDY事務局「WINDY Super Fight」
日時:12月17日(日)計量10:00 開始11:00
会場:東京・大森ゴールドジム

WINDY KICK 23kg
梅田剣(AKIRA-budo school)
堀蓮翔(パワーオブドリーム)
佐藤優聖(パワーオブドリーム)
秋山虎士郎(パワーオブドリーム)
石川政駕(萬田道場)

WINDY KICK 23kgトーナメント予選 1分30秒2R
○石川政駕(萬田道場)
vs
●堀蓮翔(パワーオブドリーム)
延長判定3-0
ワンツー連打から右ミドルを打つ石川に対し、下がりながらも距離を取ってパンチで応戦する堀。手を止めない石川は前に出ながら左右ミドルを打ち、堀に反撃を許さない。2Rになると、ゴングと同時に石川がパンチ連打で先手を打つも、堀が前蹴りと右ローで応戦。終盤に堀の右前蹴りがヒットし、パンチ連打で追い上げていく堀。本戦判定はドローとなり延長戦へ。互いにパンチの打ち合いとなり、石川が判定勝利。準決勝進出を決めた。

WINDY KICK 23kgトーナメント準決勝 1分30秒2R
○石川政駕(萬田道場)
vs
●梅田剣(AKIRA-budo school)
判定3-0
※石川が決勝戦進出
パンチとミドル、首相撲からヒザの応酬が続く1R。2Rになると、梅田が右ミドルを打ちながら前に出るが、石川は首相撲で応戦。終始右ミドルで主導権を握った石川が判定で勝利。決勝戦に駒を進めた。

WINDY KICK 23kgトーナメント準決勝 1分30秒2R
○秋山虎士郎(パワーオブドリーム)
vs
●佐藤優聖(パワーオブドリーム)
本戦判定1-0
延長判定3-0
※秋山が決勝戦進出

同門対決となった準決勝。飛び蹴りや飛び前蹴りとった蹴り技主体の秋山に対し、佐藤も右ミドルや右前蹴りといった、秋山同様蹴り技主体となり、どちらの蹴り技が冴えわたるかが勝利のカギとなりそうだ。2Rになると、秋山は左右フックから右ストレートを打ち右ミドルと手数を増やしていくが、判定はドロー。延長戦へ。秋山がパンチで手数を増やして延長戦を制し決勝戦に駒を進めた。これにより、石川と王座を争うこととなった。

WINDY KICK 23kgトーナメント決勝 2分3R
◎石川政駕(萬田道場)
vs
●秋山虎士郎(パワーオブドリーム)
TKO 1:50 右ハイ→レフェリーストップ
ゴング同時にパンチを打ちながら前に出る石川。終盤に右ストレートでダウンを取り、なおもパンチを打ちながら右ハイがヒットしたところでレフェリーが試合をストップ。石川が新王者に就いた。応援してくれてありがとうございました、とコメントし、リングを後にした。

WINDY KICK 36kg
梅田迅(AKIRA-budo school)
山本陽忠(AKIRA-budo school)
五條翔龍(力道場静岡)
櫻井主帝(チームドラゴン)

WINDY KICK 36kgトーナメント準決勝 1分30秒2R
山本陽忠(AKIRA-budo school)
vs
櫻井主帝(チームドラゴン)
判定 3-0
※山本が決勝戦進出
右ローとバックキックで先手を打つ山本に対し、ワンツーから右ロー、右ミドルで応戦する櫻井。山本をロープに詰めて左右フックを連打する櫻井だが、負けじと左右フックとヒザで山本も意地を見せる。2Rになると、山本の右前蹴りと右ハイがヒット。判定で山本が勝利し決勝戦を駒を進めた。

WINDY KICK 36kgトーナメント準決勝 1分30秒2R
●五條翔龍(力道場静岡)
vs
○梅田迅(AKIRA-budo school)
判定3-0
五條は計量400gオーバーのため減点1からスタート。
※梅田が決勝戦進出

リーチの差で勝る梅田が右ミドルとヒザで攻めるも梅田は右ローとパンチで応戦。五條の前蹴りにカウンターで右ローを合わせ徐々に手数を増やしていく梅田。2Rは梅田のパンチの手数が増え、徐々に下がる姿が目立つ五條。それでも五條は右ストレートとヒザで応戦。梅田はパンチからの右ロー。判定で梅田が勝利。決勝戦へと駒を進めた。

WINDY KICK 36kgトーナメント決勝 2分3R
●山本陽忠(AKIRA-budo school)
vs
○梅田迅(AKIRA-budo school)
判定2-1 29-28 28-29 28-29 ※梅田が新王者に就く。

決勝戦は同門対決に。距離を取りながら右ローを打つ山本。梅田は山本の右ローを被弾しながらもワンツーと右ミドルを返し応戦。2Rはパンチと右ローの打ち合いが続き、3Rになっても同様。山本がパンチを打ちながら前に出て梅田に反撃を許さない。それでも梅田は山本の右ストレートに合わせて右ローをカウンター狙いで打っていく。判定で梅田が勝利し、新王者に就いた。

WINDY MUAYTHAI 30kg
所風雅(Refre’K)
曽我昴史(鍛錬会)
兵頭慶(力道場静岡)
吉田琉空(AKIRA-budo school)

WINDY MUAYTHAI 30kgトーナメント準決勝 1分30秒2R
●兵頭慶(力道場静岡)
vs
○曽我昴史(鍛錬会)
曽我が決勝戦進出を決めた。
首相撲の展開が続く1R。曽我が右ストレートからの右ロー、左ハイと前に出て手を出す光景が目立つ。兵頭は押されつつも右ローで応戦。2Rになると前に出て右ストレートを打つ兵頭。曽我は距離を取ってカウンターで右ローをヒット。なおも曽我は右ストレートをヒットさせ曽我ペースに。判定で曽我が勝利し、決勝戦進出を決めた。

WINDY MUAYTHAI 30kgトーナメント準決勝 1分30秒2R
◎所風雅(Refre’K)
vs
●吉田琉空(AKIRA-budo school)
TKO 2R0:23 右ヒザ→レフェリーストップ
※所が決勝戦進出

右ローと前蹴りで積極的に手数を出していく所。残り10秒のところで、所は吉田をロープに詰めて右ストレートでダウンを奪う。2R開始早々に、所は吉田を首相撲で捕まえ、吉田の頭が下がったところにヒザを打ちダウン。同時にレフェリーがストップ。所が決勝戦へと駒を進め、先に決勝戦進出を決めた曽我と王座を争うこととなった。

WINDY MUAYTHAI 30kgトーナメント決勝 1分30秒5R
○曽我昴史(鍛錬会)
vs
●所風雅(Refre’K)
判定3-0 三者共に49-48
※曽我が新王者に就く

1Rは互いに様子見の状態が続き、2Rには所の左前蹴りが曽我のアゴをとらえる。曽我の右ミドルをキャッチし右ローを返す所。曽我が右ミドルを打てば、すかさず所は右ローを返す。スピーディーな展開に。4Rは首相撲からヒザの応酬が続き、これまで押され気味だった曽我が徐々に前に出て右ストレートを打ち、回り込んで左ミドルを打ち、追い上げを見せていく。ドローに見えたかに思えたが、僅差で曽我に軍配が上がり、曽我が新王者に就いた。

WINDY MUAYTHAI 42kg
押川大也(EXSINDECON GYM JAPAN)
森山侑音(Weed GYM)
白川泰地(クロスポイント大泉)

WINDY MUAYTHAI 42kgトーナメント準決勝 1分30秒2R
●森山侑音(Weed GYM)
vs
○押川大也(EXSINDECON GYM JAPAN)
延長判定1-2
本戦判定はドロー1-1
※押川が決勝戦進出

首相撲とミドルの応酬が続く1Rだったが、2Rになると、森山が首相撲からヒザ、右ミドルと手数を増やしていくが、押川もミドルで応戦。本戦はドローとなり延長戦へ。右ミドルと首相撲の応酬となるが、距離を取って左ミドルをヒットさせた押川が判定で勝利し決勝戦へと駒を進めた。これにより、シード権を獲得していた白川泰地(クロスポイント大泉)と王座を争うこととなった。

WINDY MUAYTHAI 42kgトーナメント決勝 1分30秒5R
○白川泰地(クロスポイント大泉)
vs
●押川大也(EXSINDECON GYM JAPAN)
判定3-0 49-47 49-47 49-48
※白川が新王者に就く。

左ミドル連打をしながら前に出る押川に、スウェーで避けながらも下がってしまう白川。そこにワンツーを打ち込み、右ローを追撃する押川。白川も右ローで応戦し、首相撲で押川を崩してヒザを打ち込んでいく。後半は白川が首相撲からヒザで追い上げ、判定で白川が勝利。新王者に就いた。

WINDY MUAYTHAI 48kg
馬場由輝(AXSPEAR池袋)
鎌田士竜(BTCジム)
和田拓飛(萬田道場)
熊谷翔天(REVIVAL-GYM)

WINDY MUAYTHAI 48kgトーナメント準決勝 1分30秒2R
●鎌田士竜(BTCジム)
vs
○熊谷翔天(REVIVAL-GYM)
判定0-3
※熊谷が決勝戦進出

前蹴りから右ストレートをヒットさせ、一気に手数を増やしていく熊谷に対して、
終盤は熊谷が左右フックを連打し、ダウンを奪う。残り1秒で鎌田の右ハイがヒットするが、ヒットが浅く直撃は避けられた。2Rになると、熊谷は前蹴りで距離を詰めながらパンチを打ち込んでいくが、鎌田も前蹴りと右ローで応戦。判定で熊谷が勝利し決勝戦へと駒を進めた。

WINDY MUAYTHAI 48kgトーナメント準決勝 1分30秒2R
○和田拓飛(萬田道場)
vs
●馬場由輝(AXSPEAR池袋)
※和田が決勝戦進出

和田が右ローや右前蹴りを打っていくも馬場は様子見。和田の出方を見ながら、和田の右ローやパンチにカウンターを合わせて右ローをヒットさせていく馬場。2Rになると首相撲からヒザの応酬が目立つ展開に。判定で和田が勝利し、先に決勝戦進出を決めた熊谷と王座を争うこととなった。

WINDY MUAYTHAI 48kgトーナメント決勝 1分30秒5R
●熊谷翔天(REVIVAL-GYM)
vs
◎和田拓飛(萬田道場)
TKO 4R0:38 セコンドからのタオル投入
※和田が新王者に就く

互いにパンチの打ち合いがなされ、4Rに熊谷が和田をロープに詰めてパンチ連打で追い詰めるが、体を入れ替えこれを脱出。距離を取って今度は和田が熊谷をロープに詰めてパンチ連打でダウンを奪う。立ち上がったところでセコンドがタオルを投入し、レフェリーがストップ。和田が新王者に就いた。


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