[週刊ファイト11月30日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼[ファイトクラブ]プロレスラーが好きな声優No1とLION’S GATE PROJECT9の共通点
photo text by こもとめいこ♂
・プロレスラーが好きな声優No1はアノ御方
・FCイベントでまた神エピソード誕生!
・LION’S GATE PROJECT9の最大の問題点とは
・好評!! 今週の岡&北村
「おたく」は「おたく」に無条件でシンパシーを感じるところがあり、箱根駅伝の選手名鑑が発売されると、好きなタレントで声優やアニメキャラをあげた選手をチェックし、応援するのは正月の風物詩になっている。
そんな訳で、先週発売された週刊プロレスの『プロレスラー選手名鑑』を、声豚(声優にブヒブヒ萌える)の筆者としては『⑬好きな有名人』の所だけ集中的に調べてみた。
まず筆頭はなんといっても世界最強のおたく、岡倫之。普通1〜2人のところに7組をねじ込み、Claris(アニソンデュオ)、ミルキィホームズ(いわずと知れたブシロード・響の看板声優ユニット)、黒崎真音(アニソンアーティスト)、上坂すみれ(ロシア大好きサブカルプ女子声優)、平坂読(『僕は友達が少ない』『妹さえいればいい。』他の小説家)伏見つかさ(『俺の妹がこんなに可愛い わけがない』『エロマンガ先生』他の小説家)と、同志感溢れる名前がズラリ(最後に広瀬すずが入っているのは実写版『ちはやふる』からであろう)。
人数で多いのはDDTで、竹下耿之介は上坂すみれ、中野章人はいわずと知れた奈々様こと水樹奈々。意外なのは、ホストの過去を持つフリーの愛澤No.1が、May’n(ホリプロのアニソンアーティスト)とWake up,Girle! (アニメタイアップ声優アイドルユニット)をあげているところ。
さらには、リアルジャパン納谷幸男が水瀬いのり(水樹奈々も所属するキングレコードの声優アーティスト)をあげている。
女子では、東京女子の、のの子がプライベートでも交流のあるミルキィホームズをあげ、フリーの尾崎妹加とBeginning金城真央が水樹奈々をあげている。
https://twitter.com/kaneshiromao
と、いうところで、奈々様こと水樹奈々がプロレスラーNo1人気声優の座を勝ち取ったといえる。
金城真央が、「神」と崇める奈々様の、神たるゆえんを目撃したのが11・19さいたまスーパーアリーナでの『S.C. NANA NET ファンクラブイベントⅦ』である。
FCイベントということで、色々な企画の中に出てきたのが、バックバンド『チェリーボーイズ』メンバーとの障害物競走。
全力全開が心情の奈々様が、さいたまスーパーアリーナ内のコースを全力疾走し、空気入れで風船を割ったものの、惜しくも2着。
さてお待ちかねのライブパートへということろで、トラブルが発生した。
演奏の準備の間、抽選会でイベントで使用した小道具がプレゼントされていたのだが、その間に、体調を整える為にという事で、グッズを増やして延長されること数回。
遂には、喉の食道と気道を切り替える弁が固着して、回復を待つというアナウンスが成された。
実は水樹奈々の喉のトラブルは2015年のツアー、LIVE FLIGHTでも起こり、その時にはドクターストップを押して強行しようとした本人が泣き崩れたという一幕が伝えられた。
それ以後は本人も運営サイドも喉の状態に気を遣ってのライブではあったのだが、今回は全力疾走したあとで、空気入れを激しく圧縮した時のタイミングが悪く、そうなったらしい。
それが本人がうがいしたり喉を使ったりと懸命に復帰を試みた結果、1時間ほどの待機時間で済んだのは驚くばかり。さらにスゴいのは、そんな事があったことを微塵も感じさせないぐらいに声を張り、熱唱を披露したこと。
あまつさえ、最後に恒例となっているようにマイクを通さずスーパーアリーナに挨拶を響かせた、
LIVE FLIGHTで公演を流し、復帰後に横浜スタジアムには吊るされた飛行機に乗って登場、身を乗り出して唄う姿に度胆を抜かれたが、その時以上に驚かされたl。
マイナスが発生したらそれを全力全開でプラスに変えていく。これがまさに「神」「生ける伝説」と呼ばれる所以なのである。