[週刊ファイト11月30日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼[ファイトクラブ]新日本プロレス WORLD TAG LEAGUE地方大会も満員続発!
photo text by こもとめいこ♂
・新日本プロレス11・18後楽園大会詳報
・独自の視点で今後の新日本プロレスの展開を予想
・絶好調新日本プロレスの死角
・好評!! 今週の岡&北村
11・18後楽園から始まった、新日本プロレス『鉄拳Presents WORLD TAG LEAGUE 2017』怒濤の4連戦が終了した。
後楽園は勿論、日曜の高崎を札止めにし、平日の山梨も満員。所沢にも1237人を集める大人気。
ライガーらジュニア戦士、トップガイジンのケニー・オメガは不参加な上、タッグリーグそのものに、内藤哲也、オカダ・カズチカ、棚橋弘至のタイトルホルダーは不出場。
「盛り上がってない。史上最低のタッグリーグ」
と、内藤哲也がこき下ろすほどに、新日本プロレス人気が盤石であることを物語る。
その内藤哲也が地方興行ではメーンを張り、やっていることといえば、IWGP次期挑戦者権利者証とされるアタッシュケースを高橋ヒロムにいかにぶつけるかだったりするのだから、色々工夫しても土日祝の首都圏の少会場の動員にも四苦八苦する他団体にしてみれば羨ましい限りの盛況ぶり。
その勢いのまま、1・4東京ドームもチケットが好調で、ブシロード木谷本部長の鼻息も荒い。
1.4新日本プロレス東京ドーム大会のチケットが20年振りぐらいのスピードで売れている。盛り沢山のカード編成が受けているのだろうか。そして海外からのお客様も多い。とても楽しみなって来た。引き続きよろしくお願いします。
— 木谷高明 (@kidanit) 2017年11月22日
今後の地方大会も売れ行き好調とのことで、1・4へ向け、新日本プロレスの勢いはますます加速しそうだ。
11.21終了時点での星取り表
■ 鉄拳Presents WORLD TAG LEAGUE 2017
日時:11月23日(木・祝) 開場17:00 開始18:00
会場:兵庫・神戸サンボーホール
観衆:1387人(札止め)
<第1試合 20分1本勝負>
●川人拓来 ジェフ・コブ マイケル・エルガン
6分55秒 ヌメロ・ドス
〇エル・デスペラード デイビーボーイ・スミスJr. ランス・アーチャー
<第2試合 20分1本勝負>
●北村克哉 デビッド・フィンレー ハンソン レイモンド・ロウ
9分39秒 ストロングゼロ⇒エビ固め
チャッキーT 〇バレッタ 矢野通 石井智宏
<第3試合 20分1本勝負>
ヘナーレ 〇真壁刀義 棚橋弘至
9分43秒 キングコングニードロップ⇒片エビ固め
●レオ・トンガ タンガ・ロア タマ・トンガ
<第4試合 30分1本勝負『WORLD TAG LEAGUE 2017』Aブロック公式戦>
(2勝0敗=4点)
〇チェーズ・オーエンズ バッドラック・ファレ
8分46秒 横入り式エビ固め
〇高橋裕二郎 ハングマン・ペイジ
(1勝1敗=2点)
<第5試合 30分1本勝負『WORLD TAG LEAGUE 2017』Aブロック公式戦>
(1勝1敗=2点)
〇小島聡 天山広吉
13分48秒 ラリアート⇒体固め
●中西学 永田裕志
(0勝2敗=0点)
<第6試合 30分1本勝負『WORLD TAG LEAGUE 2017』Aブロック公式戦>
(1勝1敗=2点)
飯塚高史 〇鈴木みのる
13分20秒 ゴッチ式パイルドライバー⇒体固め
SANADA ●“キング・オブ・ダークネス”EVIL
(0勝2敗=0点)
<第7試合 30分1本勝負『WORLD TAG LEAGUE 2017』Aブロック公式戦>
(2勝0敗=4点)
サミ・キャラハン 〇ジュース・ロビンソン
12分10秒 パルプフリクション⇒片エビ固め
●YOSHI-HASHI 後藤洋央紀
(1勝1敗=2点)
<第8試合 30分1本勝負>
外道 ウィル・オスプレイ 〇オカダ・カズチカ
13分54秒 レインメーカー⇒片エビ固め
高橋ヒロム ●BUSHI 内藤哲也
■ 鉄拳Presents WORLD TAG LEAGUE 2017
日時:11月21日(火) 開場18:00 開始19:00
会場:山梨・アイメッセ山梨
観衆:1111人(満員)
<第1試合 10分1本勝負>
△海野翔太
10分00秒 時間切れ引き分け
△成田蓮
<第2試合 20分1本勝負>
中西学 サミ・キャラハン 〇ジュース・ロビンソン
9分57秒 パルプフリクションDX⇒片エビ固め
●レオ・トンガ タンガ・ロア タマ・トンガ
<第3試合 20分1本勝負>
〇小島聡 天山広吉
9分39秒 ラリアート⇒体固め
●岡倫之 永田裕志
<第4試合 20分1本勝負>
チャッキーT 〇バレッタ YOSHI-HASHI 後藤洋央紀
10分32秒 デュードバスター⇒エビ固め
●エル・デスペラード 金丸義信 飯塚高史 鈴木みのる
<第5試合 30分1本勝負>
●川人拓来 ジェフ・コブ マイケル・エルガン 棚橋弘至
9分57秒 ライト・オブ・パッセージ⇒体固め
高橋裕二郎 ハングマン・ペイジ 〇チェーズ・オーエンズ バッドラック・ファレ
<第6試合 30分1本勝負『WORLD TAG LEAGUE 2017』Bブロック公式戦>
(0勝1敗=0点)
●北村克哉 デビッド・フィンレー
10分04秒 キラーボム⇒エビ固め
〇デイビーボーイ・スミスJr. ランス・アーチャー
(1勝0敗=2点)
<第7試合 30分1本勝負『WORLD TAG LEAGUE 2017』Bブロック公式戦>
(0勝1敗=0点)
●ヘナーレ 真壁刀義
9分44秒 フォールアウト⇒エビ固め
ハンソン 〇レイモンド・ロウ
(1勝0敗=2点)
<第8試合 30分1本勝負>
●外道 ウィル・オスプレイ 矢野通 石井智宏 オカダ・カズチカ
11分48秒 マジックキラー⇒片エビ固め
高橋ヒロム BUSHI 〇SANADA “キング・オブ・ダークネス”EVIL 内藤哲也
■ 鉄拳Presents WORLD TAG LEAGUE 2017
日時:11月20日(月) 開場18:00 開始19:00
会場:埼玉・所沢市民体育館・メインアリーナ
観衆:1237人
<第1試合 10分1本勝負>
△八木哲大
10分00秒 時間切れ引き分け
△海野翔太
<第2試合 20分1本勝負>
北村克哉 〇ジェフ・コブ マイケル・エルガン
7分40秒 ツアー・オブ・ジ・アイランド⇒片エビ固め
●岡倫之 ハンソン レイモンド・ロウ
<第3試合 20分1本勝負>
デビッド・フィンレー サミ・キャラハン 〇ジュース・ロビンソン
7分56秒 合体パルプフリクション⇒片エビ固め
●レオ・トンガ タンガ・ロア タマ・トンガ
<第4試合 20分1本勝負>
YOSHI-HASHI 矢野通 石井智宏 〇後藤洋央紀
11分40秒 反則
デイビーボーイ・スミスJr. ランス・アーチャー 飯塚高史 ●鈴木みのる
<第5試合 30分1本勝負>
●川人拓来 棚橋弘至
8分10秒 バックフリップ⇒片エビ固め
〇ヘナーレ 真壁刀義
<第6試合 30分1本勝負『WORLD TAG LEAGUE 2017』Aブロック公式戦>
(0勝1敗=0点)
●中西学 永田裕志
10分46秒 ピンプジュース⇒片エビ固め
〇高橋裕二郎 ハングマン・ペイジ
(1勝0敗=2点)
<第7試合 30分1本勝負『WORLD TAG LEAGUE 2017』Aブロック公式戦>
(0勝1敗=0点)
●小島聡 天山広吉
11分43秒 バッドラックフォール⇒片エビ固め
チェーズ・オーエンズ 〇バッドラック・ファレ
(1勝0敗=2点)
<第8試合 30分1本勝負>
●外道 ウィル・オスプレイ YOSHI-HASHI 後藤洋央紀 オカダ・カズチカ
12分05秒 マジックキラー⇒片エビ固め
高橋ヒロム BUSHI SANADA 〇“キング・オブ・ダークネス”EVIL 内藤哲也
■ 鉄拳Presents WORLD TAG LEAGUE 2017
日時:11月19日(日) 開場14:00 開始15:00
会場:群馬・ニューサンピア高崎
観衆:1535人(札止め)
<第1試合 10分1本勝負>
△八木哲大
10分00秒 時間切れ引き分け
△成田蓮
<第2試合 20分1本勝負>
●岡倫之 北村克哉
6分26秒 ライト・オブ・パッセージ⇒体固め
高橋裕二郎 〇ハングマン・ペイジ
<第3試合 20分1本勝負>
川人拓来 〇小島聡 天山広吉
8分59秒 ラリアート⇒体固め
●海野翔太 中西学 永田裕志
<第4試合 20分1本勝負>
デビッド・フィンレー サミ・キャラハン 〇ジュース・ロビンソン
8分19秒 合体パルプフリクション⇒片エビ固め
●レオ・トンガ チェーズ・オーエンズ バッドラック・ファレ
<第5試合 30分1本勝負>
〇ヘナーレ ハンソン レイモンド・ロウ 真壁刀義 棚橋弘至
12分18秒 反則
●エル・デスペラード デイビーボーイ・スミスJr. ランス・アーチャー 飯塚高史 鈴木みのる
<第6試合 30分1本勝負『WORLD TAG LEAGUE 2017』Bブロック公式戦>
(1勝0敗=2点)
チャッキーT 〇バレッタ
11分07秒 デュードバスター⇒エビ固め
●タンガ・ロア タマ・トンガ
(0勝1敗=0点)
<第6試合 30分1本勝負『WORLD TAG LEAGUE 2017』Bブロック公式戦>
(1勝0敗=2点)
ジェフ・コブ 〇マイケル・エルガン
13分28秒 エルガンボム⇒エビ固め
矢野通 ●石井智宏
(0勝1敗=0点)
<第8試合 30分1本勝負>
●外道 ウィル・オスプレイ YOSHI-HASHI 後藤洋央紀 オカダ・カズチカ
13分01秒 マジックキラー⇒片エビ固め
高橋ヒロム BUSHI 〇SANADA “キング・オブ・ダークネス”EVIL 内藤哲也
と、興行としては、ひとまず好調の新日本プロレスだが、内容の方はもう一つ首をひねる部分も多い。
まず、地方でも人気の北村克哉&岡倫之の処遇。
せっかく『モンスターレイジ』と名前まで付けたのに、タッグリーグには北村克哉のみがデビッド・フィンレーと組んで参戦。
岡倫之の怪我が原因かと思いきや、連日試合には登場し、高崎では2人でタッグで出場している。
ヤングライオン杯の結果前に2人の人気が爆発しないようにとの配慮なのか、ベテラン勢への忖度なのか、ファンとしてもモヤモヤするところ。
試合前のモンスターレイジ