11月8日(水)水道橋の『覆面工房』にて、CMLL行きを控えたミステル・カカオと小林香萌が共同で会見を行った。
3年振りの聖地アレナ・メヒコ出場となるミステル・カカオは、
「3年で、CMLLのレベルもあがり、若い選手も台頭している」
と、現地情勢を分析、
「緊張とプレッシャーを感じている」
と、心情を吐露、マスク越しにも期するものが伝わってきた。
本来、CMLLと提携している新日本プロレス以外から日本ルートでの出場は困難。
だがミステル・カカオに限って、CMLLジャパンとしての活動やルチャドーラとしての実績が評価されての特例でのブッキングで、しかも現地では初となるシングルマッチでの登場というのも、緊張とプレッシャーの理由のようだ。
11・14の出場を楽しみに待ちたい。
続いて小林香萌がCMLL REINAインターナショナルジュニアチャンピオンのベルトを携えて会見。
「メキシコ入りが決まって高ぶっている」
と切り出した小林香萌の出発は1月下旬で、帰国時期は未定。サーキットに参加しながら練習し、メキシコでの活動基盤を築いて戻りたいと決意を語った。。
「ベルトの防衛戦をできるならやりたい」
という小林香萌に、ミステル・カカオが、
「女子は6人タッグが主で、それも毎週組まれるわけではない」
と解説、もしシングルでのタイトルマッチが決まれればそれだけでも快挙といえる。
試合中と異なり、神妙な面持ちだった小林香萌だが、スペイン語でのコミュニュケーションを訊くと、
「挨拶ぐらいしかできないので、プロレス用語から覚えたい」「(スペイン語の)本を買ったけど、読んでない」
と、笑いを誘い、ようやく試合中の顔を垣間見せた。
遠くメキシコに行くのに不安よりも興奮が先立つ辺り、本当にルチャが好きな25歳の女の子の素顔を見せた。
聖地アレナ・メヒコでの防衛戦実現を期待したい。
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