アジアを制覇し凱旋帰国のLAND’S END 天地の神を味方につけ大阪でRISING DRAGONを蹴散らす

■ 地の果てから新たなる航海へ
 LAND’S END ✖︎ RISING DRAGON
日時:10月29日(日) 13:00 OPEN 14:00 START
会場:守口市民体育館
ゴールドプロデューサー  三上靖史

 世界ツアーを目前に控えその手始めとして、まずはメンバーがアジア制覇を果たした韓国から凱旋帰国したばかり、意気揚々と会場入りしたLAND’S END主宰・崔領二選手だったが、疲れた様子まるで見せずに台風接近の大阪守口市民体育館のリングに上がり満員の観客に力強く呼びかけたのは、難病に苦しむ知人の息子さんである山本育海少年への募金運動だった。
「会場に募金箱を設けています。休憩時間には選手も募金箱を持ってまわりますので、どうかよろしくお願いいたします。」

 LAND’S ENDは他のどのプロレス団体とも、興行内容の趣が違う。
 ダンスグループ、ミュージシャン、ジャンル違いのアーチストも積極的にリングの上にあげて紹介する。
 「いつからかポピュラーな娯楽でなくなった傾向のあるプロレスを以前のようにもっとみんなに知ってもらえるように広めたい。」
 プロレスラーの熱意が天災を退けたか。

 大会終了時間の夕刻大阪を通過する予定だった台風22号がコースを逸れ、プロレスを心ゆくまで楽しんだ老若男女がちょうど守口市民体育館を出る頃、上空にはプロレスの未来を切り拓こうとする崔選手の意気込みにも似た鮮やかな夕映えが射していた。

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試合結果
<第1試合>
◯吉江豊
 4分24秒、ランニングボディプレス⇒体固め
●織部克己

<第2試合>
赤コーナー 守屋博昭、谷嵜なおき、◯三原一晃、旭志織、拳剛
 10分27秒、筋肉バスター⇒体固め
青コーナー マグニチュード岸和田、がばいじいちゃん、丸山敦、上野友暉、●レブロン、フジタミノル
※なお赤コーナーX欠場につき赤コーナーは5人で闘った

<第3試合>
タコヤキーダー、◯アルティメットスパイダーJr
 10分55秒、ファルコンアロー⇒片エビ固め
黒田哲広、●くいしんぼう仮面

<第4試合>
◯ウルティモドラゴン、TAJIRI、若鷹ジェット信介
 11分17秒、横回転エビ固め
ツバサ、ビリーケン・キッド、●最上九

<第5試合>
ゼウス、◯石切、ポール・トレイシー
 13分50秒、450度スプラッシュ⇒片エビ固め
将火怒、●ウエザイル、岩本煌史


<第6試合:メインイベント>
崔領二、◯ボディガー、不動力也
 21分18秒、バウンス⇒体固め
石川修司、浜亮太、●那須晃太郎


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