ファビオ・マルドナドが新王者!ファイトナイトグローバル73

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 9月4日(現地時間)にロシア・ダゲスタン共和国カスピースクで『Fight Nights Global 73: Aliev vs. Brandao』が開催された。
 このファイトナイツグローバルはロシアを中心とした東欧で精力的に大会を行なっており、過去にはアンドレイ・アルロフスキーなど大物も参戦しているのだが、UFCファイトパスで生中継もされた為、一躍、世界の格闘技ファンに知れ渡った(欧州ではテレビ生中継は以前から)。更にあのエメリヤエンコ・ヒョードルが試合した事で更に注目度が増している。またメジャーになった事で、UFCファイトナイトと混同を避けるため、ユーロ・ファイトナイツと呼ばれる事も増えてきた。
 今大会のメインはジ・アルティメット・ファイター13優勝者である元UFCファイター、ディエゴ・ブランダオに現在5連勝、キャリアのほとんどをという保守本流のアフメド・アリエフが挑むという一戦だ。ブランダオは菊野克紀にわずか28秒でTKO勝ちし、菊野をUFCからリリースさせた実力者だが、2016年にストリップバーで店員とトラブルを起こしてUFCからリリースされ、その後はファイトナイツグローバルに活躍の場を移し現在2連勝中だ。

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 そのブランダオを止めるべく立ちあがったアリエフだが、試合は後味の悪いものとなった。打撃で攻めながらも、グランドで下になるブランダオという展開となり、なんとブランダオがアリエフの耳に噛みつく反則。これに対しアリエフも反則の頭突きで応戦し、レフェリーが分けようとした時、アリエフがストップされても殴ってしまったのだった。これに激怒したブランダオも反撃、グランド状態でわざとアリエフの顎を蹴り上げた。レフェリーが両者の反則を注意すると、興奮したブランダオが、やってられないと金網をよじ登り試合を放棄。会場からは激しいブーイングでゴミが投げつけられるという異常事態となった。結局、収拾がつかないのでなんとかブランダオを説得し、ケージに戻らせてアリエフの手をあげさせる事で観客も収まり、ブランダオの試合放棄によるTKO負けでアリエフ勝利という事になった。
 またセミファイナルではライトヘビー級王座決定戦が行われ、ヒョードルに実質勝利したと言われるファビオ・マルドナド(※ヒョードルがKOされているのにレフェリーが試合を止めなかった)とMMA7戦全勝無敗というカーバン・アマロフで争われた。試合は打撃で追い込むアマロフがマルドナドのギロチンも潰しグランドで上になりパウンドで圧倒。そのまま試合を優位に進めたのだが、3Rになるとスタミナが切れてくる。これを待っていた試合巧者のマルドナドは、アマロフのタックルを潰し、ギロチンチョークを極めて逆転の一本勝ち。ベテランが伸びてきた新鋭をうまくいなして勝利したという形でマルドナドが勝利、新王者に輝いた。
 更に実力者であるが反則を繰り返し、UFC、WSOFからリリースされ、実質北米追放となっているホジマール・トキーニョも参戦。現在はファイトナイツグローバルを主戦場としており、シャミール・アミロフと対戦した。試合はトキーニョの寝技を恐れるアミロフが後ろに下がり続け、トキーニョが追いかけるという展開。強烈なキックを放つトキーニョだが、アミロフを捕まえる事が出来ないまま3Rまでもつれ込んだ。それでもなんとかグランドに持ち込んだトキーニョはアームロックや足関節を仕掛けるがアミロフはそれを凌ぎ、逆にスタンドでトキーニョを追い込む場面も見られた。試合は判定となり、後ろに下がり続ける消極的ながら、要所でテイクダウンや打撃を打ちこんだアミロフと、前に出てサブミッションを仕掛けまくったが相手を捕らえきれなかったトキーニョと難しい判定だったが、僅差の判定でアミロフが勝利。アミロフは試合後、自分で立ちあがる事が出来ないほど憔悴しており、両脇をセコンドが抱えて勝利のコールを聞いていた。

■ Fight Nights Global 73: Aliev vs. Brandao
日時:2017年9月4日(現地時間)
場所:ロシア・ダゲスタン共和国カスピースク

<ライト級>
○アフメド・アリエフ(ロシア)
 2R 3分44秒 TKO
●ディエゴ・ブランダオ(ブラジル)

<ライトヘビー級王座決定戦>
○ファビオ・マルドナド(ブラジル)
 3R 3分01秒 ギロチンチョーク
●カーバン・アマロフ(ロシア)

<ウェルター級>
○シャミール・アミロフ(ロシア)
 判定 2-1
●ホジマール・トキーニョ(ブラジル)

<ヘビー級>
○アルトゥール・アリスケロス(ロシア)
 判定 3-0
●セルゲイ・ポコダエフ(ロシア)

<ヘビー級>
○ウラジミール・ダイネコ(ロシア)
 判定 3-0
●スルタン・ムルタザリエフ(ロシア)


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