メインの現vs.元ラウェイ外国人王者対決は引分！3階級でベルト戴冠！『第2回ラウェイ・ワールド・チャンピオンシップ』

　8月20日ミャンマー・ヤンゴンのツワナ室内競技場にて『第2回ラウェイ・ワールド・チャンピオンシップ=LWC（Lethwei World Championship）』が開催された。結果、7階級（54kg※ミャンマー人同士、57kg、60kg、65kg、68kg、71kg、80kg）に女子1試合の対抗戦は8試合中5試合が引分けに。現vs.元のラウェイ外国人王者同士の対戦は現王者デーブ・レダックが優位に試合を進めるも、元王者セイラス・ワシントンも粘り時間切れ引分け。現在の勢いの差を見せた一戦となった。
　昨年67kg王者ピャン・トゥエ、60kg王者トゥン・ルインモー、57kg王者イェ・スィニは快勝、昨年度72kg王者ソーゴー・ムード、63.5kg王者ター・タル・タ・プィントは苦戦の引分けとなった。
PHOTO：Zin Lin Htunn

■　『第2回ラウェイ・ワールド・チャンピオンシップ』
日時：2017年8月20日 18:00開始
会場：ミャンマー・ヤンゴン　ツワナ室内競技場

＜第8試合　ラウェイ　女子60㎏　3分4Ｒ＞
△ブロニカ（ミャンマー／20歳　元国際式強化選手、ラウェイ1戦1分）
　時間切れ引分
△モニカ・ブレンス（コスタリカ/26歳）

＜第7試合　ラウェイ　80㎏　3分5Ｒ＞
△デーブ・レダック（カナダ／26歳　ILFJ80㎏王者、ラウェイ80㎏王者）-78.35kg
　時間切れ引分
△セイラス・ワシントン(ＵＳＡ／35歳　ラウェイ無差別級王者、PK-1インターナショナル王者、WPMF王者 etc.) -78.5kg

名王者のワンチャイやロンチョ―、ソー・ガマン、トゥントゥン・ミンなど元王者達が紹介されリングに上がった

＜第6試合　ラウェイ　71㎏　3分5Ｒ＞
△ソーゴー・ムード（ミャンマー／22歳　第1回LWC 72㎏王者）-70.55kg
　時間切れ引分
△ヌクリア・ハーディ（イラン）-69.85kg

＜第5試合　ラウェイ　68㎏　3分5Ｒ＞
○ピャン・トゥエ（ミャンマー／21歳　第1回LWC 67㎏王者、ゴールドベルト2015年71㎏王者ラウェイ無敗）-67.95kg
　2RKO ※セバスチャンに1Rダウン後レスト有、ダウン追加1　
●セバスチャン・ビラード（フランス）-68.38kg ※ピャン・トゥエ側が380gのオーバー許可

昨年67㎏で勝利、今年は68㎏で完勝のピャン・トゥェ

＜第4試合　ラウェイ　65㎏　3分5Ｒ＞
△ター・タル・タ・プィント（ミャンマー／22歳　ILFJ65㎏王者、第1回LWC 63㎏王者、2016年ゴールドベルト63.5kg王者）-62.9kg
　時間切れ引分
△ビクター・フーゴ・ナナス（ブラジル／30歳）

激戦の引分

6月のILFJ日本大会初勝利をあげた浜本“キャット”雄大がゲストとしてヤイダンスを披露した。

50歳オーバーのクラシカル・ラウェイデモファイトも行われた

＜第3試合　ラウェイ　60㎏　3分5Ｒ＞
○トゥン・ルインモー（ミャンマー／18歳　第1回LWC 60㎏王者）-61.35kg
　2RTKO ※頭突きによる出血
●アレクシィ・セレピソス（ニュージーランド）-59.75kg

アレクシィ・セレピソスも動きはよかったが頭突きカットで2RTKOとなる

＜第2試合　ラウェイ　57㎏　3分5Ｒ＞
○イェ・スィニ(ミャンマー／20歳　第1回LWC 57㎏王者、ゴールドベルト2015年51㎏＆2016年54㎏王者）-57.2kg
　3RKO ※ボディパンチ連打、グゥーンタ2Rダウン後にタイム有
●グゥーンタ（タイ）

60㎏以下トップクラスのイェ・スィニは完勝