[ファイトクラブ]幻の決勝戦〜飯伏ーケニー・オメガは何故回避されたか〜

[週刊ファイト8月24日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

※盆と正月は電子書籍ジャーナル[週刊ファイト]はお休みとなります。金曜8月11日発売の電子書籍はありませんが、ファイトクラブ公開中の記事は随時追加されています。

▼両国決戦直前! G1 CLIMAX 27はやはり北米侵攻へと繋がっていた!
 photo & text by こもとめいこ♂ 
・ぼんくらの証明 ケニー・飯伏戦回避こそが文民統制の証!
・東芝も風前の灯火 冬の時代に何故、元証券マンの木谷オーナーが東証を目指す?
・G1チケット大幅値上げ問題で実券観戦ライターが新日本プロレスを弁護
・株式公開を睨んでコーポレートガバナンスが内藤を王座に導く!
・好評『今日の岡』町田編

 故I・Y編集長が「間違ったものが何の前触れもなく脳細胞をよぎる」と、ベースボールマガジン社1994年刊『不在証明』で書いていらっしゃった。
 前田日明が試合直後にディック・フライを蹴り上げた衝撃を、力道山のサニー・マイヤースに対するブチ切れストンピングになぞらえた文章に出てくる言葉である。
 
 駆け出しのぼんくらライターである筆者ならよけい「間違ったもの」だらけであるが、自分のG1への間違いの正体に気付いた時はしばらく身体が硬直した。
 
「USヘビー級王者のケニー・オメガが恋人・飯伏とG1で闘えないのは、背広組の北米展開路線に対する現場の反発ではないか」

 飯伏のAブロック決勝進出が絶望になった浜松の結果をみてそう思った通りを書いたのだったが、G1のアレコレを思い描いていてそれがまったく逆の事だと思い当たったのである。

 恐らく新日の関係者からは大笑いされていた事だろう。

今日の岡 町田編
試合のなかったYL同士で…

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