(C)Road FC
7月15日(現地時間)に韓国・ソウルで『Road FC 040』が開催された。
韓国最大のMMA団体となったロードFCだが、日本や中国に進出している。今回は母国である韓国に戻ってのソウル大会となった。
今大会のメインは無差別級王座タイトルマッチだ。元K-1戦士であるモーだが、近年はMMAで活躍しており、このロードFCでも韓琉大巨人チェ・ホンマンをKOして初代王座に就き、初防衛戦ではカルロス・トヨタをKOして王座防衛と46歳という年齢ながら狂い咲いている。今回はカン・ドングクの挑戦を受けた。試合はモーの剛腕を恐れ、足を使って背を向けて逃げ回るドングクにレフェリーが消極的と減点のブルーカードを2枚も出すという荒れた展開に。なんとしてもグランドにとタックルするドングクだが、モーはそれを潰し剛腕を振り回して打撃で攻めまくる。なんとか1Rは耐えたドングクだが、2Rにタックルを潰したモーが上になってパウンドを落とすと何も出来ないドングク。レフェリーがストップし、モーが完勝のTKO勝利で王座防衛を果たした。
また日本選手が100万ドルトーナメントに参戦していたが、佐々木信治はKO負け、下石康太は一本勝ちした。
■ ROAD FC 040
日時:2017年7月15日(現地時間)
場所:韓国・ソウル
<無差別級王座タイトルマッチ>
○マイティ・モー(米国/王者)
2R 2分17秒 TKO
●カン・ドングク(韓国)
<100万ドルライト級トーナメント一回戦>
○クーカンクー・アームーユートゥーヴゥーシン(モンゴル)巌流島全アジア武術選手権大会のアマラー・フーハンヘーAmartuvshin Khuukhenkhuu
1R 1分22秒 KO
●佐々木 信治(日本)
<100万ドルライト級トーナメント一回戦>
○トム・サントス(ブラジル)
1R 0分7秒 TKO
●ナム・ウィチョル(韓国)
<100万ドルライト級トーナメント一回戦>
○ホニ・トーレス(ブラジル)
1R 2分19秒 キムラ
●エウヌル・アガエフ(ロシア)
<100万ドルライト級トーナメント一回戦>
○下石 康太(日本)
2R 3分07秒 リアネイキドチョーク
●パク・デソン(韓国)
<100万ドルライト級トーナメント一回戦>
○ムングントスズ・ナンディンエルデン(モンゴル)
1R 3分25秒 by TKO
●トニーニョ・フリア(ブラジル)
<100万ドルライト級トーナメント一回戦>
○マンスール・ベルナウイ(フランス)
1R 4分28秒 リアネイキドチョーク
●キム・チャンヒョン(韓国)
<100万ドルライト級トーナメント一回戦>
○シャミール・ザフロフ(ロシア)
判定
●レオ・クンツ(米国)
<100万ドルライト級トーナメント一回戦>
○バオ・インサン(中国)
2R 3分14秒 by TKO
●レッド・ロメロ(フィリピン)
<ミドル級 5分3R>
○キム・フン(韓国)
2R 0分38秒 TKO
●福田力(日本)
<女子フライ級 5分2R>
○ライカ(日本)
判定 2-1
●キム・ヘイン(韓国)
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▼ベラトールMSG侵攻直前! ヒョードルが見せた知られざる素顔と格闘技・百花繚乱
by 稲垣 收
・ヒョードルに4人の娘! 末っ子はなんと……
・自分が“史上最高の格闘家”だなどと思ったことは一度もない
・最も記憶に残っている2つの試合とは?
・復帰のために、ロシア連邦スポーツ省を退職し、すべてを賭けた
稲垣收の海外情報~先週末は土曜にKNOCK OUT、日曜にK-1さいたまスーパーアリーナ大会があり、シンガポールではUFCで元女子バンタム級王者ホーリー・ホルムが“必殺”左ハイでKO復活するなど、盛りだくさんの格闘技ウィークエンドだった。今週末も注目大会が続く。
ベラトールがNY初進出してマジソン・スクエア・ガーデン大会を行い、ヒョードルとヴァンダレイ・シウバらかつてのPRIDE王者たちが参戦。また、UFCオクラホマ・シティー大会ではミドル級に階級を上げた元ウェルター級王者ジョニー・ヘンドリックスが、岡見勇信をKOしたティム・ボーシュと対戦、元二階級王者のBJペンはデニス・シヴァーと激突する。特に注目なのは、NY進出を目前にヒョードルが語った知られざる事実だ。