(C)PWG
7月7日(現地時間)にカリフォルニア州レシーダでPWG Pushin’ Forward Backが開催された。
北米インディーにおける西海岸の雄であるPWG(プロレスリング・ゲリラ)、日本との関わりとしてはDRAGON GATEがアメリカ遠征で参戦した他に新日本プロレス、プロレスリング・ノア、DDTプロレスリング、WRESTLE-1、スターダムにPWG参戦経験を持つ外国人選手が参戦している。
今大会ではPGW世界王座が移動した。王者は日本でもお馴染みのザック・セイバーJr.で挑戦者はチカラプロレスなどで活躍したチャック・テイラーだ。2016年には大物アダム・コールに勝利するという大金星、その勢いでセイバーJr.の王座に挑戦するも敗れている。今回は2度目の挑戦となるが、もし今回、負ければ二度とPWG世界級王座へ挑戦できないという条件マッチとなった。試合はセイバーJr.が反則負けで王座防衛を狙うが、レフェリーはそれを認めず、反則裁定をとらない。結果30分近い激闘となり、最後はテイラーがオウフル・ワッフルを決めて勝利。テイラーが新王者に輝いた。
また、リコシェ、マイケル・エルガン、ヤングバックスなど日本馴染みのレスラー達も参戦。エルガンはタッグマッチでヤングバックスに勝利している。
■ PWG Pushin’ Forward Back
日時:2017年7月7日(現地時間)
場所:アメリカ・カリフォルニア州レシーダ
<PWG世界王座タイトルマッチ>
○チャック・テイラー(挑戦者)
ピンフォール
●ザック・セイバーJr.(王者)
<シングルマッチ>
○リコシェ
ピンフォール
●トレヴァー・リー
<4WAYマッチ>
○デズモンド・エグゼビア
ピンフォール
●デイブ・クリスト
サミ・キャラハン
ジェイク・クリスト
<トリプルスレットマッチ>
○キース・リー
ピンフォール
●リオ・ラッシュ
バレッタ
<タッグマッチ>
○ブライアン・ケイジ、マイケル・エルガン
ピンフォール
●ヤングバックス
<シングルマッチ>
○サミー・ゲバラ
ピンフォール
●レイ・ホルス
【海外情報の決定版!UFC実況解説者、稲垣 收】
▼paypal電子書籍ジャーナル毎週_金曜!銀行振込み対応!999円ファイトクラブ会員主要記事読めます
※開くごとに毎回パスワードを入れる必要ありますが、資料PDFとして手元スマホやパソコンに永久保存が可能な電子書籍になりました。
※440円電子書籍e-bookで読む(カード決済ダウンロード即刻、銀行振込対応)
▼ベラトールMSG侵攻直前! ヒョードルが見せた知られざる素顔と格闘技・百花繚乱
by 稲垣 收
・ヒョードルに4人の娘! 末っ子はなんと……
・自分が“史上最高の格闘家”だなどと思ったことは一度もない
・最も記憶に残っている2つの試合とは?
・復帰のために、ロシア連邦スポーツ省を退職し、すべてを賭けた
稲垣收の海外情報~先週末は土曜にKNOCK OUT、日曜にK-1さいたまスーパーアリーナ大会があり、シンガポールではUFCで元女子バンタム級王者ホーリー・ホルムが“必殺”左ハイでKO復活するなど、盛りだくさんの格闘技ウィークエンドだった。今週末も注目大会が続く。
ベラトールがNY初進出してマジソン・スクエア・ガーデン大会を行い、ヒョードルとヴァンダレイ・シウバらかつてのPRIDE王者たちが参戦。また、UFCオクラホマ・シティー大会ではミドル級に階級を上げた元ウェルター級王者ジョニー・ヘンドリックスが、岡見勇信をKOしたティム・ボーシュと対戦、元二階級王者のBJペンはデニス・シヴァーと激突する。特に注目なのは、NY進出を目前にヒョードルが語った知られざる事実だ。