ホジマール・トキーニョが一本勝ち!ファイトナイトグローバル70

(C)Fight Nights Global

 7月07日(現地時間)にロシア・ブリヤート共和国ウランウデで『Fight Nights Global 70: Palhares vs Ivanov』が開催された。
 このファイトナイツグローバルはロシアを中心とした東欧で精力的に大会を行なっており、過去にはアンドレイ・アルロフスキーなど大物も参戦しているのだが、UFCファイトパスで生中継もされた為、一躍、世界の格闘技ファンに知れ渡った(欧州ではテレビ生中継は以前から)。更にあのエメリヤエンコ・ヒョードルが試合した事で更に注目度が増している。またメジャーになった事で、UFCファイトナイトと混同を避けるため、ユーロ・ファイトナイツと呼ばれる事も増えてきた。
 今大会の、あのホジマール・トキーニョのファイトナイツグローバルでのデビュー戦となる。UFC、WSOFで圧倒的な強さで王者になるも、レフェリーが止めても技を解かない反則を繰り返す為、遂に両メジャー団体から追放されてしまい欧州に活躍の場を求めたトキーニョ。しかし欧州ではKO負けで2連敗という状態になっている。このトキーニョと対戦したのがファイトナイツグローバルで米国やブラジルからの刺客を迎え撃ってきたアレクセイ・イワノフだった。試合は、2Rにイワノフがトキーニョのタックルを潰したものの。グランドになった瞬間トキーニョが電光石火の足関節。これががっちり極まりイワノフはタップ。トキーニョがわずか38秒、得意のサブミッションで一本勝ちを果たして復活をアピールした。

■ Fight Nights Global 70: Palhares vs Ivanov
日時:2017年7月07日(現地時間)
場所:ロシア・ブリヤート共和国ウランウデ

<ウェルター級>
○ホジマール・トキーニョ(ブラジル)
 2R 0分38秒 レッグロック
●アレクセイ・イワノフ(ロシア)

<バンタム級>
○ヴァディム・ブセフ(ロシア)
 1R 2分41秒 TKO
●ヤンペグ・グオ(中国)

<ウェルター級>
△マクシム・ブトリン(ロシア)
 ドロー
△マイク・ヒル(カナダ)

【海外情報の決定版!UFC実況解説者、稲垣 收】
▼paypal電子書籍ジャーナル毎週_金曜!銀行振込み対応!999円ファイトクラブ会員主要記事読めます
※開くごとに毎回パスワードを入れる必要ありますが、資料PDFとして手元スマホやパソコンに永久保存が可能な電子書籍になりました。

※440円電子書籍e-bookで読む(カード決済ダウンロード即刻、銀行振込対応)

’17年06月29日号ポーゴ訃報スターダム新日猪木闇ラウェイ日本KnockOut町田光


▼ベラトールMSG侵攻直前! ヒョードルが見せた知られざる素顔と格闘技・百花繚乱
 by 稲垣 收
・ヒョードルに4人の娘! 末っ子はなんと……
・自分が“史上最高の格闘家”だなどと思ったことは一度もない
・最も記憶に残っている2つの試合とは?
・復帰のために、ロシア連邦スポーツ省を退職し、すべてを賭けた
 稲垣收の海外情報~先週末は土曜にKNOCK OUT、日曜にK-1さいたまスーパーアリーナ大会があり、シンガポールではUFCで元女子バンタム級王者ホーリー・ホルムが“必殺”左ハイでKO復活するなど、盛りだくさんの格闘技ウィークエンドだった。今週末も注目大会が続く。
 ベラトールがNY初進出してマジソン・スクエア・ガーデン大会を行い、ヒョードルとヴァンダレイ・シウバらかつてのPRIDE王者たちが参戦。また、UFCオクラホマ・シティー大会ではミドル級に階級を上げた元ウェルター級王者ジョニー・ヘンドリックスが、岡見勇信をKOしたティム・ボーシュと対戦、元二階級王者のBJペンはデニス・シヴァーと激突する。特に注目なのは、NY進出を目前にヒョードルが語った知られざる事実だ。