(C)TNA
7月6日(現地時間・放送日)に放送された『Impact Wrestling』は、PPV大会「スラミバザーリー2017」の結果を受けてインパクト・レスリングと買収したGFWの両ヘビー級王座を統一したアルベルト・エル・パトロンが、父親ドス・カラス、弟のイホ・デ・ドスカラスと共に王者になった事を喜び、家族への感謝を述べた。そこに現れたのは前王者であるラシュリーだ。ラシュリーは当然、王座へのリマッチを要求。そして王座を落とす要因となったドス・カラスを挑発すると、ドス・カラスはなんとラシュリーをひっぱたいたのであった。それを不敵な笑みで受け止めたラシュリーの要求が通り、メインで王座戦が決定した。
王座戦では、ラシュリーが圧倒。パトロンのコーナーポストからの攻撃をカウンターのスピアーで迎撃すると、パトロンを叩きつけ、必殺のスピアーを狙う。パトロン絶体絶命のピンチだったが、そこに現れたのが、コナン率いるLAX(ラテン・アメリカ・エクスチェンジ)だった。集団でラシュリーに襲いかかり、反則のローブロー。当然、パトロンの反則負けとなるが、コナンはLAXの新メンバーはパトロンだとマイクアピール。そしてラシュリーの攻撃で完全にグロッキーで動けないパトロンを抱えて引き上げていったのだった。パトロンは本当にLAX入りするのだろうか?今後のインパクトレスリングから目が離せないだろう。
■ Impact Wrestling
日時:2017年7月6日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ・フロリダ州オーランド
<統一ヘビー級王座タイトルマッチ>
○ボビー・ラシュリー(挑戦者)
反則
●アルベルト・エル・パトロン(王者)
※反則なので王座移動なし
<ノンタイトルマッチ>
○シエナ
ピンフォール
●レベル
<スーパーXカップ>
○デズモンド・シャビエル
ピンフォール
●アドリアス・イブラヒム
<シングルマッチ>
○マット・サイダル
ピンフォール
●ブラントン・サッター
<8人タッグマッチ>
○VOW、グラド、エディ・エドワーズ
ピンフォール
●イーライ・ドレイク、クリス・アドニス、ファラハ・バハ、マリオ・ボカラ
<ノンタイトルマッチ>
○サンジェイ・ダット
ピンフォール
●カレブ・コンリー
【海外情報の決定版!UFC実況解説者、稲垣 收】
▼paypal電子書籍ジャーナル毎週_金曜!銀行振込み対応!999円ファイトクラブ会員主要記事読めます
※開くごとに毎回パスワードを入れる必要ありますが、資料PDFとして手元スマホやパソコンに永久保存が可能な電子書籍になりました。
※440円電子書籍e-bookで読む(カード決済ダウンロード即刻、銀行振込対応)
▼ベラトールMSG侵攻直前! ヒョードルが見せた知られざる素顔と格闘技・百花繚乱
by 稲垣 收
・ヒョードルに4人の娘! 末っ子はなんと……
・自分が“史上最高の格闘家”だなどと思ったことは一度もない
・最も記憶に残っている2つの試合とは?
・復帰のために、ロシア連邦スポーツ省を退職し、すべてを賭けた
稲垣收の海外情報~先週末は土曜にKNOCK OUT、日曜にK-1さいたまスーパーアリーナ大会があり、シンガポールではUFCで元女子バンタム級王者ホーリー・ホルムが“必殺”左ハイでKO復活するなど、盛りだくさんの格闘技ウィークエンドだった。今週末も注目大会が続く。
ベラトールがNY初進出してマジソン・スクエア・ガーデン大会を行い、ヒョードルとヴァンダレイ・シウバらかつてのPRIDE王者たちが参戦。また、UFCオクラホマ・シティー大会ではミドル級に階級を上げた元ウェルター級王者ジョニー・ヘンドリックスが、岡見勇信をKOしたティム・ボーシュと対戦、元二階級王者のBJペンはデニス・シヴァーと激突する。特に注目なのは、NY進出を目前にヒョードルが語った知られざる事実だ。