ACB、ファイトナイツ、アフマット、ロシアMMA3大会!

(C)Absolute Championship Berkut

 5月20日(現地時間)にロシア・サンクトペテルブルクで『ACB 61: Balaev vs. Bataev』が開催された。
 このアブソリュート・チャンピオンシップ・ベルクートは2012年から精力的に大会を開催してきたロシアのMMA団体で、ロシア人同士だけではなく、ロシア勢が(ロシアから見て)海外勢と対戦するカードも多く組まれる国際的な大会だった。しかし、最近はチアゴ・シウバ、ポール・ブエンテロ、マイク・カイルという世界的に有名な元UFCファイターと契約し、ロシア対世界ではなく、ワールドワイドなMMA団体となり、2017年1月には遂にアメリカ進出も果たした。
 そして今大会はメインでフェザー級王座戦が組まれた。王者は遅咲きのマラー・バラエフで、同じくACB育ちのアドラン・バタエフの挑戦を受けた。試合はスタンドの展開が続き、前に出るバラエフに対し、バタエフは下がりながらも的確に打撃を当てていく。試合は判定にもつれ込み僅差で被弾しても前に出ていた王者バラエフが判定勝ち。バラエフは判定を聞くと泣き崩れて勝利を喜んだ。
 また、コマンドサンボ世界王者アルマン・オスパノフが中島太一と対戦し、強烈な後ろ回し蹴りでKO勝ちしている。

■ ACB 61: Balaev vs. Bataev
日時:2017年5月20日(現地時間)
場所:ロシア・サンクトペテルブルク

<フェザー級王座タイトルマッチ>
○マラー・バラエフ(王者/ロシア)
 判定 2-1
●アドラン・バタエフ(挑戦者/ロシア) 

<ミドル級>
○アレクセイ・ブトリン(ロシア)
 1R 4分04秒 TKO
●二コラ・ディプチコフ(ブルガリア) 

<ウェルター級>
○ベスラン・イサエフ(ロシア)
 1R 0分33秒
●エルヴィス・ムタプシッチ(ボスニア) 

<ウェルター級>
○アルバート・トメノフ(ロシア)
 1R 0分46秒 TKO
●イズマエル・デ・ジーザス(ブラジル) 

<フェザー級>
○アルマン・オスパノフ(カザフスタン)
 2R 1分35秒
●中島太一(日本) 

<フェザー級>
○ルイス・パロミーノ(ペルー)
 判定
●マルコス・ヴィニシウス・シュミッツ(ブラジル)


(C)WFCA

 5月21日(現地時間)にロシア・グロズヌイで『WFCA 38: Battle in Grozny』が開催された。
 このアフマット・ファイト・ショーはロシア・東欧で開催するキックとMMAの混合イベントで過去にはあのバダ・ハリやザビット・サメドフ、カタリン・モロサヌなど大物キックボクサーが参戦している上に、MMAレジェンドであるギルバート・アイブル、リコ・ロドリゲス、トラビス・フルトンなども参戦している。そしてアフマット・ファイト・ショーから、更に世界的なMMA団体とする為、WFCA(ワールド・ファイティング・チャンピオンシップ・アフマット)に大会名を変更して更に力を増している。
 今大会では3大タイトルマッチが組まれ、3階級ともアフマットのロシア人王者が、元UFC、元ベラトールというメジャー団体経験者を挑戦者に迎え討っての王座戦となった。ヘビー級王座戦は、日本のライジンにも参戦したジェロニモ・ドス・サントスにも勝利しているゼリムハン・ウミエフで元ベラトール戦士ヴァージル・ズィッカーを挑戦者に迎えたが、なんと秒殺勝利。スタンドでウミエフが攻め込み、金網を背にしたズィッカーがキックを出してくるとそれを掴んでテイクダウンに成功するウミエフ。そのまま上になってキムラを極めるとズィッカーはタップ。ウミエフが一本勝ちで王座防衛を果たした。残りのミドル級とウェルター級も元UFC戦士を迎え撃ったアフマット王者が勝利している。

■ WFCA 38: Battle in Grozny
日時:2017年5月21日(現地時間)
場所:ロシア・グロズヌイ

<ヘビー級王座タイトルマッチ>
○ゼリムハン・ウミエフ(王者/ロシア)
 1R 1分14秒 キムラ
●ヴァージル・ズィッカー(挑戦者/米国)

<ウェルター級王座タイトルマッチ>
○ベスラン・ウシュコフ(王者/ロシア)
 判定 2-1
●イルデマール・アルカンタラ(挑戦者/ブラジル)

<ミドル級王座タイトルマッチ>
○マゴメド・アンカラエフ(王者/ロシア)
 1R 3分33秒 TKO
●ワグナー・プラド(挑戦者/ブラジル)


(C)Fight Nights Global

 5月21日(現地時間)にダゲスタン共和国で『Fight Nights Global 66』が開催された。
 このファイトナイツグローバルはロシアを中心とした東欧で精力的に大会を行なっており、過去にはアンドレイ・アルロフスキーなど大物も参戦しているのだが、UFCファイトパスで生中継もされた為、一躍、世界の格闘技ファンに知れ渡った(欧州ではテレビ生中継は以前から)。更にあのエメリヤエンコ・ヒョードルが試合した事で更に注目度が増している。またメジャーになった事で、UFCファイトナイトと混同を避けるため、ユーロ・ファイトナイツと呼ばれる事も増えてきた。
 今大会のメインはミドル級トーナメントの決勝戦で、共にファイトナイツ育ちのアブスピヤン・アリハノフとハリド・ムタザリエフで争われた。試合はスタンドの展開が続き、最後は4Rにアリハノフの右ボディでムタザリエフが悶絶する様にダウン。追撃のパウンドをレフェリーがストップし、アリハノフがTKO勝利でトーナメントを制した。また、セミファイナルでは元UFC戦士同士の対戦となるガサン・ウマラトフとデウソン・エレーノが対戦。スタンドで追い込まれたエレーノがタックルに来たのをウマラトフが潰し、膝蹴りからパンチでダウンを奪う。グランドで亀の状態になるエレーノを殴り続けるウマラトフをレフェリーがストップし、ウマラトフがTKO勝利となった。

■ Fight Nights Global 66
日時:2017年5月21日(現地時間)
場所:ダゲスタン共和国マハチカラ

<ミドル級トーナメント決勝>
○アブスピヤン・アリハノフ(ロシア)
 4R 0分53秒 TKO
●ハリド・ムタザリエフ(ロシア) 

<ミドル級>
○ガサン・ウマラトフ(ロシア)
 1R 4分30秒 TKO
●デウソン・エレーノ(ブラジル) 

<ウェルター級>
○マゴメド・ヌロフ(ロシア)
 2R 2分37秒 TKO
●パナヨティス ・ストロウプリス(ギリシャ) 

<ミドル級>
○アルグン・アフメドフ(ロシア)
 2R 4分43秒 TKO
●デズ・パーカー(イングランド) 

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▼9・23 UFCジャパンにも参戦? 野生児・石原夜叉坊 。覇王マクレガーとの共通点は?
 by 稲垣 收
・「モテるために戦う!」夜叉坊。決めゼリフは「アイラブユー、マイビッチズ!」
・覇王マクレガーも“有言実行”男
・ともにサウスポーのハードパンチャー
・マクレガー、スーパーカーの前でパンツ一丁
・夜叉坊のルームメートは、あの王者!
 稲垣收のUFC情報~9月23日にさいたまスーパーアリーナでUFCジャパンが2年ぶりに開催されると発表された。同大会には”セクシー・ダイナマイト”中井りんのほか、”野生のKOパンチャー”石原夜叉坊の参戦も期待される。そんな夜叉坊には、メイウェザー戦がいよいよ現実味を帯びてきた”UFCの覇王”マクレガーと意外な共通点が。