(C)Titan FC
5月19日(現地時間)にフロリダ州ペンブロークパインズで『Titan FC 44: Torres vs. Sharipov』が開催された。
UFC、ベラトール、WSOFに次ぐ北米第4のメジャー団体となっているタイタンFCは全米生中継だけでなく、UFCファイトパスでも中継されている。その為か、UFCの大会と同日同時刻に重ならない様に開催されるようになった。一応、他団体ではあるが、ベラトールの様にUFCと敵対している訳ではなく、協力体制という感じだ。
今大会は、バンタム級王座戦が行われた。王者ファカド・シャリポフにホゼ・トーレスが挑戦するのだが、トーレスは現ライト級王者で階級を下げての挑戦という事もあり、挑戦者であるトーレスの方が王者であるかのような演出となっていた。この状態に奮起したシャリポフは1Rにパンチでトーレスからダウンを奪ったものの、トーレスは立て直し、その後のラウンドはポイントを稼いでいく。結果、判定でトーレスが勝利。トーレスがバンタム級王座を奪い2階級制覇となった。
また暫定ライト級王座決定戦が組まれカート・ホロボウと日本でも活躍したJZ・カバウカンチが対戦。当然、寝技に持ち込みたいカバウカンチだが、ホウボウも警戒し、お互いに上を取ったり取られたりの展開となる。しかし、最後はスタミナの切れてきたカバウカンチのバックマウントを制したホウボウがパウンド連打でTKO勝利。ホウボウが新王者に輝いた。
■ Titan FC 44: Torres vs. Sharipov
日時:2017年1月21日(現地時間)
場所:アメリカ・フロリダ州ペンブロークパインズ
<バンタム級王座タイトルマッチ/5分5R>
○ホゼ・トーレス(挑戦者/米国)
判定 3-0
●ファカド・シャリポフ(王者/キルギス)
<暫定ライト級王座決定戦/5分5R>
○カート・ホロボウ(米国)
4R 2分45秒 TKO
●JZ・カバウカンチ(ブラジル)
<バンタム級/5分3R>
○グレイドソン・デジーザス(米国)
判定
●エディル・テリー(ベネズエラ)
<ミドル級/5分3R>
○マイケル・コーラ(米国)
1R 2分11秒 TKO
●ウィリアム・スタークス(米国)
<フライ級/5分3R>
○ホルヘ・カルボ・マルチン(コスタリカ)
判定
●ブルーノ・メスキータ(ブラジル)
(C)LFA
5月19日(現地時間)にミネソタ州プライヤーレイクで『LFA 12: Krantz vs. Neumann』が開催された。
このLFA(Legacy Fighting Alliance)は、アクセスTVで全米に生放送されていたレガシーFCとRFAが合併された新団体である。レガシーFCのミック・メイナード社長が2017年よりUFCのマッチメーカーに就任する事になり、それに伴い同じアクセスTVで生放送されていたRFAと合併となった。共に全米で生放送されていた為、北米中堅MMA団体でも注目度が高く、レガシーFC、RFA共に王者になるとUFCやベラトールというメジャー団体との契約出来る事が多い。更に日本のアベマTVでの放送された為、日本でも知名度が上がっている。
今大会のメインはウェルター級王座決定戦が行われデリック・クランツとベン・ノイマンで争われた。クランツはレガシーFC育ち、ノイマンはRFA育ちなので、いわばレガシーFCとRFAの対抗戦という感じだ。試合はクランツがパンチでノイマンをKOして新王者に輝いた。
■ LFA 12: Krantz vs. Neumann
日時:2017年5月19日(現地時間)
場所:アメリカ・ミネソタ州プライヤーレイク
<ウェルター級王座決定戦/5分5R>
○デリック・クランツ(米国)
2R 0分55秒 TKO
●ベン・ノイマン(米国)
<ミドル級/5分3R>
○チェイス・ウォルドン(米国)
判定 2-1
●カリー・バターフィールド(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○チャド・カリー(米国)
2R 0分59秒 TKO
●カイル・カーツ(米国)
<ライト級/5分3R>
○ジェフ・ピーターソン(米国)
判定 3-0
●ボビー・リー(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
○ジュリアン・マルケス(米国)
1R 1分06秒 TKO
●キャメロン・オルソン(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ネイト・ジェネーマン(米国)
1R 4分50秒 ギロチンチョーク
●デミオン・ヒル(米国)
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▼9・23 UFCジャパンにも参戦? 野生児・石原夜叉坊 。覇王マクレガーとの共通点は?
by 稲垣 收
・「モテるために戦う!」夜叉坊。決めゼリフは「アイラブユー、マイビッチズ!」
・覇王マクレガーも“有言実行”男
・ともにサウスポーのハードパンチャー
・マクレガー、スーパーカーの前でパンツ一丁
・夜叉坊のルームメートは、あの王者!
稲垣收のUFC情報~9月23日にさいたまスーパーアリーナでUFCジャパンが2年ぶりに開催されると発表された。同大会には”セクシー・ダイナマイト”中井りんのほか、”野生のKOパンチャー”石原夜叉坊の参戦も期待される。そんな夜叉坊には、メイウェザー戦がいよいよ現実味を帯びてきた”UFCの覇王”マクレガーと意外な共通点が。