■ REINA女子プロレス『超WONDERFUL!2017』
日時:5月18日
会場:新木場1string 観衆143人
▽オープニング
試合に先立ち、所属選手が恒例の挨拶。
真琴「ご皇族の眞子さんがご婚約になりましたので、私マコさまも婚約できるようにがんばっていきたいと思います」
そして各選手が試合への意気込み。
泰里「きょうは藤田あかねさんとシングルです。身長差はそんなに変わらないと思うんですけど、体重差は変わると思うのでわたしの身軽さを武器に戦っていきたいです」
茉莉「今日は真琴さん、235さんと組んでやらせていただきます。今月いっぱいで235さんが引退されるということで、でも試合をするのははじめてなので、お見送りのはなむけとして一緒に勝利を祝いたい」
結奈「休業前のラストとなりますが、伊藤さん、いままで戦ってきたなかで体重一番重い相手だと思います。でもセクシーに戦って、セクシーに散りたいと思います」
と、それぞれ試合に向けてのコメントをしたところで、
真琴が「今日は大会盛りあえるためにあるかたを盛り上げたいと思います」とすると日向が登場。
日向は元気よく、
「何をしたら盛り上がるかと思ったわけですよ。プロレスといえば、みなさんの大きな声ですね。元気があれば何でもできる。というわけで、プロレスの試合というのはみなさんの声援で成り立っているので、一緒に声だし練習をやってくれますかー」
と発声練習を開始。各選手とファンによる声出し練習で会場は一体となった。
<①シングルマッチ~SweetJewel~20分1本勝負>
○藤田あかね
8分14秒テキサスクローバーホールド
●泰里
まずは藤田がヘアホイップからコーナーに泰里を押し込んで体重を浴びせていく。そしてロープに絡めてのチョップを連打。何度も泰里の胸元に打ち込むと、赤々と染まっていく。さらにキャメルで絞っていく。泰里はチョップを切り返すと、ドロップキックを連発していく。さらに619からのフライングボディアタックを敢行する積極的な攻めを見せる。
その後、ナックル合戦から、泰里がコーナードロップキック。これを切り返した藤田も逆片エビ。泰里は丸め込みの連打で追い込んでいくがいづれもカウント2で返される。これを返した藤田がテキサスクローバーホールドでギブアップを奪った。
<②3WAYマッチ~”レスラーも見た目が100%?”ステキ女子決定戦30分1本勝負>
○チェリー
9分59秒体固め
●沙紀
※寧々に倒されたチェリーがそのまま押さえ込む
もう一人は寧々∞Dai
誰が一番”ステキ女子”なのかを決める3WAYマッチ。まずはセクシーな声で「お願いします」と握手を求めた沙紀に二人も応える。3人による手四つ合戦からチェリーが二人を相手にネックブリーカー。ならばと沙紀もチェリーと寧々にフェイスバスター。寧々も二人相手にダブルドロップキック。
ここでチェリーが「あんたよく見たら男でしょう」
と、寧々にアピール。
「そんなこと言ったらあんたもオバサンだぞ」と寧々も禁句で言い返す。
言い合いになる中、なぜかチェリーと寧々が共闘。沙紀に対して首四の字と足四の字を決めあう。再び「なぜ女子プロのリングに上がってんだ、てめえ」とチェリーはアピール。そして、「こんな醜い戦争終わりにする」とチェリーは倒れて3カウントを取らせようとするが、これは誘い水で寧々がフォールに行くと首固めに切り返す。これに怒った寧々はチェリーを蹴散らし、沙紀に攻撃を加えていく。
しかし沙紀も切り返すと、カンパーナ。蘇生したチェリーが足を差し出し、寧々の顔面を踏みつける。沙紀はブレンバスターで寧々を投げると、チェリーが姑息にも横取りフォール。これに怒った沙紀とチェリーがやりあう。寧々は場外へ転落。その間にチェリーは熟女でドーン! しかし、チェリーの足を寧々がすくって場外へ転落させる。その間に寧々は二ールキックからのブレンバスターで沙紀を追い込んでいく。さらにムーンサルとを繰り出すも、チェリーがカット。ここで寧々がチェリーにパンチを浴びせると、その反動でチェリーが倒れ、たまたま沙紀の上に乗った状態となり、そのまま3カウントを奪った。
よって”ステキ女子”はチェリーに決定。
ここで誕生日ソングが流れ、5月14日に誕生日を迎えたチェリーに対してREINAからケーキの贈呈。チェリーは「23歳になりましたー!」と喜んだ。
<③シングルマッチ~Midnight Temptation>
○中森華子
9分7秒 フィッシャーマンズバスター⇒エビ固め
●松本都
序盤からY字ポーズを決めていく都。そして強引に中森へ決めようとするが、これは阻止される。観客から「エーッ!」の声。すると、中森を倒すとセコンドの藤田も加えてのお転婆ダッシュ。今井レフェリーもなぜか加わる。これに怒った中森は場外でイス攻撃。さらにミドルキックを連打。しかし都はこれを逃れると、新木場内を一周して攻撃を仕掛けようとしたがあっさりかわされる。リング上に戻ると、中森は背中と正面へのキック。さらにロープに貼り付けると、ミドルキックを連打。都はこれをかわし、中森をとらえるとクロスチョップ。そして「オニババー!」と叫んでのランニングエルボー。さらに「行くぞ、松本都、14歳ー」とコーナーアタックを決める。一斉に起きる「エーッ」の声。
ミドルキックで流れを変えた中森はミサイルキックからのフィッシャーマンへつないでいく。中森は「終わりー」と叫ぶとトップロープへ。これに気づいた都がトップロープ上での卍固め。さらにボディアタックとつなぐ。そして卍固めを今度はリング内で決めるも、中森はゆるやかにロープサイドへ。中森はシャイニングウイザード。都はスイングブレイドからシャイニングウイザードでやり返す。
そして中森のバックに周り、Y字を決めるとみやここクラッチへ。これを返した中森はミドルキックから顔面をハイキックで殴打。最後はフィッシャーマンズバスターで貫禄の3カウント。そしてリング中央で中森自らY字ポーズを決めた。
<④ダブルメインイベント:REINA女子プロレス旗揚げ6周年記念スペシャル6人タッグマッチ~Steady go!60分1本勝負>
○日向小陽 小林香萌 長崎まる子
12分40秒 ニョキニョキロール
●茉莉 真琴 235
各選手一人づつ入場の中、一番最後に235が登場。紙テープが四方から舞った。まずは235が「いきますー!」と手を上げて先発へ。日向と相対すると大声を上げ合う。235はボディアタックを先制ヒットといい流れを作る。その後は、日向組が235をとらえて連続攻撃。トレイン攻撃では味方である真琴、茉莉も加わり、セコンドの都、藤田も加勢してのお見送り攻撃。
その後、235から真琴にタッチ。真琴がまる子にキックからボディアタックを慣行。さらにブレイジングチョップを決めるも、まる子もドロップキックで対抗。ここで、日向と小林が連携で真琴を攻め立てる。小林は真琴にドロップキックからミサイルキックとつなぎを見せる。そしてフィッシャーマンへ。真琴も人間風車固めで反撃すると、さらにニードロップへ。小林も回転エビで逆襲するが、真琴もスピアー。続いて茉莉と日向に。茉莉はもキック攻撃からリバースカンパーナ。
日向もおんぶ式スリーパーに決めるも、茉莉はそのままコーナーにぶつける。日向は腕ひしぎへと移行。さらに腕固めへ。6人が入り乱れる中、茉莉がハイキックもカウント2。ここで日向は逆さ押さえ込みからマヒストラルで茉莉を仕留めた。
試合後は5月12日に誕生日を迎えた小林に誕生日ケーキを贈呈。そして235には花束が贈呈された。
最後に235があいさつ。
「今日は卒業ということで、真琴さんに急遽呼んでいただいてありがとうございます。プロレスラーになって初めて新木場で
試合をしました。最後に試合ができてよかったです。31日まで悔いなく、プロレスラーを全うしたいと思います」
<⑤ダブルメインイベント:結奈ラストマッチ~To Tomorrow 30分1本勝負>
○伊藤薫
1分34秒 ラリアット⇒体固め
●結奈
<再試合 30分1本勝負>
○伊藤薫
8分53秒 ラリアット⇒体固め
●結奈
おなじみの尻振りダンスで登場の結奈。いったんラストとなる一戦は伊藤薫との大一番。
まずはセクシーアピールを決める結奈だが、伊藤は微動だにせず。ならばとセクシーポーズのまま、にじみ寄る結奈にキックを叩き込むが結奈もこれを切り返して、ヒップバットを連打。そしてコーナーの伊藤に匍匐前進の結奈だが、伊藤は「なめんなー!
」とラリアット一発。あっけなくカウント3が入った。
試合後、「おい、てめえふざけたことばかりやってんじゃねえぞ。どんなキャラなのか知らないが、この試合を受けた私には責任がある。やる気がないんだったらやめちまえ」と伊藤が叱咤。これに結奈が「やらしてください。このままじゃ終われません」と嘆願し、再試合のゴングが鳴った。
結奈はいきなりのドロップキックを連打。ナックルで前に出るが伊藤の重い1発のナックルで倒される。そして逆エビに決める伊藤。結奈は必死にロープへ。伊藤は再びリング中央に引きすり、キャメルクラッチ。しかし結奈はボディアタックで反撃するも、伊藤が捕らえ、逆エビに再び捕らえる。結奈は必死にロープに逃れるが、それでもまたも逆片エビ。ガッチリとらえられるも、またも必死にロープへと逃れる結奈。なんとかロープに逃れると低空のドロップキックで反撃開始。そしてミサイルキックへ。
ファンの声援の後押しで再度コーナーからのミサイルキック。結奈はブレンバスターを狙うも、伊藤が逆転する。「上げてみろー」と伊藤が吠えると、強引に持ち上げようとする結奈。伊藤は逆に持ち上げるとロープに放り投げる。そしてスライディングキックで場外へ落とす。場外戦をはさみ、再びリング上。結奈に全体重のラリアットをぶち込んでフィニッシュとなった。
伊藤は試合後、結奈の肩を抱きかかえると、健闘を称え二人一緒に観客へ礼をした。
ここで結奈が帰ろうとするところへ、同期の茉莉がマイク。
「結奈ちゃん、休業前のラストマッチお疲れ様でした。結奈ちゃんとは練習生になった日も、初めて練習した日も、デビューした日も一緒で、それから先輩たちが離れてしまって真琴さんと結奈ちゃんと3人になって。泰里ちゃんも増えたけど、結奈ちゃんが休業してしまうのはさびしいです。でもこれからも結奈ちゃんの帰りを待ってREINAをもりあげていきたいと思います。結奈ちゃんありがとうございました」
結奈も再びリングに上がってマイクを持つ。
「言う言葉が見つからなくて・・・試合前から泣きそうで。ここまで茉莉さんと一緒にがんばってきて…ファンの人や選手、スタッフの人がいたから結奈といううレスラーができあがったので、ここを離れるのは身を切られるほど辛いです。でも人生山あり谷ありだと思います。いまは谷だと思いますけど、かならず戻ってきます」
真琴が「必ずREINAに戻ってきてくださいね」と花束を贈呈すると結奈は号泣。
「結奈さんがしばらくいなくなりますけど、私がもっとセクシーになってがんばります」と真琴いえば、茉莉、結奈も手を上げ、
セクシーフィナーレとなった。
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